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愛媛旅行③~坂の上の雲と坊ちゃん・文学編

松山城の次は、坂の上の雲ミュージアムへ。

 

【坂の上の雲】は、明治期の松山出身の3人の若者の立身出世記。

”Baseball”を”野球”と和訳した正岡子規さんと、

明治黎明期の日本の軍をけん引した秋山兄弟の物語なんですが、

私がかつて読んだのは、

ほーんのくだりの50ページほどのみで、主人公3人のうち一人しか出て来ないまま。

ぉ、ぉ、おはずかしい。。。

 

文庫本で全8巻の長編小説なんですけどね。

昭和40年代半ばに、朝日新聞で4年超もの間、連載されてたそうです。

その全てが資料館に掲示されています。

読了は当分なさそうだから、NHKドラマのDVDでも借りて観よう、うん、そうしよう。

 

小説を読んでなくても為になる資料館だと思います。

建物自体も、三角形だったり、空中階段があったり、珍しい造りになっていました!

有名な建築家さんの設計だったはず。

 

※これよりマシな写真がありませんでした。松山城で歩き疲れてた。

 

この日、資料館の入り口では、お菓子すくいという(私たちには)ナゾのイベントが。

お玉でお菓子をすくうのですが、見るとやるとでは大違い。案外難しい。

飴玉をいくつかいただいて帰りました。案外嬉しい。


 

また、資料館から望む明治期建設の洋館が素敵♪

 

 

もとは松山藩主だったお殿様が、維新でお城を明け渡して

この洋館にお住まいになったとか何とか。

【坂の上の雲】にもご登場らしいですよ、その元お殿様。

 

 

さて次は、いよいよ道後温泉へ。

今度は【坊ちゃん】です。

 

坊ちゃんのなかで”マッチ箱のような電車”と書かれた坊ちゃん電車に乗ろうと

時刻表をチェックして(1時間に1本ペースでしか来ない)

電停へ行ったのだけど・・・

満員にて、あえなく見送る羽目に。

 

 

平身低頭に謝る車掌さんのお人柄に、

坊ちゃん電車にフラれた観光客全員が、仕方ねーなーと見送って、

次に来たみかん色路面電車に乗りました。

どこまでも、みかん。

 

坊ちゃんの方は、そもそもが短編ということもあって

50ページではなく、だいたいをざーっと読んであったので

 ※ただ、すぐ結末を読んじゃうので、ストーリーの把握が非常に雑です

  →詳しくは≫コチラ≪ ドン引き注意!

旧制松山中学=現・松山東高校を見てハッとしたり、

坊ちゃん団子を食べ歩きしたりしながら、

道後温泉本館までのアーケード街をぶらぶら。

 


それはともかく、道後温泉ステキでした。

 

 

 

人が多くて写真どころではなかったけど、

自分って日本人だなぁってとつくづく。

 

 

 

風呂上がりには、もちろんビール。

じゃこ天、じゃこカツも一緒に食べました。

愛媛に着いてから3回目くらいのじゃこ天じゃこカツ。

何度も食べたのに、全て写真に残ってない、残らない美味さ。

本当に美味しかったです。

太刀魚の焼いたやつも美味しかった。ビールに合った。

 

あれ?これはなぜかみかんジュレの写真ですね。

もう何が何だかわかりませんが、とにかく食べたものはすべて美味しかった!

 

晩ご飯には、中予風鯛めしをいただきました。

伊予の、東側、真ん中あたり、南側で、東予・中予・南予と分けるようですが、

松山市は中予。

 

 

前日の南予風が生の鯛をタマゴと出汁で白ご飯に混ぜるのに対し、

中予風は、鯛たっぷりの炊き込みご飯です。

これはこれで美味かった~♪♪♪

 

 

余談ですが、「しろごはん」と入力したら「城ご飯」と変換されました。

城、行き過ぎ。打ち過ぎ。

 

さらに余談ですが、

ここでもお菓子すくい体験をば。こんな感じ。

 

 

「お菓子すくいって、愛媛では普通なんですか?」

という質問が的を射てなかったようで

「ん?ただのお菓子すくいですよ(^^) 」と、

にこやかな中にも『普通じゃろ!』的な返しでしたけども、

全国的には普通なんでしょうか。

私自身が日本の端っこに位置する宮崎県民なので、

えー珍しいですよ!と押し切ることができませんでした。

お菓子すくい分布図とか欲しいですね。

 

 

次は、今治城へ行きますよ。

 

 

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愛媛旅行②~松山城・みかんLOVE編

鯛めしに感動して、大洲市を後にし、

松山市へ。

 

今回の旅の目的は、松山道後温泉ではなく、松山城。

松山城近くのホテルで紅白を見て、

赤組のあっさり優勝シーンに、え?と戸惑いながら新年を迎え

元旦は一路松山城へ。

 

 

松山城は、日本に12カ所ある現存天守の一つ。

江戸時代に作られてから、そのものがあるってスゴイ!!

と、言うわけで松山城も、お城の中の階段が急勾配。ほぼハシゴ。

 

前日の大洲城もそうだったのですが、

急勾配の階段を、スリッパ履いて上り下りするから怖いのです。

スリッパのパカパカ具合が、怖さを強調する!

スリッパ要らん。

誰か言って。

お願いします。

 

さて、門のところでは、鏡割りの振る舞いが。

お正月ですね~♪
 

 

ただし、中身はお酒でなくて、ポンジュースですよ。

ハンドルキーパーも、子どもも飲めて、これはナイスアイデア♪♪

お馴染みポンジュースのラベルも、樽によく馴染んでるように見えます。

 

が、これって地元愛媛でも普通の光景ではないらしく、

NHKの取材が入ってました。

すぐ横でテレビカメラが、観光客にインタビューしてました。

 

『鏡割りの中身がオレンジジュースということで、いかがでしょうか?』

『珍しい・・・ですよね??』

 

ほぼ誘導尋問。

田舎者根性丸出しで、子どもも写りたがって、

親子でニヤニヤとウロついてましたが、

東京都練馬区からお越しのご夫婦のインタビューを終えたら

風のように天守内へ消えて行ってしまわれました。

と言うわけで、取材されてません。テレビ写ってません。どこまでも小市民。

 

そして、愛媛の都市伝説のようにテレビでガンガンに見ていた

”蛇口からみかんジュース”も体験できました!!

 

 

みかんジュース、とっても美味しかったです。

気持ち良く晴れ渡ってカラッカラに乾燥した瀬戸内海気候(←小学校社会で習った?)でも

元来弱いはずの喉を傷めずに旅行を楽しめたのは、

愛媛のまじめーなジュースのおかげに違いない。


 

そして。

 

 

松山城近くで飲んだ、みかんビール。

そのまんまの味でした。

 

愛媛でもビール。

愛媛、かなり気に入りました。

みかんも気に入りました。

 

城の次は、道後温泉へ。

 

 

 

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愛媛旅行①~大洲城・南予風鯛めしが激うま編

時間を遡りますが、

この年末年始は、愛媛県へ出掛けてまいりました。

 

少し前からハマっているお城を見たいと言うことで(シリーズ化の予感)

行き先が四国に決まり、

 ※四国には、現存天守が4つもあるのです!

ならば、一番近い愛媛県にしようという理由。

四国は初上陸となりました。

 

愛媛県へは大分臼杵からフェリーで。

八幡浜市というところに着きました。

フェリーに乗る前に時間があったので、臼杵城へ。

朝7時、冷たい空気の中、城跡のみのこる城跡を見学してきました。

大晦日ですが攻めます。

 

八幡浜から松山へ向かう途中にある大洲市というところで途中下車。

大洲市には、大洲城があります。

昼前に2つ目のお城に到着。

 

 

大洲城について語りだしたらそれなりにかかるので、

ここは、

世の城好きブログさんにお任せして次へ行くとします。

 

 

大洲市は、あの『東京ラブストーリー』の永尾カンチの地元という設定で

市内各所でドラマに使われた景色を見ることができます。

 

この川沿いの道も、リカとカンチが歩いたらしい。

 

肝心の”リカがカンチ宛の手紙を投函したポスト”は、

遭遇しながらも写真を撮りそびれる中途半端ぶりでしたが、

思いがけず、かつて熱狂したドラマのロケ地を訪れることができたことは

ミーハー魂に滋養が行き渡る思いがしました。

 

熱狂したと言っても、

月9でなく、日曜夜10時半から放送されてた宮崎において、

当時の中学生には夜が遅すぎて、いつもいつもテレビ前のコタツでうたた寝状態。

はっ!と我に返るのは、

クライマックスシーンで、あの主題歌が流れる時なわけで、

実は、大洲でのシーンは、あんまり覚えてなかったりして。。。

でも、根っからミーハーだから何でも良いの。

 

そして、大洲を勧めてくれた愛媛県出身の友人がオススメの

南予風鯛めしをいただくべくお店を探したのですが・・・

 

大洲市は、海沿いから少し入った川沿いのまち。

お城の人に鯛めしやさんを尋ねたら、

さっき船を降りた八幡浜の方が、鯛めしやさんはいっぱいあるのだけどとのお返事。

 #一軒だけある老舗の有名な鯛めしやさんは、大晦日でお休みでした。

 

多分ですね、

宮崎に例えるなら、西都や綾に行って、

しらす丼やイセエビ料理屋さんを探すようなものだったみたい。

 

あー、リサーチ不足の自分を呪う~と思いながら、必死の検索にて

なんとかインター近くで、鯛めしにありつけました!!

 

 

宮崎で言うなら小丸新茶屋みたいな感じのお店で出てきた

その鯛めしとやらの美味いこと、うまいこと!

お替わりしたいし、毎日食べたいと思うくらいでした。

 

 

今、鯛が旬なんですって。

遊漁船TPSテトラポット水産ERIMARUさんの船長さんから、年明けたまたま聞きました。

船長さんに、鯛めし作ってもらえんかな?と思ったり。

大晦日に食べて以来、鯛めしのことで頭いっぱいです。

 

 

それはそうと、

旅先で地方都市の情報を探すのはなかなか大変ですね。

大手のグルメ情報サイトは、今やアプリをダウンロードしないと詳しく見れないのですね。

便利すぎてめんどくさいなあ。

ポケミヤ!みたいなのが、他のまちにもあればいいのになあって思いました。

 

旅は続く。

次は松山市へ。

 

 

 

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