「OPEN GATE」報告会 | Pokopen Photographic

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日時 2015年8月9日(日)
時間 14:00~16:00
会場 国立国際美術館 B1階 講堂
料金 無料

出演者
Sachiko M(音楽家、Asian Sounds Research プロジェクト・ディレクター)
米子匡司(音楽家)
水内義人(現代美術家)
橋本梓(国立国際美術館主任研究員)

今年の6月にマレーシア・ペナン島で開催された展覧会「OPEN GATE」
の報告会があったので行って来ました。この展覧会、大友良英さんの
ツイッターで存在は知っていましたが、はっきりきって何やってるか
判らなかった事もあって行って来ました。


ところでこの展覧会「動き続ける展覧会」と副題が付けてあって
何のことかとかと思ったら毎日変わっている事だそうです。
具体的には、作品の位置が変わったり、作品に手が加えられたり、
追加されたりと・・。ただ時々ある公開制作とか言うのもでは
ないらしいです。



内容は展覧会を含め、そのための現地調査2回を
含めた3回のイベントの動画紹介とそれにまつわる
トークでした。


第1回リサーチ 2014年10月7日-15日

第2回リサーチ 2015年1月18日-26日

展覧会    2015年6月6日-21日

開催場所はHin Bus Depot Art Center、もともとはバングラディッシュ
の移民が多く住む地域でにあるバスセンターが廃棄されたのを、購入
したのだとか。この地域は当時あまり雰囲気がよくなく地域を変えたか
ったとかで購入したとか。


トークの内容が色々ありすぎて、しかもさっくばらんに話されたので
楽しかったですが、とりとめのない所もあって。


動画等、当日報告された内容はこちらに随時UPされるそうです。
こちらを見た方がいいかも。

Asian Sounds Research

http://www.soundsresearch.com/


最後に質問タイムがあったので話の内容が主催側の話ばっかりだったので
観客の反応について聞いてみたら、最初は「アートに興味のある人がメイン」
とか「作品のタイトルは書いてなかったのですが、作品名を尋ねる人はなく
皆思い思いに楽しんでいたとか」質問に即した回答をしてもらったの
ですがその後話題が色んな現地の生活習慣等に飛んで役0分間の
トークとなってしまいました。まあ結果的にはいい質問だったのかな?
開催期間がラマダンに重なって、「開催しても大丈夫か?」と尋ねたら
各民族とも互いに尊重しあう文化があってもんだいないとか。
後、展示が音を主体にしているけれど日本程音に対して神経質では
なかったとか。元々町全体がうるさいし毎朝アザーン(礼拝への呼び掛け)
があってこれで起こされる。といった話がありました。


ラマダンが終わったイスラム教徒の人に対して、バングラディッシュ
の移民の人(こちらもイスラム教)が料理をふるまうそうで、
イスラム教ではない出展者の皆さんもご馳走してもらったとか。




関連イベント

Asian Sounds Research報告会
2015年8月11日(火)

http://www.cottage-keibunsha.com/events/20150811/