(告知)"お盆にこれも聞く!「14世紀後半の前衛音楽」"開催 | Pokopen Photographic

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すでにツイッターではご報告しましたが8月14日(日)

"environment 0g"で14世紀後半南仏で生まれた音楽を紹介
するイベントを開催します。

当日開催の「お盆に聴く!中世教会音楽の世界2」の中での
企画で、19時より1時間の予定。


元々私が"Early Music"に入ったきっかけがこの日に紹介
する「アルス・スブティリオール」と言われる音楽。
たまたま、デイヴィッド・マンロウの3枚組のLP
"The Art of Courtly Love"をジャケ買いしてしまって
その2枚目に収録されていたこの音楽。はっきり言って
衝撃でした。650年も前にこんな音楽があったのかと!

当時は音楽学者の人達は「技巧だけの音楽」と言う評価
でしたが、私はこれらの音楽の可能性に注目していました。
近年になってさらにこの分野の研究が進み、注目を
浴びるようになってきました。私個人音楽史的には20世紀
の「トータル・セリエリズム」の音楽と似たような
運命を辿たように感じました。

ジャンル的にはクラシックですが、他のジャンルの
人にも聞いて貰い、何らかのヒントを掴んで頂ければ
と企画しました。


当日は福島武司(武茶)による中世教会音楽 REMIX LIVE
もあります。こちらも期待(というかこちらが当日の
目玉ですが・・)

ご興味のある方は是非ご来場を・・。

入場1000円(ドリンク、落雁菓子又はスナック込み)



以下はフライヤーから文章だけコピー

14世紀後半のヨーロッパはペストの大流行とローマ法王庁が
分裂した時代。
人口の1/3を失う、死と隣り合わせの世相の中、
ローマ、アヴィニョン両法王庁を中心にさまざまな権力が争
った不安定な時代。その様な時代にアヴィニョンを中心とし
た地域に極度に複雑で技巧的な音楽が生まれた。後にこれら
の音楽は「アルス・スブティリオール」と呼ばれた。複雑な
リズムや半音階を多用したこれらの音楽は演奏も困難で、後
の世代に引き継がれる事はなかった。また、これらの音楽に
匹敵する音楽は20世紀まで待たなければならなかった。ある
音楽学者が五線譜に書き換えようとした所、真っ黒に塗りつ
ぶされたという。



かつての前衛音楽を新たな視点で感じて頂ければ幸いです。
    
          
日時:8月14日 19時頃
「お盆に聴く!中世教会音楽の世界2」の中で披露

演奏者
LP
デイヴィッド・マンロウ指揮 ロンドン古楽コンソート

パウル・ファン・ネーヴェル指揮 ウエルガス・アンサンブル

CD

アンサンブルPAN
マルセル・ペレス指揮 
アンサンブル・オルガヌム


案内:ぽこぺん


備考
       
会場:environment 0g [ zero-gauge ]

大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1F

地下鉄桜川駅下車、
2号出口を出て北に向かって
橋を渡った,すぐのビルのB1F



https://nuthings.wordpress.com/    
     
     
     
アルス・スブティリオールのwiki


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%AB