R6年能登半島地震-2- | Polaris(ぽらりす)

Polaris(ぽらりす)

風の赴くままに

いやぁ、、、

状況が徐々に分かるごとに毎回驚いていると共に…

目を背けたくなるような事実が色々出てきます。

 

一応、地元は福岡県筑後地方です。

しかしブログは全国の人が閲覧できますので、

直接の人的被害という部分からはちょっとずらした視点での話を書こうとは思っています。

 

私自身、HSPっぽい気質がありますので、

映像や記事というのは影響が強いです。

私と同レベルの方でも読めるよう、焦点をずらして書きます。

 

情報収集は危機回避のために重要なので、

目を背けてばかりがよいとも言えないなと感じてます。

 

 

  支援団体関連

かなり支援団体入っていますよね。

DMAT(ディーマット:災害派遣医療チーム )は

本来72時間程度の活動で、

地域医療再構築のJMAT(ジェイマット:日本医療支援チーム)に交代していくらしいのですが…。

 

発災から2週間(14日目)まだ石川県でDMAT活動しています。

おおよその所で記録を反映すると…

 

発災当日1月1日:9隊(第5報より)

72時間の1月4日:89隊(第13報より)

1週間後1月7日:166隊(第19報より)

約2週間1月13日:221隊(第31報*最新)

 

爆発的導入。約24倍に増員されいてます。

ちなみに最近では1月12日が249隊で多かったようです。

隊の数は増減変動しています。

 

私が確認出来るDMAT調整本部の立ち上げは38都道府県。

『石川県能登地方を震源とする地震による被害状況等について(第31報)には九州地方は、大分県と長崎県が名前が出ていませんが、EMIS(広域災害・救急医療情報システム)では

2024/01/12に長崎県はDMAT派遣、

2024/01/13に大分県も能登半島地震対応。

となっていますので、まだ反映できていないだけなのでしょう。

 

災害支援ナースは1月5日から延べ57人が派遣。

 

病院看護師支援のための公的医療機関からの看護師は、

1月12日より25名派遣。

 

JMATは19隊活動中。

*JMATは地域医療機関の再構築のために活動

 

NHO(国立病院機構)は医療班6班が輪島市避難所等で活動。

 

日赤救護班は25班活動中。

 

JRAT(日本災害リハビリテーション支援協会)は3チーム活動中。

 

おっと、また新しい団体出てきていますね。

JRAT(ジェイラット)はリハビリ関連の13団体が加盟していて、要配慮者へ行き届かない支援・要配慮者が過ごしやすい避難所運営などへ従事するようです。

いしかわ総合スポーツセンターは、体育館の中に個室テントがバババーっと並んでいた印象があります。そのテント内で授乳やオムツ交換なども出来ることでしょう。

そこに早々に入っていたのがJRATで、1.5次避難所のようです。

ホテルなどの2次避難所に行く中継点で、

受入れ先への感染拡大防止のためだったり、

行先き割振りするための仮宿という感じのようですね。

 

今回の地震での報道では、

障害者、高齢者、子どもなど要配慮者への話が増えてきました。外国人や観光客まではまだまだですが。

正月帰省で、本来住んでいないはずの人も被災していて、

通常の備蓄量では全く足りない、どのくらい必要なのかも分からないという感じがあるようです。

 

障害児ではなく、障害の有無以前に”子ども”という考え方になっているようですね。

表記も”こども””子供”ではなく”子ども”。

一時期ブームのように騒がれていた”障碍”。

厚労省の資料では”障害”なので、こちらの表記は既存のものでよさそうです。

 

モバイルファーマシー(MP)の出動要請があって4台?動いているようですね。このモバイルファーマシーは災害時の移動薬局のようなものでキャンピングカーを改良した感じの乗り物で移動するみたいです。こちらもJMAT・JRAT・JDA-DATなどと同じように東日本大震災をきっかけに開発されています。

 

DWAT(災害派遣福祉チーム)は28名活動中。

1.5次避難所へ介護職員が1月15日から派遣予定になっています。

 

DHEAT(災害時健康危機管理支援チーム)、保健師

こちらは行政のサポートがメインですね。

 

JDA-DAT(日本栄養士会災害支援チーム)は、

乳児用液体ミルク、離乳食、高齢者等向けのやわらか食などを確保したそうです。

 

DICT(災害時感染制御支援チーム)も行政/保健所サポート組です。

外傷での感染から、呼吸器の感染、消化器系の感染、皮膚疾患の感染などがコントロールするために活動します。

 

人工呼吸器、透析、ストーマ保有者、視聴覚障害者等、発達障害児者に対する支援も行われています。

 

おそらく、東日本大震災をきっかけに色々変わってきたんでしょうね。

 

 

  支援の輪

なんか少子高齢化で、

生産年齢人口の減少を考えて、

AIとか機械と共に生きることが大事ではあるけれど、

いやぁ災害が起きると、

電気stopでどうにもこうにも行きませんね;

 

そして改めて道路。

 

なんかもう、この日本を1人の人間だと考えると、

 

血管が詰まったり、裂けたり、浮腫んだり…。

そこに赤いユニフォームの赤血球が増えて…

炎症に対応して

 

消防が炎症の火消しに駆け付ける

 

白衣の天使が動けば、白血球

 

警察が動けば、盗難を現行犯逮捕…

食作用から連想したらマクロファージかな

 

自衛隊がバイパス作って駆け込んで道路の埋め立て血小板?

 

海上保安庁が…搬送したから リンパ液?

 

薬剤師が薬剤効果

栄養士会が栄養を送り

リハビリが代替神経回路を作る

 

色んなところで、ふるさと納税などでの支援の輪を広げようとしている。

 

支援金と義援金の違いに注意は必要。

支援金は、選んだ団体が救命や復旧支援活動をするための早急な活動資金(すぐに使われる)。

義援金は、被災者に公平にいずれ分配(時間かかる)

 

他にもあるよ、献血。

いや先日、献血のバスをみてふと思った。

O型の血液が足りません。

血液にも消費期限みたいなのがあるから、

一度に献血に来られても、一気に期限を迎えることになるから、時期ずらして献血して欲しいと言ってた。日赤の人。

 

そしてね、献血にも定年制度のような年齢上限があって、

となるとですよ、

働く世代が減少していくと、当然、血液も足りない。

これからずっと血液不足。血小板不足。

 

健康一番にしていた方が良さそうですね。。。

 

 

 

 

参考等

・厚生労働省

・JRAT

・日本財団

・広域災害・救急医療情報システム など

 

・地震で波打つ地面の映像(2:22~)

*注*こちらは津波初期映像も流れますのでURL添付だけにしておきます

youtube【能登半島地震】津波、揺れ、隆起する地面… 視聴者がとらえた発生の瞬間映像 新潟 NNNセレクション/日テレnews