「恐竜の卵 恐竜の誕生に秘められた謎」展 大阪市立自然史博物館 | アメ太郎、パン次郎とググ&おチビ

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1億6000万年以上繁栄し続けた恐竜。

近年、世界中で恐竜の卵や巣が数多くみつかり

恐竜が独特の産卵、子育てをしていたことがわかってきました。

「恐竜の卵」展では

中国・浙江自然博物館の恐竜コレクションをはじめとして

世界中から集まった恐竜の卵や巣の実物化石などを展示、

産卵から生まれるまでの過程などを

最新の研究を踏まえて紹介しています。

 

注目①

卵の化石を触ることができます!!

これまで大勢の人が触ってきたためにツルツルの部分もありますが、

ごつごつした部分が注目点です。

 

注目②

恐竜の卵にも様々な形や大きさがあります。

大きいもの長いもの小さいもの丸いもの、まさに多種多様です。

どれがどの恐竜の卵なのか、これを見極めるのは難しい作業なんだそうです。

 

杯(恐竜の赤ちゃん)が入っている様子がわかる卵も。

 

卵の大きさ約60㎝、巣の大きさは直径2m。巣の内側の空間は約1m。

大型のオヴィラプトロサウルス類の巣であることが判明しました。

親は内側の空間に座り込み、巣を保護していたとみられています。

羽毛恐竜・トロオドン

トロオドンの模型です。

お腹の部分には、抱卵班があります。

今の鳥には親鳥のお腹の羽毛が抜けて皮膚が露出した、卵を温めるための部位、抱卵班があります。

血管が集まって温度が高くなる部分で、そこに卵にピタッと引っ付けて、熱を伝えるそうです。

トロオドンにも、そういう部位があったのではと推測されています。

集団で卵を産み、守り、温めていた様子が動画で紹介されています。
 
この姿を見ると、恐竜は鳥に近い、といわれる理由がわかります。
 

産みっぱなし→保護する→温める という、進化が見て取れる展示となっています。

 

注目③ 日本初公開!

今回日本初公開の化石がいくつも展示されています。

その一つがこちら、隣り合って発見された2つの巣です。

高さが違うことから同時期の物ではない、と考えられています。

つまり、卵みやすい、条件のいいところは限られていて、

同じところに何度も巣が作られていくという状況が推測できます。

 

 

 

会場のラストでは子育て恐竜のロボットも登場。

 

恐竜とその卵の魅力に浸ってください!!

 

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大阪市立自然史博物館↓

http://www.mus-nh.city.osaka.jp/

 

講演会やギャラリートークも行われます。

こちらも是非。

 

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「恐竜の卵 〜恐竜誕生に秘められた謎〜」展

大阪市立自然史博物館で

5月6日(日)まで開かれています。

 

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