線状降水帯の影響はどの程度だったでしょうか?
皆さんご無事ですか?。
ちょっと気になる内容がありました。
一度記事を書いてみたところ、ありあまるくらい文字数がオーバーしたので、今回は地震・台風・太陽活動のデータを載せずに気になる内容の方を投稿します。
米:トランプさんの関税とは…
関税の話題が上がっていますが、私はどうしてこれほどまで関税が話題になるのかがイマイチ分かりませんでした。
もちろん、景気に影響するとか、株を持っている人は特に関心が高いでしょうし、農業の人も生活に関わってくるし…。
一方でトランプさんのこの関税交渉でアメリカ国内からも反発が出ているという記事もみます。
どうしてそこまで強硬にアメリカは関税を上げたいのでしょう。
「アメリカの一部がゾンビタウン化」という話は聞いたことがあるかと思います。
偶然、この話題を個人的に興味があって調べていました。
ザックリ説明してみようと思います。
フェンタニル等の合成麻薬(オピオイド)という薬の過剰摂取を行った結果、まるでゾンビのような不安定な姿勢で固まってしまう人々が集まっている場所があります。
私が興味を持ったのはこの「姿勢」なんです。
どうして不安定な姿勢で固まり続けることが出来るのか、むしろ疲れて倒れる方が合理的なんじゃないかな…倒れないということは意識はあるだろうし、ギリギリバランス感覚は保てていているんだろうし…とかそういう感覚で様々な記事や報道やSNSを見ていました。
この社会問題は別にアメリカだけでなく、麻薬が合法であるカナダでも当然起きています。
さて問題を起こしているオピオイドは元々癌などの痛みに対して使用されたり手術の際に使われる(急に動き出したら危ないのでしっかり効く必要がある)鎮痛剤です。
他の鎮痛剤よりも安く・簡単に作れて・少量で強く効くという特性があり、比較的使用頻度が高い薬剤のようです。
作り方の例として工業用工具とブラックペッパーの成分の一部で出来るくらいだそうで…(私にはなんのこっちゃ分かりません)。
闇の組織?では簡単に大量に作れるそうです(品質は別)。
しかも鉛筆を削った尖った芯の上に乗る程度の量で効く。
そのため、普段出回っている薬や飲食物に混ぜて最初は飲ませたりするらしいのですが…。
アメリカでは2023年に年間8万人が命を落としており、1~2錠でも命を失うリスクのある薬です。
医療用とは違って、品質も当然ですが濃度が少なくとも1,000倍以上あるらしいのです。
脳内のドーパミンが大放出して言い表せないくらいの多幸感を味わうらしいです。それが継続するのは1時間程度。そして身体はその多幸感が「普通」だと認識してしまうそうです。また呼吸抑制の性質(副作用?)がため呼吸困難に陥ります。
アメリカの警察官が薬剤を押収する際には直接触れず手袋をつけ、さらにその手袋で顔に触るなどがないように気を付けているそうです。
この薬は鎮痛剤ですから全く痛みがないのが普通だとすると、薬効が切れた状態は痛みだらけになってしまったり、薬が効いた状態が普通の幸せなので薬効が切れたら不安と恐怖が襲うのでしょう。ドーパミンが関わっているから無動が起きてしまうのも納得です。
ギャンブル依存症もドーパミンですね。多幸感で依存。しかも脳は一度感じた多幸感を覚えているそうですので厄介です。大物野球選手の通訳さんの話題も比較的記憶に新しいです。
さてこのフェンタニルが流行する際に注射器を用いる人達もいて、ゾンビタウンでは路上に注射器が多く転がっています。
またこの注射器の回し打ちで感染症も拡大します。アメリカやカナダでは注射器専用のごみ箱が準備されていたり、まるで喫煙室のように薬剤を使用する場所が準備されているそうです。
薬剤の排除が出来ないので、指定区画・使用後の対応で拡大を制限しようという考えなのでしょうね。
当然、フェンタニル依存状態で社会生活は送れないので、仕事もできず、収入はなく、生きていくことに困るどころか、身動きするのもやっとな感じです。そのような場所にはボランティアが食べ物飲み物を配っていて、配給を受け取りに薬物依存者が集まり、結果ゾンビタウンの状態になっていったという経緯があるようです。ボランティアの人も、元薬物依存者だったり、薬物依存した子どもの親だったりするのかもしれません。
このような薬剤は海外から移民が持ち込んだり、輸入されてしまっています。しかも…中国から日本を隠れ蓑にしてアメリカに入ってくるとか…。
日本とアメリカが親しいからこそ、そこを通過することで関税も少なくて済む。だからトランプさんは日本との間にも高い関税をかけたいと思うのかもしれません。
しかも工業用品と車という関連もなくはないなと想像できます。
第二のアヘン戦争などとも表示されている記事もみかけますが、まさにそれが起きているようです。
アヘン戦争では、アヘン吸引を犯罪として裁いたり、アヘンの栽培を禁止したり、治療院を建てたりと清朝は対応したようですが結果功を奏すことはできず滅亡し、中華民国が出来たそうです。
今、アメリカは打つ手がないというところなのでしょう。
トランプさんは、関税と移民への対策強化を行っているというはこのフェンタニルがあるのでしょうね。
そんな中、希望の光が。
2025年8月4日、国際学術誌「PNAS(米国科学アカデミー紀要)」に京都大学の13年に及ぶ研究の論文が掲載されました。
これだけの社会問題となっている合成麻薬(オピオイド)に代わる鎮痛薬ADRIANA(アドリアーナ)が見いだされたのです。
オピオイドとは全く異なる作用機序で働く鎮痛薬で、鎮痛作用はモルヒネ匹敵するほど強いながら、依存性がなく、副作用もないというものです。
今まではα2Bアドレナリン受容体を活性化することで鎮痛作用をもたらしていたそうです。しかし薬剤が間接的に活性化させていたために副作用が出ていたそうです。
そこで研究チームは選択的にα2Bアドレナリン受容体を活性化させることが出来るADRIANAを開発。ネズミ等の実験でも有望な結果が出て、健常人に対する第Ⅰ相臨床試験および肺がん術後疼痛患者に対する第II相臨床試験が医師主導で実施され、非常に有望な結果が得られたそうです。そこで今度はベンチャー企業BTBと共同でアメリカにて大規模な第II相臨床試験の準備が進んでいるそうです。
非オピオイドによる癌や変形性質関節症等への鎮痛薬として臨床試験が進んでいるという論文です。
不思議ですよね…
どうして日本は国土も小さくて、大国に比べて明らかに国民の人数も少ないのに、画期的な開発や対策が出来るんでしょう?。
誇りに思うと同時に不思議でならない。