米国の核兵器の管理保守にイロイロ難があってヤバいよっていう記事。

差し迫る核誤爆の脅威(Newsweek日本版)

事故でミサイルの燃料に引火しちゃって核弾頭がぶっ飛んじゃったとか書いてあるんですけど、どうなんですかそれは、ま、ま、ま、マズイっていうより、あの、それどころじゃないですよね!と記事を読みながらドン引きするあまり引きつった笑が止まらない件。
だいぶ前に書いた記事が非公開設定のまま放置されていました。たまには神話や民話の話でも。


ゲームのキャラクターにジークフリートとか、ブリュンヒルデとかいうキャラクターがよく出てきますが、このへんはワーグナーの楽劇『ニーベルングの指輪』や、その原作とも言える作者不明の叙事詩『ニーベルンゲンの歌』とか、そのへんからの引用です。知った風に書いてますが、最近ウィキペディアで読みました。

で、その『ニーベルンゲンの歌』の方の粗筋をウィキペディアで見ていると、後半に「ディートリッヒ」という名前の英雄が登場します。で、そのディートリッヒのページを開くと、意外な人が登場する。ディートリッヒというのは、東ゴート王国のテオドリック大王だという。世界史の教科書に登場する名前です。

史実のテオドリック大王は、西ローマ帝国の崩壊に関係する人。

・昔々、ローマ帝国という国がありました。

・広すぎて統治が大変だったので、東と西に分かれました。

・西ローマ帝国は、ゲルマン人の傭兵隊長から成り上がったオドアケルに皇帝が廃位されちゃう惨状。

・西ローマ=イタリアを我がものにしたオドアケル、調子に乗って東ローマ=ギリシャにも手を出そうとする。東ローマ皇帝「正直、オドアケルうぜぇな」と思う。

・東ローマ皇帝、お膝元にいた東ゴート族のリーダー、テオドリックに「お前、ちょろっと行ってオドアケル殴って来いよ。いや、帰ってこなくて良い。ローマお前にやるよ」とそそのかす。実は、東ゴート族のテオドリックも、「正直、うざかった」

・東ゴート族のテオドリックがオドアケルを倒してイタリアに東ゴート王国建国。東ローマ皇帝「ぶふふ~っ」


伝説に出てくるディートリッヒは、上記のテオドリックとは、ずいぶん経歴が違います。が、本日は世界史からテオドリックのお話でした。

政府による圧力でニュースキャスターが降板した??という話(ただし本邦日本ではなくアメリカの話)を書いた書籍、および、その書籍を原作とする映画、そして、それらを見ての日本人ジャーナリストの所感。

「報道の自由への重大な脅威」を再認識させられる『ニュースの真相』(Newsweek日本版)

文章がちょっと読みにくい感じもありますが、つまるところ「ブッシュ政権でもオバマ政権でも、もちろんもっと昔の政権でも、共和党政権でも民主党政権でも、政権に不利な報道をしたジャーナリストが社会的に抹殺された例はいくらでもあるよ」つうことですな。
これを見ると、言論の自由というのは政権がよほど自覚的に守ろうとしなかったら、簡単に侵害できてしまうものだという感じが非常にします。都合の悪い報道が出たら、いろいろな手で対抗したくなる。で、都合良く「政権に対して批判的な報道をしているジャーナリストには弱点がある」となれば、そこを突きたくなる。いや政権中枢が意図的・組織的に突かなくても、政権支持の立場(思想的にであれ利権目的であれ)から、当該ジャーナリストを攻撃したい人はいくらでもいる。

だから言論の自由なんて絵空事なんだよ、というのではなくて、ですね。
だから言論の自由なんて綺麗事言うな、とか言いたいわけではなくて。

だから、言論の自由は気合を入れて守らなきゃいけないし、権力者は自分の敵であっても保護するくらいの度量を持ってほしいし、国民ひとりひとりが周囲のワッと加熱する雰囲気に飲まれずに「このジャーナリストが辿ろうとしている運命は言論の自由を脅かすものではないか」くらいのことは考え、小さな声であれ発言していくようにせねばならないと思うわけです。

まずきちんと勉強することですね。いや、自分も先日、間違った記事書いたっけな…(汗