テント暮らしをしている、と聞くと
さぞや侘しい食事をしていると思う方もいるかもしれません。
インスタント食品やレトルトを
携帯用のガスコンロで温めて啜る、みたいな。
確かに、山歩きなどで、あまり荷物を積めないツーリングなんかをしている場合なんかは
そういうシーンもあるかもしれない。
でも
私の場合
こんな生活を自分で選び取ってしている理由が
「生きてるだけで幸せ、と思えるため」
なわけです。
では
生きる基本て?
やっぱり食べることじゃない?
そう。だから食べることには手を抜かない!
燃料としての薪ひろいや
食べ物を採集してくる行為、
と言うところから、食事の支度だと考えると
もう、ほぼ1日中食事の支度をしています。
だけど本来の姿って、えてしてそんなもんかも。
味噌や醤油なんかの調味料から手作りするスタイルを思えば
食べることに費やす時間で
ほぼ時間めいっぱいですね。
私は、調味料はもちろん買うし
足りない食材もスーパーで手に入れていますが
それでも、すごく、スローな食事をしています。
まさにスローフードね。
では、ここで、お気に入りのメニューを紹介します。
新鮮な魚を釣ったとき、よく作るのが
アクアパッツァ。
魚をブツ切りにして塩をふり放置し味をなじませ、
オリーブオイルで焼き
ニンニクを入れ、香りが出たところで
トマトなどの野菜と、水と泡盛を入れ
蓋をして火を通すだけ。
本来白ワインを使いますが、泡盛でも美味しい。
トマトは畑になっています。
野菜も、頂くことが多いです。
それから、パパイヤが沢山なっていますので
沖縄料理の定番、パパイヤチャンプルーの他に
タイ風の青パパイヤのサラダもよく作ります。
パパイヤを、シリシリ器(こちらでは普通に手に入る千切り器)でシリシリします。
ニンニク、鷹の爪、ピーナッツ、干しエビを細かく砕き
砂糖、ナンプラー、レモン汁を混ぜる。
普通はフードプロセッサーや、擂り鉢を使いますが
道具がないので、石を使い砕きます。
レモン汁が無いときは、酢と、レモングラスを細かく切ったもので代用。
レモングラスは、そこらへんにアホほど生えています。
干しエビやピーナッツは、買うので少し贅沢。
味を馴染ませるために、揉んだりすれば、なお良し。
それから、タケノコが沢山取れたら
穂先を集めておいて穂先メンマを作ります。
濃い目に味付けして、保存食にします。
親分のところで飼われている鶏の卵を使い
手作りマヨネーズもよく、作ります。
美味しいけど保存料が入ってないので食べきります。
新鮮なイカをいただいた日は、
イカ墨のパスタを作りました。
ある日のご馳走。
隣の島で捕れた本鮪の中とろ。
飯盒で炊いた炊きたてご飯に乗せて食べます。
これも頂き物。
体長30センチはあろうかと言うセミエビ。
これも頂き物。
捕った猪の骨で炊いた猪汁。
野菜は、パパイヤと人参。
これも、お金はかかっていません。
物々交換、というと、ダイレクトな表現になり、ニュアンスが異なるので
エネルギー交換、という言葉を使います。
これらの食材、一般に、買えば相当な金額になるような贅沢品ですが
私はお金を出して買ったわけではなく
すべて、エネルギー交換により、頂くことができたものです。
エネルギーとは、物質の場合もあるし、
労働力の場合も、もちろんあるのですが
なかには
「なおちゃんの美味しいと言って喜んでくれる顔が、また見たいから」
とか
「この間すごく楽しかったから」
とか
「次の日から、すごく良いことが起こり、最近とても、ハッピーだから」
とか
そんなこともあるのです。
そして、私はもちろんハッピーになります。
ハッピーなエネルギーが、どんどん流れ、回っていく。
美味しいご馳走があり
皆の笑顔がある。
それが私の生きる幸せ。です。








