ピンク・フロイド ザ・ウォール | Pokopen Photographic

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京都同志社大学寒梅館で「爆音映画祭in京都」が開催
されましてその中で「ピンク・フロイド ザ・ウォール」
が上映されるという事で行って来ました。


「爆音映画祭」というのは通常の映画館のPAではなく
ライブハウスと同等のPA(爆音)を使って上映するも
ので大阪では梅田クアトロが使われていました。
「ピンク・フロイド ザ・ウォール」はピンク・フロイドの

同名のアルバムを映画化したもの。

という事で


映画見る前に久々に「The Wall」聞きました。そう言えば
当時はLP時代だったので収録時間の関係で、Empty Spaces
(What Shall We Do Nowの前半)でしたが、映画では
「What Shall We Do Now」となってフルで聞くことが出来
ました。


コンセプトアルバムという事でアルバムその物はストーリー
があってそれをそのまま映画化するのだから当然ストーリー
のある映画が生まれると思ったのでしょうねえ。


ただ音楽は聞く方のイメージがあってそれによって曲が

繋がっていくのですが映像そのものが割と歌詞に即した

具体的な映像となっていて、そちらにイメージが固定化

されてしまって
結果的に難解で不思議な映画になりました。


歌詞がもつ色んなイメージを広げる様な映像だったら
また変わった映画になっていたかもしれませんが
(でもさらに難解な映画になっていたかも)


「The Wall」のPV集として観れば違和感ないですけどね。


この映画祭のプロデューサーの解説にこのような文章が

ありました。
http://www.bakuon-bb.net/2015/kyoto/
から引用


古い映画ですが、その古さの中の新しさと映画の自由を
体感していただけたら。私たちがいかに誰かに定められた
システムにとらわれてしまっているか、それらの映画を
観るとはっきりとわかるのではないかと思います。



映画の中では権力に対する反発、社会や組織

の不条理やそこで歯車の一つになってしまう事

の反発とかそういう物が扱われていて、それが

「映画の自由」と言った言葉に置き換えられて

いる感じがします。

この映画を見た若い人はどう感じただろうか?
そこらへんは興味ありますね。


他に上映されたのは


「ベルリン・アレクサンダー広場 最終話」
「ポンヌフの恋人」
「ロッキー・ホラー・ショー」
です。

「ロッキー・ホラー・ショー」も見たかった
ですが、封切り時にみているし・・、今回は
辞めました。


爆音映画祭
http://www.bakuon-bb.net/