今週で最も私の関心を引いたニュースは…
資生堂の早期退職
既に早期退職希望者を募ったのは2024年5月まで。
そして応募者が2024年9月30日に退職日を迎えた様子。
早期退職条件は、
- 資生堂ジャパン所属
- 45歳以上
- 勤続年数20年以上
約1500人の募集に対して1,477人が希望退職。
皆、この状況で結構辞めるのね…。
良い条件を提示してくれたのかな…。
11月22日:人事戦略を考える日
11(イイ)月 22(ジンジ)日
良い人事という語呂合わせ
上記で述べた資生堂の早期退職…。驚きです。
さらにmutualyによると…2024年の大規模人員削減は
住友化学株式会社、株式会社東芝、コニカミノルタ株式会社、株式会社資生堂、オムロン株式会社など16社。
人員削減数は明確なものと、人数定めていない企業があるようですが、分かっているだけで4,695人。人数定めていない企業は3社。mutualyの編集部の集計では2024年11月現在で既に1万人を超えている様子。
早期退職の対象者が明記されていて、年齢・勤続年数が明確なものだけ羅列すると…
- 勤続年数3年以上かつ 年齢40歳以上の正社
- 45歳以上64歳以下の正社員
- 満50歳から 57歳かつ正社員として勤続10年
- 年齢問わず
- 2025年1月1日時点で45歳以上かつ勤続5年以上の従業員
- 2024年11月30日時点で40歳以上かつ勤続5年以上の社員
- 30 歳以上かつ勤続3年以上の経営職・一般職・再雇用社員
- 45歳以上のグループ正社員・定年再雇用社員・無期契約社員 ・5 年を超える契約社員
- 2025年2月28日時点で勤続3年以上の従業員
- 50歳以上かつ勤続15年以上の社員
10社が比較的明確に対象を絞っている。
雇用形態としては…
どの雇用形態も退職になりやすいけど、正社員でももう早期退職対象ですね。
バブル崩壊以降、正社員安全神話が崩壊したという話も聞きます。正社員で雇用されれば安泰だ!というのが正社員すらもリストラするという世の中になったという衝撃でした。
勤続年数としては…
3年または5年で対象になる企業が目立ちますね。
この3~5年というのは、ちょっと仕事にマンネリ化が出てきやすい時期でもある気がします。1年目は周囲についていくので精一杯、2年目に周囲の状況が見え始めて疑問に思うことが出てくる、3年目になると思っていた状況と違っていることに気づき、自分の人生このままでいいのかな…と思い始める。
そんな話を聞いたことがあります。
年齢としては…
30歳、40歳、45歳、50歳を区切りとして、それ以上の年齢を対象としているようですね。
私が早期退職について驚いていることは…
就職氷河期世代がここに当てはまるという事実。
就職氷河期時代とは、厚労省の定義としては、
バブル崩壊後の1990年代~2000年代に就職活動を行った世代で、1975~1985年頃に生まれた人達が該当する。
2024年の時点では39~49歳の人たち。
比較的不遇な状況だった就職氷河期世代は「勤勉」「仕事にストイック」な人が多いとも言われています。
この労働力をうまく活かせる世の中になってほしいです。
各年代、
戦争~戦後の苦労
高度成長期に生存競争での苦労
不景気・仕事ができない苦労
自然災害での苦労
どうしてまぁこんなに色々あるんでしょうね。。。
幸せって、とても小さいものかもしれません。
見つけたらその都度、大切にしたいなと思います。
最近、再びドタバタ時期に突入してます。
幸せを感じるにはやっぱり心の余裕が大事ですね。
参考/引用
- mutualy