コンナムル(大豆もやし)  ピビンバ | ぽじゃぎママのブログ

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焼肉ぽじゃぎ・・・厳選黒毛和牛焼肉と韓国家庭料理のお店です。   

ナムルの王様コンナムル・・・콩나물(大豆もやし)。

もやしの根切り作業です、地道な作業です

IMG_2276.jpgもやしの根を一本一本取っていきます。

IMG_2281.jpg1Kgのもやしにかかる作業時間、おおよそ1時間。

実家の四国松山の焼肉店でも、子供のころからよくお手伝いをさせられました。

でも途中からこの作業がなくなったなぁ~。
そうそうもやし屋さんが「根切り大豆もやし」で販売してくれるようになったので、らくちんになってうれしかった~

お店を開店する時、もやし屋さんをいろいろ調べて「根切り大豆もやし」を探したのですが、この辺ではなかなかなくて・・・
スーパーにおいてある根切り大豆もやしは、長く伸びすぎて大豆もやしが硬くて食感と味がいまいち

なのでこの作業をコツコツと2日おきぐらいのペースでやってます

韓国ドラマでもオモニたちがせっせと大豆もやしの根を取っているシーンをよく見ます

韓国人にとってはごくごく日常の家事です。

根を取り終えた大豆もやしは水と塩で茹で、おいしく味付をしてナムルになりました

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茹で汁は味付して大豆もやしのスープになりました。

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スープは自宅用、家族の朝食で食べます。

今ではすっかりポピュラーな韓国料理となったピビンバ。

この大豆もやしのナムルだけでもおいしいんですよ

日本の家庭で、おいしいお漬物がいつも冷蔵庫にあって、お茶漬けとお漬物でさらさらっと食べるように、
韓国の家庭では、たいてい冷蔵庫にナムルがあるので、ごはんとナムルとコチュジャンでささっと混ぜて食べます。
韓国ドラマではおっきなボウルにピビンバを作って、ボウルごとスッカラ(スプーン)で豪快に食べてますよね。

お店では基本のナムル4種類と味付ミンチ、卵黄、もみ海苔を入れてお出ししています。

大根やセロリ、なすのナムルなんか入れてもおいしいですね。

家で食べる時は器で混ぜて食べたり、お鍋やフライパンにごま油をひいて、かるく炒めて焼ピビンバにして食べます。

あと、レタス、きゅうり、にんじん、しそ、みょうが、スライスにんにくなどの生野菜の上にマグロや鯛のお刺身などをのせて、この時はコチュジャンよりチョコチュジャン(唐辛子酢みそ)を入れて混ぜて、食べるととてもさっぱりしておいしいんです。

それから、ユッケピビンバ。
ピビンバにユッケ(味付した細切りの牛刺し)を混ぜて食べるとこれまた絶品

それから大人気の石焼ピビンバ。

おこげができてこおばしいピビンバですね。

本当はユッケピビンバは石焼にしないで、器でそのまま混ぜて食べたほうがおいしい・・・というか石で焼いちゃうとユッケ(牛刺し)じゃなくなるんですよね。

焼肉ピビンバになっちゃう

でもこれはこれでたまらなく好きという方がいらっしゃるので、うちでは石で焼かない普通のピビンバとユッケピビンバ、それから石焼ピビンバと石焼ユッケピビンバの4通りでお出ししています。

私は石焼じゃないピビンバのほうが好き!という方もけっこういらっしゃいますね。
そのまま混ぜてたべるピビンバはあっさりしていて、おこげとかじゃなくそのままごはんに混ざってるので、歯のあまり丈夫じゃない方やお年寄りの方にはこちらがおすすめです。

と言う事で、ご家庭に専用の石鍋がなくてもお鍋やフライパン、ホットプレートなどでも、焼ピビンバができるので、なんでも好きな具材でコチュジャン入れて混ぜるだけでピビンバのできあがりです。
うちのお店では特製ヤンニョムジャン(薬味しょう油)を隠し味に入れています。

ピビンバの「ピビ」は「ピビダ」が語源・・・混ぜると言う意味。
「バ」は「パップ」が韓国語の発音で「ご飯」の事。

ようするに直訳すると「混ぜご飯」なのです。

あっそれから・・・よくビンバ」と書かれていますが、韓国語は最初に濁音がこないので、「ピンパ」とかいて「ビンバ」と読みます。

          

今日の夕飯はコップチャンチョンゴルでした。

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酒屋さんからおいしい酒粕をいただいたので、酒粕入りのもつ鍋をしようと思ってもつを準備してたのですが、酒粕入りのもつ鍋を作って~と言ってきた息子が、なんだか今日もつ鍋あまりたべたくないなぁ~と勝手なことを言い出したので、うちのたれでつくるコップチャンチョンゴルに変更。
最後にご飯も炒めておいしくいただきました



福岡県太宰府市大佐野 焼肉とコリアンキッチンぽじゃぎ
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