抗がん剤6回目(ドセハーパー②)/あわや中止のピンチ/乳がん | 乳がんサバイバーPolarbear

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乳がん治療の一つの記録です

ご訪問ありがとうございます。Polarbearです。

 

抗がん剤が変わり「ドセタキセル+ハーセプチン+パージェタ」の2回目です。

 

初回は入院点滴でしたが、今回からは外来、化学療法室での点滴となります。

病院によって、色々と違うと思いますので一つのご参考までに。

 

 ドセハーパー2回目(9/28)

 

その日(9/28)は朝イチの診察→抗がん剤だったので、午前8時に病院受付です。

診察の1時間前に採血しておくよう、言われています。

受付機械が8時から動き出すので、患者の皆さん、受付機械前に列で並んでます。

受付をすませ最初に採血室(化学療法室専用)へ。

そこから乳腺外科診察室前にて待機です。

血液検査待ちの人が多いと、検査結果が届くのに時間がかかるので、かなり待たされる事もあります。

本日は診察予約から30分待ちの9時半でした。

 

・第一のピンチ→緊急検査

・第二のピンチ→緊急検査2
・差し迫る医師のタイムリミット

・無事、抗がん剤実施

・病院の滞在時間〇時間でした

 

  第一のピンチ→緊急検査

 

担当医師が、血液検査に問題は無いと教えてくれ、体調や副作用を聞いてくれます。

私は毎回図式(ブログにアップしてるやつ)持参で、副作用を説明します。

 

今回、一番酷い「目の副作用」を訴えてみました。

 

医師「市販のソフトサンティアとかで、もう目をひたすら洗う感じで。それでも酷かったら、餅は餅屋。眼科に行ってみて^^」

と言われてしまいました。

 

ついでに何気なく、ラスト3日位にすごくしんどくなった期間があった事を話してみました。

 

私「ちょっと動いただけで、ハァハァ言っちゃって、厳しかったです(^▽^)、今は少し落ち着いてます」

 

とたん、先生の顔から笑顔が…消えた…よ?(^▽^)よ?

 

医師「ちょっと動いてハァハァ…。Polarbearさん、肺に副作用が出てる可能性があります。肺を単純撮影でCT撮りましょう。結果次第で抗がん剤中止です。その場合、後日の治療は改めて考えます」

 

私「 ∑(゚□゚*) ファッ!?」

 

医師「回を重ねると悪化する場合がありますからね。命に関わります」

 

私の担当医師から笑顔が消えた時は、豊富な経験から仰ってるので、従うが吉です。

 

私「CT撮ります。撮って来ます」とコクコク頷きました。

 

医師が検査室に電話し、今すぐ一人入れますか?と検査をねじ込んでくれ、すぐにCT検査室へ向かいました。

 

貰った用紙には「緊急検査」の大文字が!(ひぃぃ?驚き

 

幸い、すぐに撮って頂き、あとは画像診断された結果が帰って来るの待ちで、再度乳腺外科に。

 

  第二のピンチ→緊急検査2

 

少々(画像診断待ちで)待たされ、再び診察室に呼ばれました。

 

医師「Polarbearさん、肺は綺麗でした^^」

 

私「わぁ、良かった(^▽^)」

 

医師「ですが!」

 

私「…です…がぁ…?真顔

 

医師「画像診断した医師が言うには『肺に繋がる血管に血栓の疑いが見られる』とのコトです。単純撮影だと判断がつかないので、造影剤撮影を勧められています」

 

私「∑( ³ω³)  ファッ!?」

 

医師「今から造影剤CTに行ってもらいたいです。もし肺血栓なら、乳腺科では手に負えないので、呼吸器内科でその治療になります。今朝、ご飯とか食べました?」

 

私「いいえ、昨夜午前0時から水しか飲んでません」

 

医師「良かった^^ 問題なく検査できます。すぐ検査枠取りますね」

 

『なんか事態が悪くなってないですか?』と思いつつ、再びコクコクとうなづき、またもCT室に移動(3階差あるので、降りたり登ったり)

 

同意書にサインをし、体中熱くなる造影剤を入れられ撮影。

 

再再度、乳腺科に戻り、結果待ち待機しました。

 

  差し迫る医師のタイムリミット

 

診察室に呼ばれました。

この時、時刻は午前11時45分。

 

医師「画像診断がまだ上がって来てません。そしてPolarbearさん、実は私。今日は12時までしか、ここに居れません。この後、手術が一件入ってます!結果到着が12時過ぎたら、画像診断を見ての判断とその後の動きは、別の医師にバトンタッチしますね。ごめんね ><」

 

私「 ( ˙ㅿ˙ ) …あ、はい」(←もはや動揺しすぎて表情変わらない)

 

医師「もし何も無かったら、今日の抗がん剤はどうしたいですか?昼からになるけど…」

 

私「( ˙ㅿ˙ ) …あ、はい、期間が延びるのもナンなので、やります」(←魂抜けてて一見冷静)

 

医師「OK^^ ちょっとCT室にプッシュしてみますね」

 

電話をかけて「画像診断待ちなの、私もうすぐ手術に行かないといけなくて、無事なら、患者さんは抗がん剤打つ気満々だから、早くして欲しいの」と訴え、3分ほどして画像が上がって来ました。

 

医師「良かったー!Polarbearさん!肺血栓の所見なしと、しっかり書かれてますよ。やったー(^▽^)じゃあ抗がん剤、打って来てください」

 

私「行って来ます。ありがとうございましたーにっこり

 

私がドアを閉めたあと、診療室の中から

「ほんとに良かったー(^▽^)」と、医師が看護師さんに叫んでるのが聞こえて来て、『先生、心配してくれてたんだー』と、ちょっと嬉しくなりました。

 

この時、午前11時55分。

先生の手術予定にも間に合ったし、私も途中から初めましての違う医師に大事な判断をして頂くよりは、よく知って見ていてくださる担当医師に判断して貰えて嬉しかったですニコニコ

 

  無事、抗がん剤実施

 

なんだか怒涛の展開でしたが、副作用が肺に出てなかったこと。

別の疑いが浮上したけど、それを見つけてくださって、即検査できたこと。

そして疑いが晴れて、安心できたこと。

結果オーライ?

 

午後0時、化学療法室にチェックイン。

 

受付さん「あ、Polarbearさん、予定時間を過ぎてるので、お薬作るのが成り行きの順番になるから、少し待って頂くかも」

 

見回すと、結構患者さんが待機していました。お昼からの方が多いのかな?

朝、コンビニで買ってた、おにぎりを一個。ほおばりながら待機。

診察前の時間に食べなくて良かったです。(おかげで検査がスムーズにできたから^^)

 

呼ばれたのが午後1時。お薬待ち1時間なら想定内です。

今日はドセハーパーの2回目なので、分子標的薬の量が少ないそうで、それぞれ時間短縮されてました。

 

途中、ドセタキセルでちょっと胸がムカムカとしたのですが、看護師さんいわく「ドセタキセルはアルコールを含んだ溶剤を使ってるからかも」という事でした。

そういえば二日酔いのムカムカに近いかも?

私、独身の頃は甘いフィズ一杯で二日酔いになる弱さで、結婚してからはお酒飲んでませんでした。

 

ドセタキセルのアルコール量は、患者の体重にもよりますが、おおよそビール、コップ半分程度らしいです。

(ほかの薬では、その10倍のアルコールの薬もあるとか)

昨夜からあまり寝ておらず(抗がん剤前は寝つき悪いタイプ)、午前中バタバタしてたから疲れて反応したのかもです(想像)。

 

点滴予定は下記の通りですが、針を刺したり、針を抜いたり処置したり、アイスノン借りたりで結局3時間。

化学療法室を出たのは、午後4時ちょっと過ぎ。

 

① 点滴 生理食塩水50ml
② 点滴 パージェタ(分子標的薬)30分

③ 生理食塩水 2分
④ ハーセプチン(分子標的薬)30分

⑤ 点滴 デキサート注(制吐剤)30分
⑥ 点滴 ドセタキセル(抗がん剤)1時間
⑦ 点滴 生理食塩水 数分
⑧ ヘパリン生食(CVポートロック用)

 

  病院の滞在時間〇時間でした

 

そこから乳腺外科に戻り、ジーラスタボディポッドを装着です。

外来時間は終わってる為、少し待たされて注射セット終了が午後4時30分。

その後、清算→病院外の薬局に処方箋をもらいに行き病院へ戻り。

病院に到着が5時。家族が車で迎えに来てくれていて帰宅しました。

 

病院の滞在時間は、ほぼ9時間。

ひゃー(^▽^)疲れました。(最近、体力落ちてるし)

 

昔からですが、私ってアクシデント体質のような気がします。

「えええ?」っていう何かが起きる事が多いです。

平凡が一番」と思いつつも「そんな経験せんやろ、ふつう!な体験ができるのは貴重なのかも…?(そうか?)」と前向きに生きようと思いました。

 

正直、アクシデント起きるたびに、ちょっぴり寿命が減る気が…(^▽^;)

次回は何事もなく、すんなり終わると良いな、と思います。

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【病気の記録】

2023.3  左、乳がんと診断
2023.4  左胸全摘+左腋窩リンパ節郭清

Her2陽性/ホルモン陽性(トリプルポジティブ)ステージ 2b


2023年6月15日~

AC療法4回

「アドリアシン(抗がん剤)+エンドキサン(抗がん剤)」終了


2023年9月6日~

ドセハーパー4回

「ドセタキセル(抗がん剤)+ハーセプチン(分子標的薬)+パージェタ(分子標的薬)」今ココ

2023年11月終わり~
ハーパー14回

「ハーセプチン(分子標的薬)+パージェタ(分子標的薬)」

 

を予定しています

 


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