九十歳。何がめでたい | ジュニのマイペースdiary♡

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大好きな観劇(宝塚&ミュージカル)の事をマイペースに綴っています(*'▽'*)


今日はお仕事がお休みだったので、本日公開の映画『九十歳。何がめでたい』を観てきました音譜


原作の佐藤愛子さんのエッセイが好きだったので、映画化すると知ってから楽しみにしていました飛び出すハート


監督が『老後の資金がありません』の前田監督で

主演が草笛光子さん。絶対に面白いに違いないですよねウインク


兎に角、草笛光子さんが素晴らしかったキラキラ

草笛光子生誕90年記念映画

と、謳っている通り、実年齢も90歳。


普段の草笛光子さんは、背筋がピンとしてハイヒール👠を履いていて。とても90歳には見えません。


草笛さん演じる佐藤愛子先生が断筆宣言をして、生き甲斐をなくした所から物語は始まるのですが。そのシーンでは、普通の90歳のお婆ちゃんに見えて、女優さんって凄いなぁって思いました。


唐沢寿明さん演じる編集者に熱心に依頼をされて、エッセイを書くことにするのですが、書くことによって、生き生きとして来る。それを自然に演じているのです。


また、唐沢さんとのコンビも最高で、ちょっとしたやり取りにクスッとしてしまいました🤣


佐藤愛子さんのエッセイを草笛さんの声で読まれるのですが、滑舌や良くて物凄く説得力があるのです。少し頭が硬くて頑固な作家役をコミカルに愛嬌を持って魅力的に演じていました。


また、唐沢寿明さん演じる吉川が、ザ・昭和なキャラで、パワハラ&セクハラを平気でする化石の様な編集者なのですが、そんな吉川だからこそ、断筆宣言をした佐藤先生を奮い立たせる事が出来たのだなぁと思いました。



出演者が豪華で、娘役には、真矢ミキさん。

老後の資金〜に続いて、三谷幸喜さんも出演されていて、笑わせてくれます🤣


清水ミチコさん、石田ひかりさん、オダギリジョーさん等は、ワンシーンにしか出演されず、、。なんて贅沢なキャスティングなのでしょうキラキラ


出演者も豪華でしたし、色々考えさせられるシーンもありました。


今は色々な事が進化して便利になったけれど、人との繋がりが薄くなった気がして、良い事ばかりではないですよね。



これ以上進化しなくても良い。

進化しなくてはならないのは、人の精神力だ


という、草笛さんの台詞が心に響きましたキラキラ



クスッと笑えて心が暖かくなって元気が出る素敵な作品でした。