令和6年能登半島地震 | Polaris(ぽらりす)

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風の赴くままに

1月1日に大きな地震が起きましたね。

日没約1時間前の発生です。

 

第11回災害対策本部員会議(R6.1.5 16:00)の

警察本部より逮捕事案の報告がありました。

 

避難中無人家屋にて

ミカン箱 時価3,000円程度の窃盗を現行犯逮捕。

 

治安が荒れてきました。。。

 

  地震概要

【令和6年能登半島地震 発生】
2024年1月1日16:10頃
石川県 能登地方 輪島 東北東30キロにて
・最大震度 7 
・マグニチュード ⒎6 (暫定値)
・深さ 16キロ

・長周期地震動階級4(4段階中最も酷い段階)

 

 

  災害対策本部員会議

いつもであれば、

このような大規模災害が発生した場合

私はブログの更新を最低1週間STOPしています。

 

代わりに左側のフリースペースに

情報を更新し続けていました。

 

しかし…あまりにも情報が多くなりすぎて、

フリースペースがメイン並みになってしまった感じです;

 

災害対策本部員会議では、前回に比べて1名程度女性職員の会議参加が増えました。

 

この会議で私が一番興味関心があるのは、女性の登用です。

この方たちが本当に部長/課長などかどうかは分かりません。

会議回数が増えて行った際に、

男性職員から女性職員に変わったので、

代打で男性が来ていたのか、

女性職員登用を世間に見せるために変更したのか、

そこまでの背景は分かりません。

 

これだけ男女雇用等が推進されてきた中で、

国や県が率先して推進していくはずですが…

県庁の役席での男女比割合が依然として男性が多い。

 

まだこの年代では男性優位の男性社会の色が強いですよね;

 

一方で、女性が堂々と会議で発言している様子というのは、

あまり見慣れていないので、カッコイイなと視聴しています。

 

どうしても、女性リーダーが少ないがために、

女性リーダー像というのがぼんやりとしか想像出来ていません。

良い所探しという感じで見ています。

 

 

  厚生労働省の動き

次に興味関心があってみているのは厚生労働省。

 

1月1日には

・DMAT(災害派遣医療チーム)が介入

ディー マット

*Disaster Medical Assistance Team

(災害 医療 援助 集まり)

 

2日には

・DPAT(災害派遣精神医療チーム)が介入

ディー パット

*Disaster Psychiatric Assistance Team

(災害 精神 援助 集まり) 

ユニットの構成は、被災地ニーズに合わせて児童精神科医、薬剤師、保健師、精神保健福祉士、臨床心理技術者等を含めて適宜構成となっているようです。

 

・保健師介入

 

3日には

・JMAT(日本医師会災害医療チーム)

ジェイ マット

*Japan Medical Association Team

(日本 医療 援助 集まり)

構成は医師1名、看護職員2名、事務職員1名

その他ニーズに応じて、薬剤師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師、救急救命士、介護・福祉関係者、栄養士等。

DMATが発災から3日程度の活動になるので、引き継ぐ・入れ替わる形でJMATが入り、地域の医療を再構築するまで支援することになるようです。

 

 

・日本栄養士会の支援チームが七尾入り

  …という話だったので恐らく

JDA-DAT(日本栄養士会災害支援チーム)が介入

ジェイ ディー エー ダット

*The Japan Dietetic Association-Disaster Assistance Team

(日本 栄養 協会 災害 援助 集まり)

構成は見つけることが出来ませんでしたが、日本栄養士会のホームページ内の文面から日本栄養士会の会員で、参加意思がある人だろうと想像しています。

発災後72時間以内の機動性があるようで、災害支援医療緊急車両

(キッチンカー)で駆けつけてくれるみたいです。

なんだろう…キッチンカーで来てくれると聞くと、温かい愛情のような印象を勝手に抱きました。多分…出来たての温かい食事のイメージなんでしょうね。写真を見る限りでは、ハラール食、離乳食、アレルギー食など多彩なレトルト等の支援を行っているようです。被災地域で個人への栄養補給を目的としているとのことです。

1種は軽ワゴンで、単一コンロを搭載して移動するようで、これまた勝手な想像ですが、被災者への大量の食事は自衛隊が、合理的配慮が必要な食事はJDA-DATという暗黙の役割分担がありそうです。当然、普通の食事、栄養配慮の食事は作れるので、より専門的な…というところでしょう。

今回72時間以内に動き出しましたね。

 

・DICT(災害時感染制御支援チーム)が介入

*Disaster Infection Control Team

(災害 感染症 対策 集まり)

…ごめんなさい、初めて聞きました;

読み方は調べてみていますが分かりません;

 

ユニット構成は基本4人

感染制御医(1名)感染管理認定看護師(1~2名)

および

感染制御専門または感染制御認定薬剤師

感染制御認定微生物検査技師

ICT経験のある歯科医師

業務調整員

東日本大震災がきっかけで出来たようです。

厚生労働省の防疫対策の部分で動くようで、

発災から迅速に動き出す医療行為(予防接種等以外)は行わないチームで、自治体やその保健師の予防医療への負担軽減のために動くようです。

外傷後の感染、呼吸器感染症、消化器感染症や皮膚感染、ウイルス感染や動物由来感染症等。こうやって改めて見ると…感染も専門分野で動く必要あるな…。

 

4日には

・DHEAT(災害健康危機管理チーム)が介入

ディー ヒート

*Disaster Health Emergency Assistance Team

(災害 健康 非常事態 援助 集まり)

こちらも東日本大震災がキッカケのようです。

専門的な研修等をうけた都道府県等職員の中から1班5名程度で構成。(医師、歯科医師、薬剤師、獣医師、保健師、臨床検査技師、管理栄養士、精神保健福祉士、環境衛生監視員、食品栄養監視員、その他専門職、業務調整員)。保健医療調整本部や保健所の応援チーム。

 

今回の令和6年能登半島地震では、

とにかく道路寸断が凄いという印象が強いです。

そして下水問題・し尿問題が結構言われていますね。

 

 

検索していたらJDATというものを見つけました

JDAT(日本災害歯科支援チーム)

*Japan Dental Alliance Team

(日本 歯科 協力 集まり)

令和4年に創設されたチームの要です。発災後72時間以降に地域歯科保健医療専門職により行われる、被災地での口腔衛生を中印とした公衆衛生活動支援のようです。

 

ちょっと…珍しい内容に興味が湧いてしまって長文になり過ぎました。これだけのチームが動いているんですよね。。。

一方で、

被災地以外の場所で、トラブルが起こらないよう日常を送り続けるために日々動いている大勢の人がいるから、被災地支援に駆け付けられる人員を捻出できるということも忘れてはいけないなと感じます。

 

まだまだ、様々な分野や企業の行動等みていたいのですが…

なんせ受講中の講義の期限が迫っているという

別の意味での危機が私に迫ってきています;;;

睡眠不足のままでは頭に入らないので一旦寝ます!

熊本地震の時は、離れているのに地元もよく揺れていて日々睡眠不足で仕事に行ってました;眠れるって本当に有り難いです。