新年度 | Polaris(ぽらりす)

Polaris(ぽらりす)

風の赴くままに

ちょうど、新年度が(月)スタートです。

年度末の仕事を終えて、年度初めの業務にスムーズに移行できたでしょうか。

 

新しい環境で働く人もいれば、

今までの継続した環境で新しい人が来るところもありますよね。

折角の節目なので、

対人関係についてちょっと書いてみようと思います。

 

  付き合う人を選ぶ

 

これは非常に大事です。

様々な書籍やネットブログでも話題に上がりやすいもの。

 

社会で生きていくためには、

1人じゃ無理なんですよね。

むしろ、1人じゃないから社会なんだけれども…。

 

ほんと色んな人がいます。

話してみないと分からないような価値観の人もいます。

 

職場に、人の悪口を言う/攻撃的批判する人っていると思います。

 

このような人と接した際に、

1人だけ考えを聞く機会がありました。

 

その内容のキーワードが…

悪口を言う=心をオープンにしている証

 

いやぁ~これ聞いた時には驚きました。

 

仲良くなりたいと思った時に、

その共通の話題として誰かの悪口をいうんですね。

 

そして悪口をいうというのは、

心を開いた=秘密を共有した

という意味が込められているとのことで、

 

秘密の共有=仲間

 

私のブログを読んでくださるような人には、そのような方がいらっしゃらないと思うので別世界の感覚かもしれません。

人間関係の構築パターンの未熟さと言えるものではないかと感じています。

 

この時の悪口は、悩み相談や愚痴をいう感覚なのでしょう。

 

私個人として、悪口と愚痴は区別しています。

悪口とは人格否定・人権侵害などの類で解釈しています。

 

相手がそうなってしまう何かしらの背景があって、

相手がその内容を改善させるためには、

多くの時間/お金/努力が必要、

または変えることが出来ない内容について言ってしまえば、その相手はどうすることも出来ません。

さらにここに嘘や誇張した内容も含めると思っています。

 

しかし、それら相手の内容で自分が苦しんでいることを話すのであれば愚痴の範囲かなと感じます。

 

この悪口と愚痴の区別には、

自分と他人の境界線が引ける能力が必要だと思うんです。

 

思春期に自分とはなんぞや。という部分。

これは、自己アイデンティティ、自己同一性、自分の特徴、自分とはこういう人間、存在証明…。そのような言葉に言い換えることが出来ます。

 

自分と他人を比べるなとは言いますが、

自分ってどんな存在?と思った時、周囲と比較して初めて分かります。

 

例えば、

Aさんより、走るのが速い。

Bさんよりも、速い。

Cさんよりは、遅い。

Dさんよりは、速い。

つまり私は、走るのが速い方だ=走るのが得意だ。

という感じ。

 

当然…

小学校では早かったけど、

箱根駅伝出場常連校の青山学院に入学したら走るのが遅い。

というのは、

環境が変われば強みにも弱みにもなるという応用的な考えが出来るきっかけになるかもしれません。

 

話は戻って…

自分が今言っていることが悩み/愚痴であれば、

主語は「私」になる話になっていると思います。

相手の悪口を言っているのであれば、

主語は「相手」になっている。

 

まずはそこの部分からの判断から始めると

大まかに自分がどっちを言っているのか確認するキッカケになります。

 

実際には、相手の行ったことがキッカケで、自分が巻き込まれてしまうなんてことは業務上ありうるものですので、主語だけでは何とも判断しかねる部分はあります。

ただ、自分には関係のない相手のことを色々言うのはNGです。

 

現在は、

通称:パワハラ防止法

略称:改正労働施策総合推進法

正式名称:労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律

が義務化されています。

 

ザックリ解釈で言えば、生活のために仕事をしにきているんだから個人的なことへの口出し/手出しは禁止です。色々個人的なことに口出し/手出しするからトラブルになるんですよ。働いてもらわないと日本という国の経済が発展しないので、マナーは守りましょう。

というようなものだと感じています。

 

他人の事を色々言わんでよろしい!

と一喝が聞こえて来そうです。
 

 

さてさて、自分自身は悪口を言わないように気を付けていたとしますが…。

身近に悪口を言う人がいたとしたらどうでしょう。

 

 

  朱に交われば朱くなる

 

付き合う人に感化されるということわざです。

 

・最近、よく話をする/一緒にいる人を3人挙げて下さい。

 

という類の質問をご存知でしょうか。

 

折角なので、家族以外で挙げてみてください。

 

その結果、

あなたは将来、

その人たちの平均年収と同じになります。

その人たちと同じような性格になります。

その人たちと同じような体型になります。

その人たちを同じような境遇になります。

 

というのが答えです。

 

お金に関する情報やお金の使い方の価値観が共有され、

同じような趣味、仕事に対する考え方、読書の傾向、外食時などの栄養バランス、運動量、道徳的観念などなど

 

知らず知らずのうちに影響されていくんですよね。

 

普段から悪口ばかり言っている人たちの中にいると、

自分がいない時には、自分のことを言っているということがだんだん理解出来始めます。表面上は仲良くしていても、不信感は募り、ストレスは溜まっているので、仕事に打ち込めている人が妬ましく思えてきて、悪口を言い始めます。

 

そうでなくても、いつも悪口を言う人の隣でコソコソ話をするだけで、一緒に悪口を言っているんだろうと思われてしまいます。

 

それはまるで、酒気帯び運転での同乗罪のようなものです。

 

その逆のパターンが、

例えば、仕事が出来て、精神的な年齢が成熟した人たちの中にいると、まるで自分が仕事が出来るような錯覚になっていきます。

それは業務がスムーズに動くように、適材適所で、業務量が調整され、余裕がある人がさりげなくサポートしてくれている状態。ちょっとした声掛けの仕方などにも、自然な配慮が含まれていたりするからなんですよね。話す内容も前向きで、知識欲が自然と満たされていく。そのうち、知識量が増えて、要領良さの見本を見続けているうちに能力が磨かれて…という状態。

環境が人を育ててくれます。

または、習慣が人を変えていくともいえると思います。

 

 

  名言

これらのテーマにあう名言といえばこれでしょう!

思考に気をつけなさい、

  それはいつか言葉になるから

言葉に気をつけなさい、

  それはいつか行動になるから

行動に気をつけなさい、

  それはいつか習慣になるから

習慣に気をつけなさい、

  それはいつか性格になるから

性格に気をつけなさい、

  それはいつか運命になるから

マザー・テレサ

人間、ラクな方に行っちゃうんですよね

だからこそ気をつけなさい と。

そして、そもそも思考/価値観の元になるのは、

環境だと私は思っています。

 

気温や食べ物の味などと同じで、

最初は、暑いな~寒いな~辛いな~…等あっても

だんだん慣れて来ると、分からなくなっていくんです。

 

最初の感覚や思いは大切にした方がいい。

よく分からなくなった時に、

立ち戻って、自分の感覚を極力ふらっとにするキッカケになります。

日記とか書いていると、いいでしょうね。

 

 

さて、福岡県ではインフルエンザも警戒/注意レベルを脱しました。桜も一気に咲き始めてますね。

ピクニックしたいな~。