正直…何がどうなっているのか疎い私;
そこで色々調べてみました。
今、何が起きているの?
2023.10.7早朝6:30、パレスチナ自治区ガザ域内からイスラエルへ3000発のロケット弾が発射。
BBCニュースでは、イスラエル国防軍の報道官によると、この7日以降、報復攻撃としてガザ地区に爆弾約6000発投下した。双方の死者は2800人を超えている。ガザ地区にいる妊婦5万人が不可欠な保健サービスを受けれておらず、うち5500人は来月出産予定。またこのハマスによる攻撃で、フランス人やアメリカ人も死亡している様子を報道している。(2023.10.13時点)
負傷者等への救護対応や人道支援のために、
国際赤十字も直ぐに動き出しています。
また国境なき医師団、日本発のピースウィンズ等の医療支援等を行うチームも支援に乗り出しています。
なぜ急に戦争が始まった?
いや、急に戦争が始まったのではなく、今までも何度もこのようなことが起きています。
よくニュース等に出て来る
イスラエル、パレスチナ、ハマス…
この戦争のメインは、
ユダヤ人 対 アラブ人
でもその背景には、世界各国が絡んでいる。
イスラエル国:ユダヤ人
背後:アメリカ、イギリス
3000年前は自国だったが、度重なる侵攻を受け1度は滅亡した。第一次世界大戦後に移住。
パレスチナ人が来ないよう互いの居住地域の境に、高さ8m×距離700kmの壁設置。出入り口には検疫所設置。
パレスチナ国(ヨルダン川西岸地区・ガザ地区):アラブ人
背後:アラブ連盟(エジプト・イラク・シリア・レバノン等)
度重なる戦争に負け、居住地域が狭くなり、壁を設置され貧困化。
PLO(パレスチナ解放機構)
議長:アラファト氏(アラブ人側)
ゲリラ的 反イスラエル活動→平和思想組織へ
ファタハ(アラブ人側)
2004年アラファト氏死去後、PLOの後任組織
平和思想組織 共存を図る左翼
ハマス(アラブ人側)
領土を全て取り戻したいゲリラ組織 右翼が勢力up
一方で医療・救済・教育・奉仕も行っている。
貧困化しているハマス(アラブ人側)が3000発以上のロケット弾発射???黒幕は?
ロシアによるウクライナ侵攻では
イラン製のドローンが使用されている。
参考にした動画↓
今回、アラブ人側と協力関係にあった国が、イスラエルと協定を結びそうな流れになったため、一気に攻撃をした可能性や、
ロシアが背後にいて、
ガザ地区から攻撃が行われた10月7日は、プーチン大統領の誕生日だとか、静止衛星の位置がイスラエルまで入るよう移動したとか…様々な情報が飛び交っています。
国連安保理で問題だと議題に上がったが、拒否権を行使したというのは、
ウクライナ侵攻でロシアが行ったわけですが、
実は、ずっと前にユダヤ人がアラブ人に行ったことが議題にあがった際には、アメリカが拒否権を行使したそうです。
この時点で国連安保理が機能していないことに意を唱える人はいなかったんでしょうね;
動き出す救済組織
救助活動に、多数の組織が動いています。
もし救助活動の映像や写真を見たら、救助者のマークを見てみてください。
赤十字社の基本的なマークは
「白地に赤い十字を模した赤十字(Red Cross)」
ただ、色の濃淡も大きさも細かい規定はありません。
戦争中にマーク規定が守れるとは限らないからと言われています。
また実は同じ赤十字社でも国によって違うマークも承認されています。
先程の「白地に赤い十字を模した赤十字(Red Cross)」では、キリスト教の十字架や十字軍を連想させるためのようです。
関連はないとして「スイスに敬意を表するため、スイス連邦の国旗の配色を転倒して作成した白地に赤十字の紋章」との一文が後にジュネーブ条約に挿入されたそうです。
しかし違うマークも承認され、
「白地に赤い三日月の赤新月(せきしんげつ)(Red Crescent)」
当然、赤十字社ではなく赤新月社と名称と変更している国もある。
またイランの「白地に赤い獅子と太陽を描き赤獅子太陽」(Red Lion with Sun)*現在は使用されていない様子
赤の菱形を象った宗教的に中立な第三の標章「赤水晶」(Red Crystal)が承認され、
国際活動時にホスト国から許可が下りれば、菱形の中に独自のマークを入れてよいという条件で、イスラム国は「ダビデの赤盾(せきじゅん)」(Red Star of David)という六芒星(三角が重なって出来た星の形)を使用している。
今回の救助活動の写真等ではダビデの赤盾のみマークがユニフォーム等に描かれている。
ここにマークの一覧がありました。
国際人道法
戦争中のルールを決めている。
どんな状況でも人権は守られなければならないというルール。
しかしなかなか守られない。という課題もあります。
ルールには、例えば、
敵味方関係なく、負傷した場合には救済すること。
あくまでもケガなどした場合は中立的に対応する必要性です。
捕虜・拘留者にも食事・衛生・医療・居住・家族との通信等への配慮を行い、差別なく接する必要性。
一般人を巻き込むような無差別攻撃の禁止。
対人地雷やクラスター弾や核兵器のように戦争終了後にも影響を与えるような非人道的武器の使用禁止。
などがあり、
また赤十字社らの活動には、
理不尽な攻撃を受けた者に対して、怨恨の連鎖を防ぐために戦争のルールを教え、復讐を禁止。
一方で、国際人道法に違反した者は罰せられる。
それでなければ国際人道法は守られない。
国内/国際法廷で裁かれることになるが、
国際法廷はオランダのハーグにある国際刑事裁判所では人道に関する裁判が行われる。
↑この動画は日本赤十字社によって閲覧年齢制限がかかっているので、youtubeにログインしてから年齢制限をクリアすれば閲覧できるようになります。
虐め(いじめ)・嫌がらせ・ハラスメント
結局、これらも相手の人権を害する行為ですよね。
今は戦争のない日本において、
国外に敵がいないからなのかな?
国内で、ある意味 戦争をし合う。
世界情勢を見てみると
日本って何をしているんだろうって思ってしまいます。
そして地震に注目がいかない…
R5.10.7
このパレスチナ問題が激化のキッカケになった奇襲作戦から、
ほんの5時間程度後、アフガニスタンでM6.3の地震が起きています。日本赤十字社のホームページに記載されている現地での地震後の救護活動報告の情報の中でも、4日経ったR5.10.11に至ってなお地震の影響が未だにハッキリ分かっていないことが記載されています。
まずは知ることから。
参考
・日本赤十字社
・BBCニュース
・ウェキペディア
・国境なき医師団
・ピーチウィンズ
・空飛ぶ捜索医療団