KYOTOGRAPHIEその2 | Pokopen Photographic

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KYOTOGRAPHIEの魅力の一つは、京都の由緒ある建物で
写真展示が行われる事。人によっては展示される写真よりは。
そちらに興味がある人もいますが・・。


「無名舎」もその中の一つ。家主は祇園祭山鉾連合会の
理事長さん。

普段は予約制で1000円で見学できるそうです。
http://youpv.exblog.jp/10670482



さて去年は確か進駐軍随行した米国のカメラマンが当時の
日本の写真の展示がありました。同時に「無名舎」所蔵の
素晴らしい丁度品の数々が展示されていて、なかなか
素晴らしい内容でした。



今年は「山谷佑介」さんの作品が展示。
http://www.yusukeyamatani.com/

http://www.yusukeyamatani.com/blackandwhite.html


大阪の人だと思ったら新潟の人だそうです。写真はご自身が
ロックに夢中だった大阪時代の写真が展示していました。

それに伴い室内には山谷佑介さんの私物が展示。革ジャン
とかブーツとか。スケボーが床の間に吊られていたりと・・。


一方展示も凝っていて、写真をカルタのようにして裏側
に作家自身のこの写真に関するコメントが印刷されて
いたりとか、2Fでは光が当たる側が昼間の写真、
反対側は暗いので、照明を当てて展示しているのですが
そちら側が夜の写真となっていて、面白かったです。


パンクスぽい人の写真があって「懐かしい」なんて
言ったらたたまたまそこで展示の様子を撮影していた
外国のカメラマンが「この写真数年前の写真だけど」
(と言っていたと思う)
「30年目に私はパンク(及びポストパンク)を聴い
ていて写真の様な人を沢山見ていた。この京都でも
当時ははEP-4と言った先進的な音楽を創作していた
グループがあった」と説明すると
結構その話で盛り上がってしまいました。私が
怪しい英語で喋り相手は怪しい日本語で答える。
他人から見たらどう見らえていたのかな?


この「無名舎」は写真好きな人でも有名で朝は
中庭が上から光がさす光景を撮ろうとカメラ
マンガ一斉に座って写真を撮ったりと色々あった
ようです。


私も2Fの能舞台の床に庭の緑が移り込む「床緑」
を撮りました。(作品の展示台の隙間から一寸
緑が見えてなかなかシュールでした。)







かるたの展示。かるたに緑が写って面白かった

です。





室内も美しかったです。


そう言えば山谷佑介さんの私物として「ゆらゆら帝国」のCDが

置いてありました。