続きです。
さわひらき (石川県出身、ロンドン在住)
「Lineament」 2012年
記憶を辿ろうとする男を描いた作品だそうです。
それにいしても美しい映像です。レコードに刻まれた
音も用いてました。
柳井信乃 (奈良県出身、横浜在住)
「Screeen memories」 2012年
色々展示されていましたが、これが面白かったです。
女性の着物を着て男性の能面を被った人が、色んな
施設(軍事施設や原子力発電所等)を背景に撮った
写真が、現れては消えてゆく・・。
柳井信乃さんの他の作品も見てみたいです。
ところで最近思う事、今回の展示もi-phoneで映像を
撮りながら、わざわざ35mmフィルムに変換して
上映したり、レーコードにわざわざ音を刻印して
再生させたりと
アナログ回帰の動きが見えてきた。写真でもデジタル
やっている人がフィルムにも戻ったらりしています。
デジタルは便利で何でもできるのですが、逆に
何でもできる事が、不信感を招くのでしょうか?
デジタル=どこか嘘っぽい又は不変性に欠ける。
なんかそんなイメージがあったりして。
MIOPHOTOで森村 泰昌さんがどことなく「デジタル
臭い」と言って合成写真を見破ったのは、さすが
と思いましたが、それも同じ事なんでしょうか?