こんにちは〜
東京都の新規感染者は相変わらず600人〜800人ですネ
そして9都道府県(北海道、東京、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡)への緊急事態宣言について、6月20日までとすることが政府の新型コロナウイルス感染症対策本部で決定された。との事ですが、スーパーも時短営業のため早めに買い物へ行ってます
それでは本日の一曲です
百恵さんのお歌と言えば...こちらの歌が頭を過ぎります
解説
「愛染橋」は山口百恵の28枚目のシングルで,1979年12月にリリースされた曲だ。作詞が松本隆,作曲は堀内孝雄で,宇崎竜童のカタカナ演歌とは違って,純演歌に近いテイストを持っている。
デビュー当時の曲を除いて,「初恋草紙(日本情緒あふれる文学作品のような曲で,個人的には好きな曲だ)」と同じぐらいに,売り上げが低い曲だった。
怪作『山口百恵は菩薩である』において平岡正明氏は,“「夜へ…」から「娘たち」へ,抱かれるおびえから破瓜の痛苦へ,暗喩をもって百恵の性的実存は進化しているのである。しかし「愛染橋」はちがう。ガクっとおちる。愛染橋を渡ることが結婚を意味するという比喩だが,「娘たち」の暗喩に遠く及ばない。(中略)等身大の実像を描けば伝達が完了するという錯覚はフォークソング並みの錯覚である。実像と虚像のダイナミズムを保持できないのは知識人並みの衰弱である”と喝破している。
「夜へ…」や「娘たち」といった傑作と比べれば,やや凡庸な感じの「愛染橋」を“遠く及ばない”と言いたくなってしまう気持ちはわからないでもないが,歌詞に出てくる京言葉は現代においても非常に新鮮だし,いい曲だと思う。昨今のシンガー・ソングライターの自作歌詞に比べれば,結婚に揺れる女心を描いて,松本隆の歌詞は遙かに秀逸である(比べること自体,松本隆に失礼だという声が聞こえてきそうだ)
作詞を担当した松本隆が歌詞の中に、京言葉を挿入している。
この作品のヒットで全てのシングルの総売上枚数がついに1,000万枚を突破した。これはピンク・レディー(1979年)、森進一(1979年)に続いて史上3人目の快挙であった。
1994年に中森明菜がカバーし、カバー・アルバム『歌姫』に収録した(2004年のトリビュート・アルバム『山口百恵トリビュート Thank You For…』にも収録)。さらに、作曲者の堀内もセルフカバーをしている。
なお、愛染橋はかつて大阪市浪速区に実在した橋で、映画で有名となった『愛染かつら』のある勝鬘院・愛染堂の前の愛染坂を下ったところの高津入堀川に架かっていた。現在川は埋め立てられて阪神高速1号環状線になっている。また、愛染橋の前にあった愛染橋病院は、約300m西に移転した現在も院名に名残りを留めている。
↓実在していたのは知りませんでした(≧∇≦)(写真はお借り致しました)
明菜ちゃんがカバーしています^^
歌:山口百恵
作詞:松本隆
作曲:堀内孝雄
春一番が吹き荒れた後
花を敷いた路地へ
今日こそ返事聞かせてくれと
問いつめられそうで
あなた以上にやさしい人は
いそうにもないけど
結婚なんて旧い言葉に
縛られたくなくて
橋の名は愛染橋
ほほえんで渡れば恋がかなう
うつむけばそれきりとまどい橋
うちは淋しい女やからね
愛なんてよう知らん
時の流れも春のうららに
渡りたい 渡れない
髪の芯まで飽きられる日が
来ないとも限らず
そしたらすぐに別れる勇気
ありそうでなさそで
橋の名は愛染橋
ただ一度渡ればもう戻れぬ
振り向けばそこから想い出橋
うちは愚かな女やからね
人生もよう知らん
けれどあなたに手招きされて
渡りたい 渡れない