ジークフリートはドイツの中世物語に登場する英雄。しかし、ゲーム内では並レベルのカードで、いつでも手に入るので特別感もナシ。主人公格だし、もっちょい扱い良くてもいいのでは?
ちなみに、同じくレアリティHR→SRの【戦姫】ブリュンヒルデ は、物語によってはジークフリードの婚約者。
なお、婚約者のブリュンヒルデの方は、最近、レアリティ最高のレジェンドカードとして別の絵師さんの手で再登場を果たしている。(ログインボーナスで配布中)せっかくならジークフリートもレジェンドとして再登板させてあげては如何。
なお、最終進化すると武器が不思議な形になる。兜を除けば鎧のデザインは割と生真面目に中世の鎧のデザインを模していて好きだけど、セリフが異常にストイックなのはなぜなんだろう。元の話では、ヨーロッパの昔話にありがちなように、嫁さん探して旅に出る人なんだが。
登場するのは、作者不明の叙事詩『ニーベルンゲンの歌』および、それをベースにしたワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』など。既にブリュンヒルデとの関係は書いたけれど、レアリティHR→SRの【刀豪】ブルートガング も、ジークフリートと直接面識は生じないものの、実は同じ話に登場するらしい。また期間限定レジェンドカード 大英雄エルグレイヴ のスキル名になっている「秘剣エッケザックス」も、ジークフリートが持つわけじゃないけれど、同じ話に出てくるらしい。ウィキペディアを頑張って読むと、そう書いてある。
叙事詩とワーグナーの楽劇とで内容が違ったりして説明が面倒だけれど、思い切ってテキトーに良いトコ取りしてまとめると、ジークフリートはこんな人。
・ネーデルラント(今のオランダ)の王、ジークムントの息子。ネーデルラントの王子様。
・親父のジークムント王も英雄さんで、主神オーディンがリンゴの木にブッ刺して「抜いてみろや」と言わんばかりに置き去りにした剣を見事に引き抜き(ここの筋書きは、アーサー王伝説と似ていますね)その剣で大活躍したけれど、後に主神オーディン自ら、この剣を破壊したため非業の死を遂げた。主神オーディン、何したいのか分からん。
・親父が早死にしたせいで、ジークフリートは身よりの無い貧乏。鍛冶屋のレギン(ミーメとも。なんでこんなに違う名前になるんだよ)に育てられたけど、どうもこのレギン、悪いヤツらしい。
・あるときレギンがジークフリートに囁く。「ファフニールという名の竜がおる。邪悪な竜での。財宝をどっさり持っとる。悪いヤツだから、オマエやっつけてみたら?」ジークフリートは「よっしゃ俺がヤッツケたる」と、レギンにそのための剣を作ってくれと頼む。このとき、親父のジークムント王の形見、折れた剣をレギンが鍛え直した。名付けて「神剣バルムンク」話によっては、親父のジークムント王が死ぬ間際に、ジークフリートの母親に「グラム(怒り)」と名付けて託したとも。また「ノートゥング」という名前もあり。
・「神剣バルムンク」あるいは「グラム」「ノートゥング」を引っさげたジークフリートは邪竜ファフニールをサックリやっつける。お宝も無事にゲット!
・邪竜ファフニールをやっつけた時に浴びた血によってジークフリートは不死身の体になる。でも背中に葉っぱが一枚へばりついていて、そこだけ血がかからず弱点に。(耳なし芳一もそうだが、無敵バリアはどこかに弱点があるのがお約束らしい。たぶんゲームバランスの調整のためだろう)
・ファフニールをやっつけた時に、ジークフリートは鳥の話が理解できるようになり、レギンが悪いヤツで、ファフニールの財宝がお目当てでジークフリートをけしかけており、これからジークフリートを殺してお宝を独り占めにするつもりと知り、「こんにゃろぉ」とレギン抹殺。ひとりぼっちになっちゃったなぁ、と思ったか思わずか、大冒険の旅に出る。ところでファフニールの正体はレギンの兄だったんだそうです。サックリ殺されちゃったが、本当に悪いヤツだったんだろうか?
・ジークフリートが旅をしていると、荒涼たる山に燃え盛る炎がみえる。その炎の中には、炎に守られるように眠る乙女が! ブリュンヒルデ登場です。彼女はオーディンに仕える戦乙女ヴァルキリーの1人だったけど、オーディンの言いつけに反したために神様じゃなくなって、その山で眠りにつき、起こしにきた男と結婚しろと言われてる。一応、炎に守られているから並の男じゃ彼女にアプローチできない。ジークフリート、あっさり炎を突破して運命の出会い。互いに恋に落ちて婚約。
・ところがジークフリートはブリュンヒルデと一旦別れて(ん? なんで連れて行かなかったんだ?)旅を続けるうち、ブルグント国の宮廷で忘れ薬を飲まされて、ツルリとブリュンヒルデの事を忘れて他の女と結婚しちゃう。しかもそこの王様がブリュンヒルデをゲットしようとするのを手伝っちゃう。
・当然、少ししたらゴタゴタしだす。ジークフリートは怨みを抱いた人々の手で、弱点を突かれてアッサリ殺される。ちゃんちゃん。
話によっては、ブリュンヒルデは戦乙女ヴァルキリーなんかじゃなく、美人だけど求婚者と決闘をして負けた男は殺しちゃうアイスランドの王女様で、ジークフリートはブリュンヒルデと婚約はしていないけど、ブルグント王が求婚するのをズルして助けたから後でゴタゴタしたことになってます。いずれにせよブリュンヒルデとのゴタゴタで死ぬ事になる。
ジークフリートと結婚していたブルグントの王女様は、ジークフリートの仇討ちのために他国に潜伏し、後に復習を果たします。この復讐劇の中に、ブルートガングやエッケザックスが登場します。
意外と書くの大変だった。