流行 | Polaris(ぽらりす)

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風の赴くままに

流行の系統がちょっと特徴的かもしれませんが…。

 

yahoo/「搬送された人が皆死にたかったわけじゃない」市販薬オーバードーズ、救急現場の実情

 

2023年では薬の過剰服薬が大きな話題になったとして

この記事が書かれています。

 

正直、知りませんでした。

 

OD(オーディー)と略されるOverdose(オーバードーズ)

Over:以上、超過、過剰

dose:用量、使用量

 

記事によると若者による薬の過剰摂取が増えてきているようです。

 

確かに、テレビでグミが話題になっていました。

 

小学生の頃、

学校の教育だったのか?

警察が小学生への呼びかけをしていたのか?

きっかけは覚えていませんが、

『知らない人からお菓子をもらわないように。』

という呼びかけが全体に行われていたのは、今でも覚えています。

 

当時は、誘拐されないようにという防犯目的だった気がしますが、今では、薬物が混ぜられているクッキー等もあるようなニュースを聞きます。

 

中学生の頃には、

堂々と袋を口に当てている人が校内に居たのを覚えています。

今でも言うのか分からないけど、ラリッてる状態です。

 

「ラリる」という言葉を調べてみたら

1960年代の若者言葉から出来たようですね。

薬物中毒などで呂律が回らなくなった様子のこと。

 

目の焦点も合わない状態になってましたね…。

 

脳卒中になった人と似ていたので、

脳に作用してしまっているという状態だったんだと

大人になってから知りました。

 

不思議ですが、

いつの時代も思春期の頃は

ちょっと違法なことをした人というのは

まるで勇者のような、勇気ある、行動力あるような人にみえるんですね。

 

 

  攻撃の方向

 

 

ただ、こうやって薬の過剰摂取が横行すると

バブル崩壊後の日本も同じ状況だったようです。

 

このころに初めて、

心の闇、自傷行為などにスポットライトが当たり、

さらにその流れから

虐待、多重人格というキーワードが増えて行ったような流れもありますね。

 

今も、過去も、

世の中の状況が反映しているように感じるのは私だけでしょうか。

 

何となく、

ハラスメント、いじめ というのは他者に行われる攻撃

薬の過剰摂取、リストカット というのは自分への攻撃

という印象が少なからず私の中にあります。

 

リストカットの日本語の意味を調べようと思ったら…

どうやら和製英語だったようです。

1960年代にアメリカから広がったもののようで。。。

このブログを書いている現在、

「リストカット」という単語をGoogle検索すると

検索のトップに

ヘルプ利用が可能

こころの健康相談統一ダイヤル

0570-064-556

というのが表示されています。

 

攻撃の方向が、

内外のどちらに向くかというだけの違いであって、

何かから抜け出したい/解放されたい

満たせない欲求をどうにかしたいけど、対処法が分からないまま

行動にうつしているというという状況だという点で共通していると思います。

 

ということは、

この世の中の状態は、

過去を繰り返すとすれば、

長引きますね…。

 

 

  感染症

 

 

実体を伴わない異常な好景気であったバブルが1990年代頃に崩壊し始め、経済の低迷・景気の停滞感が長く続き…

失われた30年と言われるようになったようです。

失われたまま、コロナ禍で追撃を受けたような状態ですよね。

 

コロナウイルスの方も久々に調べてみました

東京都健康安全研究センターの世界の新型コロナウイルス変異株流行状況(12月15 日 更新)によると

今なお、XBBタイプが主流のようです。

令和5年秋に無料で実施された第7回新型コロナウイルスワクチン接種で対応している種類ですね。

 

XBBの こども のような存在であるのはEG.5のエリス

そしてXBBの孫、エリスの こどもに当たるような

遺伝子変異を起こしているHK.3。

R5.12.15の発表段階では、HK系は主に中国に集中しているようです。

 

少し前に、そこまで言って委員会というTVで、

コロナウイルスの変異は人工説が出ていました。

自然界ではありえない変異の仕方をしていて、愉快犯の可能性も疑われるような話もちょこちょこと出ていました。

 

そうこうしているうちに

インフルエンザが猛威を振るっているらしく…。

 

大変だ~なんて言っていたら、

マイコプラズマ肺炎が流行?しているとか。

たしか…オリンピックの周期で流行しやすい傾向があったはずなんですが、近年は段々傾向が薄れてきたとも見た記憶があります。

次のオリンピックは2024年7月26日からですね。

東京都健康安全研究センターのデータでは、そこまで多く流行している様子はないので、

流行してもおかしくないという意味で、

早めにメディアが取り上げているのかな?という印象です。

 

福岡県の地元ではどうか?

最新の情報は2023年第49週(12/4~12/10)の現在。

第45週(11/6~11/12)から比較が出来る状態です。

 

  • 第45週(11/6~11/12)
  • 第46週(11/13~11/19)
  • 第47週(11/20~11/26)
  • 第48週(11/27~12/3)
  • 第49週(12/4~12/10)

この間の祝日:11/23

 

久留米市

インフルエンザが、

87→147→244→209→196名で推移。

第49週にて定点当たり(1医療機関あたりの平均報告数)17.82。

意外と感染性胃腸炎が、この5週間30名(プラスマイナス5名)で推移が続いています。第49週にて定点当たり6。

 

北筑後

インフルエンザが、

90→189→328→312→356名で推移。

第49週にて定点当たり44.50。

咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎が第46週以降50名(プラスマイナス10名)程度で推移。

第49週にて定点当たりそれぞれ、8.20、13.20、11.20。

 

南筑後

インフルエンザが、

623→718→907→845→1101名で推移。

第49週にて定点当たり55.05。

感染性胃腸炎は増加傾向で、

74→85→99→103→157名で推移。

第49週にて定点当たり13.08。

 

いずれの地域でも

マイコプラズマ肺炎は0名~1名で、全然流行っていませんでした。

 

 

まぁ…インフルエンザが流行るということは、

人との交流が増加しているとも考えられますし、

そこで感染対策が不十分だったり、免疫が下がっている状況もあるのでしょうから…

 

流行時期と言えども

食事、睡眠、手洗い、うがい

これらが不十分になっている状況があるのでしょうね。

 

本日のテーマのいずれにしても

心身の健康のために、まず自分を大切にすることが先だなと感じました。

私も睡眠・休息とります。

皆さんも、師走で慌ただしいからこそ、ご自愛ください。

 

参考

  • 東京都健康安全研究センター
  • 国立感染症研究所
  • 福岡県保健環境研究所
  • yahoo! など