記念日調べたら…南海トラフ地震の歴史に辿り着いてしまった。 | Polaris(ぽらりす)

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風の赴くままに

さて2024年もあと2ヶ月を切りました。

 

  福岡県 感染症発生動向調査感染症週報R6年第43週(R6.10.21~R6.10.27)

福岡県の上位5位

  1. 手足口病         :976件(-8)
  2. A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:548件(+72)
  3. 感染性胃腸炎       :460件(+67)
  4. インフルエンザ      :173件(+59)
  5. 新型コロナウイルス感染症 :160件(-40)
福岡県医師会によると6週間の流れから、
  • 手足口病:2週連続やや減少傾向。
  • A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:ほぼ横ばい。
  • 感染症胃腸炎:ほぼ横ばい。
  • インフルエンザ:3週連続増加傾向。
  • 新型コロナウイルス感染症:5週連続減少傾向。
前週に休日があったため前週との単純比較の精度は下がるようです。インフルエンザはA型が主流、感染症胃腸炎はノロウイルスが主、マイコプラズマ肺炎は多発傾向が継続中とのことです。
 
※福岡県感染症週報ではマイコプラズマ肺炎は29件の報告となっていますが、福岡県医師会では561件の報告になっています。統計に大きな差が出ていますが何が起きているのでしょう…。誰か理由知っていたら教えてください!

 

  倒産情報

船井電機(液晶テレビなどの製造)では、過去東証1部や大証1部にも上場したことがある企業ですが、リーマン・ショック以降トラブルが起きたようです。2024.10.24に破産手続き開始決定。多額の引当不足が露呈したという話もあります。船井電機の単体従業員は532名、連結子会社を含めると2,160名に達する。

人材が流出するので、人手不足の会社は中途採用を狙えますね!

 

  11/5:津波防災の日

2011(H23)年3月11日の東日本大震災を受けて同年6月に制定された「津波対策の推進に関する法律」により制定。当初は3.11を記念日にしようという案があったが被災者の心情を考慮し、別日に制定された。

この日は国連が「世界津波の日」にも定めている。

 

江戸時代の後期、1854年(嘉永7年)11月5日に起きた安政南海地震が起きた。

南海トラフ地震巨大地震の1つで、M8.4、震度6-7の地震が起きている。

特に和歌山・三重・高知県で最大震度だった様子。

陸から近くの南海道沖にて発生。津波は太平洋沿岸で最大16.1m。

 

この地震の前後にも大きな地震が多発している。

◇弘化4.3.24(1847.5.8)

善光寺地震:直下型地震・逆断層型

震央:長野県

規模:M7.4

最大震度:震度7:長野県

津波:記録なし

被害:地すべり、火災、東海、河道閉塞、洪水、浸水

死者:8,000~12,000人

 

※善光寺地震の誘発地震

◇弘化4.3.29(1847.5.13)越後頚城軍の地震(新潟)M6.5

◇1852.11.1~1854(安政元年) 新潟焼山:噴火活動・大量の硫黄噴出

◇嘉永5年12月17日(1853年1月26日)信濃埴科郡の地震

 

◇嘉永6年2月2日(1853年3月11日)1回目AM10時過ぎ、2回目夕方4時頃

小田原地震

規模:M6.7程度

最大震度:震度6~7:神奈川

 

◇1853年(嘉永6年)旧暦3月15日

有珠山:に大噴火。22日に東部から再度噴火。大規模火砕流。溶岩ドームが成長。

 

◇1854年(安政元年) 2月26日 阿蘇山:噴火活動

 

◇1854(嘉永7).6.13(新暦1954.7.7)正午

伊賀上野地震(前震)※建物倒壊なし

 

◇1854(嘉永7).6.15(新暦1854.7.9)午前2時・最大余震は6-8時。

伊賀上野地震(本震):内陸直下型地震

規模:M7.2~7.3

最大震度:震度6~7:三重県・奈良県

地盤沈下:長さ1km×幅200mの範囲で最大1.5m

被害:家屋倒壊・土手決壊・火災

死者:1500人以上

 

◇1854(嘉永7).7.20(1854.8.13):伊勢の地震

 

◇1854年(嘉永7年)11月4日(1854.12.23)9:30頃

(安政)東海地震:プレート境界型・海溝型地震、逆断層型

震央:東海道沖

規模:M8.4

最大震度:震度7:山梨・静岡県・長野県・岐阜県・滋賀県・大阪府・兵庫県。

津波:最大で22.7m。房総半島~土佐。三重県、徳島県・静岡県・東京都小笠原村・神奈川・千葉県。

被害:家屋倒壊、火災焼失、液状化現象、隆起、沈下、津浪流家、

死者:2,000-3,000人か。

*久留米市でも震度4程度以上の揺れ観測。

 

*32時間後

◇嘉永7.11.5(1854.12.24)16:20頃

安政南海地震:海溝型地震・逆断層型

規模:M6.9-7.4

最大震度:震度6:大阪府・兵庫県

津波:最大16.1m

被害:家屋倒壊、潰家、津波、火災、液状化現象

*中国でも有感。

*久留米市でも震度4程度の揺れ観測。熊本震度5。

 

*安政東海・南海地震の余震は2,979回で約9年間継続。

 

*安政南海地震から2日後(40~48時間後)9-10時頃

◇1854年12月26日(嘉永7年/安政元年[注 1]11月7日)

豊予海峡地震:スラブ内地震

規模:M7.4程度

最大震度:震度6:豊後水道

津波:なし

被害:家屋倒壊

*上海でも有感。

*久留米市 震度4程度

 

◇1855年 樽前山:火山活動

 

※安政東海地震の約75日後

◇1855.3.18(安政2.2.1)

飛騨地震:直下型地震

規模:M6.8

最大震度::岐阜県・石川県・富山県

被害:山崩れ、道路寸断、家屋全半壊

 

※安政江戸地震の4日前

◇安政2.9.28(1855.11.7)

遠州灘沖を震源とする最大の余震

規模:M7.-7.5

被害:潰家・地割れ・泥水噴出・津波

 

※安政東海地震の約11か月後

◇安政2年10月2日(1855年11月11日)PM10時ごろ

安政江戸地震

規模:M7.0-7.1

震央:江戸直下

最大震度:震度6以上:東京都・神奈川県

被害:潰家、火災、液状化現象

死者:1万人くらい

 

◇1856年 北海道駒ヶ丘および阿蘇山:噴火活動

 

※安政東海地震の4年半後

◇1858(安政5).4.9(新暦1858.2.26)AM1時ごろ

(安政)飛越地震:活断層による地震

規模:M7.0-7.1

最大震度:震度7:富山県・岐阜県

被害:土地の隆起、山崩れ、家屋倒壊率50~100%(エリアによる)。

死者:426人(負傷者646人)

 

※飛越地震の14日後

◇1858(安政5)旧暦3月10日(4月23日)

信濃大町地震(信濃北西部)

規模:M5.7

 

余震…

1858.4.23(旧暦3.10)

1858.6.8(旧暦4.26)

誘発地震 推定M5.7

堰止湖が2度決壊にて洪水や河道閉塞

 

◇1859.9.1の正午前、最大の太陽風(キャリントン・いべんと)

現在、記録に残る中で最も大きな太陽フレアが観測。

第10太陽周期(1855年12月から1867年3月まで11.3年続いた)。

翌日以降に磁気嵐観測(1859.9.1-9.2)。

通常3~4日かけて地球に粒子が降り注ぐがこの時は17時間で到達。

影響:アメリカ北東部はオーロラの明かりで新聞が読めた。満月より明るい。

被害:ヨーロッパおよび北アメリカ全土の電報システム停止。電信用の鉄塔は火花を発し、電報用紙は自然発火。デリンジャー現象発生。

※地震との関連性は科学的には証明されていない。

※太陽の活動は11年周期で次のピークが来年、2025年とみられる。

 

◇1861.2.14

文久西尾地震:内陸直下型地震

規模:M6.0

震度:震度5強

 

南海トラフや太陽フレアを国が警戒している意味が分かった気がします…。

 

参考/引用:ウェキペディア、福岡県庁など