分杭峠から🚗で1時間くらいで「諏訪大社上社前宮(すわたいしゃかみしゃまえみや)」到着。
本宮に向かう途中に前宮がありました。
諏訪信仰発祥の地
御祭神が最初に居を構えられ、全国の諏訪信仰発祥の地
鳥居から傾斜があり社殿まで100mほど登り坂です。
御祭神
建御名方神(たけみなかたのかみ)
大国主命の息子
古来より風・水の守護神で五穀豊穣を祈る神。出雲の国譲りのとき、武の神タケミカヅチに果敢にも挑み、諏訪の地に封じ込められてしまった神様。 このため劣勢の状況でも容易には屈しない、強い武威を示す神様。
日本三軍神の一人。
現在は生命の根源・生活の源を守神として厚く崇敬されています。
社殿は昭和七年伊勢の神宮の御用材を以て建られたものです。
ここの境内には諏訪大社の宮司を務める諏訪氏が居館を構え、祭祀と政治を一つに運営していました。
文明十五年(1483年)正月、大祝家と諏訪総領家の争いで一時聖地が穢れたことがありましたが、清地にかえし大祝の居館として後世まで続きました。
後、この居館は他に移りましたが、上社の重要な神事のほとんどの祭儀は引き続いてこの神原(ごうばら)で行われてきています。
境内にはそのころの遺構が残っており、一帯は県の史跡に指定されています。
境内には小川が流れており、せせらぎの音で癒されます。寒いけど日の光が暖かい✨☀️
木々の幹も太く苔もたくさんついていて、古くから大事にされていた事が伺えます。
社殿の四隅の「御柱」
「式年造営御柱大祭(しきねんぞうえいみはしらたいさい)」
7年ごと、寅と申の年に行われます。
平安初期の桓武天皇(781~806)の時代、今から1200年以上前から続いているとか。
茅野市の御小屋山にある社有林から三十年ぶりに調達した樹齢200年程のモミの巨木を曳き建てられました。
数百年年輪を重ねた太い幹が使われています。
御柱が世界の四隅を支える柱を象徴しています。
建立の終わった御柱が倒れたり傾いたりすると、世の中に不吉な出来事がおきる、という言い伝えが諏訪にはあるそうです。
中日新聞より
「建御柱、皆さまご無事でお願いだー」と木遣(や)りの声が伸びやかに響かせたそうです。
末社 若御子社(わかみこしゃ)