高千穂・真名井の水を豊受大神のご神前に(その4・懐良親王と出会う編) | かんながら

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旅の記録です

八代神社の宮司さんとお話ししていて、中宮は近くにあり、お水も汲めるということなので、行ってみることにした。

 

 

中宮に向かう道の途中に、御陵らしきものを発見。

懐良親王(かねなが・かねよし しんのう)という方の御陵。

 

懐良親王は、調べると後醍醐天皇の子、征西大将軍、とある。

(九州ではとくに有名で、この先も旅の途中に何度も出会う重要人物だったのだが)

 

 

なぜか、近所にこの御陵をお守りしているお寺があるような気がした不思議。

 

 

 

 

 

中宮は八代神社から車で5分くらいのところにある。

 

 

 

 
 
近所の方が手水舎もきれいにお掃除されていた。
 

 

 

 
きっと御陵をお守りしている寺がある、そう思ったお寺は悟真寺というお寺だった。
 

 

 

 
九州のお寺には福岡の友人が案内してくれたのが最初で、もうどこのお寺だったか忘れてしまったが、「ここが空海が瞑想していたお堂だよ」と言われてたまげたことがある。
 
本当かどうかは確認していないのでわからないけれど、九州のお寺は古くて妙に落ち着くお寺が多いのは確かだ。
 
こちらもそんな感じの古さで、お庭も美しくて天皇家ゆかりの方がいらしたと言われるとそうかもしれないと思うような、素敵なところであった。
 
 
 

 

 

境内に、運送会社さんのトラックが止まっていたので、住職さんのご家族のお引越しかなと思っていたら、博物館の展示を終えて御本尊がおかえりになるところに居合わせるという幸運にあやかり、ありがたいことに、普段はご開帳されていない御本尊様と、懐良親王そのお方を近くでおまいりさせていただけました。

 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

御陵にお詣りにいくと、光の祝福をうけました。

 

 

 

 

(つづく)