10月20日は疼痛ゼロの日
疼(10)痛(2)ゼロ(0)の日
…うん、記念日はどれもよく考えられているなと思います。
今月は、10月10日の世界メンタルヘルスデーもあったので、
ちょっと「心の痛み」というところで
疼痛ゼロと掛けて話を書いてみたいと思います。
心の不調を感じやすい?
何かにイライラしたり、落ち込んだり…
いつもです…そういう人もいるでしょう。
あの人が、この状況が、
どうして私は…、この先どうなるの、
あの時のアレがなかったら。。。
考えるときりがない、だけど考えが頭の中でぐるぐる。
よく発想の転換をしましょうとか、
視点を切り替えましょうとか、
いやいや、それが出来たらこんなに考えてないよと思う言葉が多いものです。
一旦ブレイクタイム
悩みや不安のキッカケの言葉を聞くと、
ぐるぐるぐる~と頭の中を色々駆け巡った人もいるかもしれませんので、一旦、少し寄り道雑談をします。
アウェアネス・リボンというシンボルがあるのを知っていますか?
例えば…比較的ポスター等で見かける可能性があるのは…
ピンクリボン:乳がん
レッドリボン:エイズ
ブルーリボン:拉致被害
等など
それぞれ多彩な色の種類もあれば、同じ色でも沢山の別の意味があったりするので、この色はこれ!というものではないんです。
どの意味があって付けているかは、
本人に聞かないと分からないというところでしょう。
例えば、リボンはリボンでも犬にイエローリボンがついていたら、そっとしてあげて欲しいという意味のようです。
人間と同じ、ワンコだってビクビクしますよね。
心や脳というのは共に神経に関する内容なのですが、
その場合はシルバーリボンのようです。
心や脳の障害は、外見からは分かりづらいので偏見を受けやすいです。そのため社会復帰の壁も大きいです。
例えば、障害者用の駐車場があります。
1人で歩ける人が使っていると怒る人もいます。
実際、障害がない人が使うことだってあるでしょう。
でも、本当にその人に障害がないと、パッと見だけで言えるのでしょうか?
ストーマ(人工肛門・人工肛門)をつけていませんか?
ペースメーカーつけていませんか?
義手じゃないですか?
耳は聞こえていますか?
癌疾患じゃないですか?
これらの障害を持っていないと、見ただけで言い切れますか?
障害者マークは義務ですか?
先日はこういう事例もネットで見たのですが、
電車の中で女子学生が、優先席に座っていた人に、席を譲ってほしいと声を掛けた。優先席に座っていた人は、女子学生が若かったため席を譲らなかった。しばらくして、女子学生はその場で倒れてしまったそうです。
偏見や思い込みが判断を狂わせてしまった事例です。
しかし、いざ自分が声を掛けられた時、えっ?って驚くかも;
しかも、座っていたら女子学生は倒れなかったとするならば、余計に頭の中を”?”が飛び交っていたかもしれません。
環境の影響
長いブレイクタイムでしたが、話を戻します。
今の不安や悩みは、本当は思い込みや幻想かもしれません。
ちょっと地に足をつけて考えてみましょう。
不安が頭の中を駆け巡ったり、
上手くいかない出来事が続いたりしたときに
ちょっと思い出してほしいです。
睡眠不足じゃないですか?
スマホ見過ぎてない?
日光はちゃんと浴びていますか?
コーヒーを飲みすぎていない?
これらは睡眠リズムを狂わせます。
また丁度、今は秋です。
だんだん日が短くなって、物悲しい季節になります。
夏の発散するような元気さが、
段々、まとまりよく収斂する季節です。
必ず広がったものは統合され纏りを作っていきます。
他のチェック項目もあります。
最近、甘いものを食べすぎていませんか?
米国のガイドラインでは、糖質を摂り過ぎた人の方がうつ病になりやすいという研究結果もあります。さらに、栄養の偏りやエネルギーの過剰摂取がうつ病の要因になりうつというのは有名な話です。
睡眠とも関係がありますが、疲労がたまっていませんか?
それらの要因を取り払うことで、
まず頭の中の混乱を一旦鎮めることができます。
本当に不安になるような問題が起きていれば、
冷静に公平に的確に判断する必要がありますので、
身体の状態、身体に取り入れるものの状態を整える必要があります。
そういう意味では、”3秒以内に決めましょう”みたいな直感式の決断はNG。
考えて分かるのは天才だけとも言われているものがあります。
確かに、今話題の藤井聡太八冠は、すっごく考えていました。
凡人は3秒直感任せにして、まず行動してみよう。
そこから上手くいかなかったら修正していけばいい、
まずは1歩進んでみないと分からないというもの。
でも、それはコンディションが良い時の話。
休んでなんかいられない状況にならないように
パフォーマンスを保つ必要があるんです…
とまるで自分に言っているようなんですが 苦笑
身体にもココロにも余裕がなくなるので、
ちょっとしたストレスに脆くなり、偏った考えになってしまいます。
ぐるぐる思考から出られなくなるのも、
偏った思考に陥ったからですね。
もしくは考える時間がないとか差し迫った状態。
身体をリラックスさせるだけでも、
心に余裕が出来てきます。
数日取り組む
1日ぐっすり寝ただけでスッキリ!という人もいます。
疲労が溜まっていると、2~3日かかることもあります。
1日ガッツリ休むこともままならない人も多いでしょうから、
不調が出たら、数日に分けて回復を目指すことをお勧めします。
例えば、
身体を休める時間、
1人の時間をつくる時、
コーヒーで目を覚まさず、冷たい水を飲んでみる
甘いお菓子じゃなく、よっちゃんイカ食べてみる
飴じゃなくて、ガムにしてみる
ご飯に味噌汁じゃなくて、納豆ご飯に豆腐の味噌汁にしてみる
いっそのこと卵焼きに醤油をかけて食べるとか
ちょっと今日は車を遠くに止めて、店までは短いウォーキングのつもりで日光を浴びる、
ご褒美にウィンドウショッピング行く(めっちゃ歩く)
いっそのこと鳥栖のアウトレットで日光浴びながら買い物する
ちょっと視点を切り替えることが難しいと言う人は、お試しあれ。
参考
・厚生労働省
・ウェキペディア
・アウェアネス・リボン専門ショップ
・ワンコno wa/犬のイエローリボンが持つ意味とは?|犬のリードに黄色いリボンを見つけたら「そっとしておいてね!」のサイン
・保健指導リソースガイド
・サワイ健康推進課
などなど