地震:台湾東部・花蓮市 | Polaris(ぽらりす)

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風の赴くままに

2024(令和6).4.3 

台湾東部・花蓮市(かれん/ファーレン)にて

M7.7の地震が発生。

BBC/台湾東部沖で地震、過去25年で最大級 少なくとも4人死亡

 

気象庁の発表によると

 

マグニチュード:

速報値 7.5 → 暫定値 7.7

 

発生場所:

速報値 ごく浅い → 暫定値 台湾付近 深さ23km

 

という状態で、

1999年9月のM7.6の地震以来の大地震となっています。

 

 

  マグニチュードと震度

 

前も聞いたけど、また忘れてしまったこのテーマ;

マグニチュード:地震のエネルギー(強さ)のこと

震度:各場所での揺れの強さのこと

 

マグニチュードは、1大きくなるごとに約32倍強くなるらしい

 

先に、マグニチュードの例を挙げると…

 

■阪神・淡路大震災 1995年

マグニチュード:7.3

震源の深さ:約16キロメートル

 

火災旋風が発生したり、救える命が救えなかった、高速道路が倒れた映像が記憶に残っています。

 

■熊本地震 2016年

マグニチュード:7.3

震源の深さ:約12キロメートル

 

4月14日21時26分大きな地震M6.5発生。その28時間後の4月16日1時25分に前震を上回る地震M7.3が発生し、こちらが本震となった。

 

■令和6年能登半島地震 2024年

マグニチュード:7.6(気象庁暫定値)

震源の深さ:約16キロメートル

 

半島での地震で、山と海が隣り合わせの地帯。津波と土砂崩れで道路が寸断され支援の遅れや、高齢者率が高い・正月のため住民票登録外の人が多く帰省中、住民のための支援物資では全く足りないという事態になったことが強く記憶に残っています。障害者・高齢者・女性・子どもといった弱者の被災にスポットがあたりました。

 

■東日本大震災 2011年

マグニチュード:9.0

震源の深さ:約24キロメートル

 

記憶に残るといえば津波ですね。その中での良いイメージの記憶は高速道路の再建が凄く早かったために、支援物資や人的サポートが規模の割に早かったという記憶です。救助に当たった方々の精神的ストレスにもスポットが当たりました。

 

 

今回の台湾での地震

マグニチュード:7.7

震源の深さ:約23キロメートル

気象庁/報道発表/令和6年4月3日08時58分頃の台湾付近の地震について

 

マグニチュードというエネルギーの強さを例えると

 

  1. マグニチュード1の地震は、あなたが机の上に置いた小さなペンを軽く押す程度のエネルギーです。ほとんど感じられない揺れで、建物や構造物にはほとんど影響を与えません。

  2. マグニチュード2の地震は、あなたが机の上に置いたコーヒーカップを軽く押す程度のエネルギーです。揺れはわずかに感じられ、建物の窓ガラスが少し揺れるかもしれません。

  3. マグニチュード3の地震は、あなたが机の上に置いた本を押す程度のエネルギーです。揺れははっきり感じられ、建物の家具や照明が揺れることがあります。

  4. マグニチュード4の地震は、あなたが机の上に置いたラップトップを押す程度のエネルギーです。揺れはかなり強く、建物の構造に影響を与える可能性があります。

  5. マグニチュード5の地震は、あなたが机の上に置いた本棚を押す程度のエネルギーです。揺れは非常に強く、建物の壁や天井が損傷を受けることがあります。

  6. マグニチュード6の地震は、あなたが机の上に置いたテレビを押す程度のエネルギーです。揺れは非常に激しく、建物の構造に大きなダメージを与えることがあります。

  7. マグニチュード7の地震は、あなたが机の上に置いた冷蔵庫を押す程度のエネルギーです。揺れは非常に強力で、建物の崩壊や大規模な被害を引き起こす可能性があります。

  8. マグニチュード8の地震は、あなたが机の上に置いた車を押す程度のエネルギーです。揺れは壊滅的で、広範囲にわたる被害をもたらすことがあります。

  9. マグニチュード9の地震は、あなたが机の上に置いた高層ビルを押す程度のエネルギーです。これは非常に稀な大地震であり、巨大な津波や広範囲の崩壊を引き起こす可能性があります。

   *ラップトップ:ノートパソコンの旧呼び名
マグニチュード6のテレビは、時代的にブラウン管テレビかも…。と思いつつ、さすがに後半はイメージするのも難しくなってくる例えではありますが…。シンプルに、机の下に逃げても命が助かる見込み自体が難しいなと感じさせられます。
少し高いものの上からそれらを落とした時の破壊力からも、規模が全く違うことが想像できます。
 
規模が大きい地震が多すぎて、
段々と感覚がマヒしちゃうのは私だけかな…;
マグニチュード7と聞いても、あぁ~…というくらいで、
えぇ?!とか感じなくなってしまっている自分に驚きます。
 
日本の国際緊急援助隊は被災国政府から要請があれば、救助チームは24時間以内、医療チームは48時間以内に現地に迎える体制を整えるようです。
 
 
正直、私、ほとんど熊本地震の時の記憶がなく…
阿蘇大橋付近で行方不明になった男性を家族がずっと探し続けていたということが一番印象的です。
捜索が中止されても御家族は探しつづけ、確かドローンを飛ばしてもらって捜索したんじゃなかったかな。
息子さんが乗っていた車は土砂崩れの影響かなんかでぺちゃんこに潰れていたんですが、車が黄色だったからまだ見つかったんだろうなって思いました。違う色だったらもっと分からなかったかも。
 
福岡県筑後地方(福岡県南部の地域で熊本県に近い)で当時何をしていたのか…
発災時間を見てみると1回目の4月14日が夜9時台、2回目の本震が深夜1時台。それを見て思い出しました。
ちょうど前震の時は、勝手口から外に出ようと
屋内から土間に片脚降り、片手はドアノブもって数センチだけドアを開けた時、携帯から聞きなれない災害アラームが鳴って、スマホの画面を反対の手で見た時、揺れ出したという。。。
アラームと揺れがほぼ同時。
右手はドアノブ、左手はスマホ、右足は土間、左足は床上。
非常なバランスで焦りました。
被災地だったらケガしてます。。。
 
揺れを感じて焦りつつ、このドアを避難経路のために開けておかないと…とドアが閉じないように半開きを確保していました。
 
昔、台風の時にこのドアが強風で閉じて足を挟まれたので、
ちょっとドア怖かった…;
 
本震では、深夜1時です。
寝るか寝ないかだったと思います。
揺れたので、両親の安否を確認しにいきました。
 
それからは、余震です。
遠いのに余震は来ていて、熊本県の方向から地鳴りが近づいて来るので、あぁ揺れる揺れるぞーキタキタキタ…ガタガタガタという日々。船酔いみたいになって、本当に揺れているかどうかわからなかったので、ペットボトルに入れた水が揺れるかどうかを事実確認に使っていました。
 
あとは仕事ですね。外回りの仕事でした。
久留米医大周辺を通った時は、渋滞でした。
どうやら地震が心配になった患者さんが押し寄せていると後から噂で聞きました。
連日上空を、昼夜問わず自衛隊のヘリが行き来するので
私も外回りで会う人たちも睡眠不足にもなっていて、他県と言えども地震の影響はあるんだと知りました。
 
ニュースなどを見ている余裕がなかったので、
一番近い熊本地震なのに、地震の情報や映像などを記憶出来ていないんです。
 
熊本地震は2016年だったんですね。
 

 

 

今年はほんと色々起きますね。

まだ今年は序章とは聞くこともあるんですが。

物に頼りすぎない生き方が大事だなと…

テレビっ子の親を見ていて思います。

災害起きたら、テレビもゲームも出来ないので

きっと不平不満が凄そう…。

ナンプレとかの本を買い置きしておくかな…なんて

生活必需品の1つとして時々考えてます。

 

 

参考・引用

  • 気象庁
  • BBC NEWS JAPAN
  • 外務省  など