森友学園。これです。これ。

森友問題の本質
中島京子(毎日新聞)

籠池は基地外右翼だし愚かな小悪党で懲罰は必要だが、極右思想を引っ提げて与党に座を占めてる連中の方がよほど危険な存在だ。ルール違反があるなら、もちろん罰を与えねばならない。

しかし、さらに本質?いや、むしろ「森友学園問題」の本質からはズレるかもしれないが、本当にヤバイのは、こんな政権を許して来た日本国民のレベルだろ…
いえ、ブログ更新の頻度が下がったのは仕事が忙しくなったからです。決して「フェイクメディアだ」としてスパイサー報道官の記者会見から排除されて不貞腐れた訳ではございません。
(※もちろん、元からそんな物にはお呼ばれした事もない。念のため注記しておきますが。)

本当は、このところ、トランプ政権になって起こりうる事、をいろいろ検討する記事を書こうと思っていたんです。北朝鮮の金正男殺害事件があったので、北朝鮮編は書きましたけども。

ところが、このところに来てトランプ政権は長続きしないんじゃないかという指摘も出ている。政権が崩壊するのなら、「トランプ政権の四年の間に起きること」の予測なんか意味がない。そもそも「トランプ政権の四年」が幻と消えるのだから。

気勢を削がれたのも事実、という訳です(という言い訳です、に空目)

ただ、その場合の後継大統領筆頭候補のマイクペンスはガチガチの宗教右派。LGBTの権利とかは、トランプより熱心に否定するんじゃないでしょうか。
正直、明るい話題でもないと思うんですよね。トランプが仕事できなさすぎてハリボテになり、バノンとかトランプ色の側近は追い出され、ペンスはじめいろんな人が互いに牽制しあってバランスの取れた政権ができる、くらいがちょうどいいような。

それにまた、この短期間でトランプ外しが成功したとすると、次に待っているのは納得しないトランプ支持者の、今度は投票以外の形での意思表示ではないかと。
もはや問題はトランプ一個人ではなく、トランプを生み出した社会そのものであると思うわけです。

あと、これは余談的な感じですが、保守系団体が自警団を組織して、その指揮命令権がトランプの側近(それこそバノンとか)にあるとか、共和党内のトランプに異議を唱えた要人が暗殺されて、トランプ陣営が「民主党を支持する不法移民の仕業だ!」とか騒ぎ出したら、ガチでナチス路線です…その場合、政権崩壊は起きないかも。(つまり時既に遅し)

先1〜2週間は、新財務長官(名前が聞いた事ない響きで覚えられない…)がようやく仕事をはじめて、経済系に話題を持って行かれそうです。
なんかアホなタイトルをつけてしまった……


■北朝鮮が崩壊する
(10%:まだ早い! 起きたら驚く。が、あり得ないとは言えないか…)

期限を切らなければ、いずれ何らかの体制崩壊は起きる。問題は、それがいつ起きるか。金正恩同志の恐怖政治はかなり加速しており、その時はかなり迫っているのではないかと読む。ただし、さすがに3月ということは無い。異母兄「ディズニーランドに行きたかった」金正男暗殺も、北朝鮮や中国にとっては、日本や韓国で思われているほどビッグニュースというわけではないのかも。

金正男殺害を中国はどう受け止めたか――中国政府関係者を直撃取材
2017年2月20日(月)07時36分
遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)Newsweek日本版

中国政府関係者は言う。
「もし仮に、金正男が金正恩の指示によって殺害されたのだとすれば、それは"血のつながりのある"後継者の可能性を消したのではなく、張成沢系列を抹消するためだと考えなければならないだろう。何度も言うが、金正男の後継者可能性はゼロだ!
……(中略)……
金正男が暗殺されたことで、中国で何かが大きく変わることは全くない。……(中略)……」
……(中略)……
結局のところ、中国は北がアメリカの配下という形で滅んでほしくないし、アメリカの軍事力を頼りに韓国が北朝鮮を統一させるということも、もちろん最も警戒している。



とはいえ、上記記事中に言及のあった、国内ナンバー2と目され、自分の叔父でもあり、後見人でもあったはずの張成沢も、既に手にかけた。その残党狩りが続いているようだが、これだけ殺しまくったら支配システムが空洞化してしまう。

ナンバー2粛清を招いた中国ファクター
2013年12月17日(火)17時57分
ミシェル・フロクルス(Newsweek日本版)

先週、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の叔父で後見人とされてきた張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長が粛清されたというニュースは、世界に大きな衝撃と波紋をもたらした。北朝鮮ウォッチャーの間では、張の処刑をめぐるさまざまな臆測が飛び交っているが、信憑性のある説の一つは、張が築いた中国との強いパイプがあだになったというもの。北朝鮮と中国は経済的にも政治的にも強い同盟関係にあるが、金正恩体制における実質上のナンバー2と見なされてきた張はとりわけ中国のビジネス界と関係が深いことで知られていた。
(中略)
「ごくシンプルで現実的な理由として考えられるのは、張の力が大きくなり過ぎたということだ」と、リスクコンサルティング会社コントロール・リスクス・グループのクリス・トレンズは言う。


党幹部を含む粛清の嵐は父親、祖父の時代と異なり「衝動的で場当たり的」と指摘されており、恐怖政治の実行部隊「国家安全保衛部」のトップであり、数多くの幹部粛清を指揮した金元弘国家保衛相まで懲罰的な解任・降格を受けたとも。かなりの末期症状を呈していると判断する。

北朝鮮、治安トップ解任 幹部多数を処刑か
産経ニュース 2017.2.3 13:10

 韓国統一省は3日、北朝鮮の治安組織、国家保衛省のトップ、金元弘国家保衛相が1月中旬に解任されたと明らかにした。朝鮮労働党組織指導部の調査を受けた後、階級が大将から少将に3階級降格されたという。北朝鮮消息筋は、調査は続いており金氏にさらに重い処分が出る可能性もあると指摘した。
 一方、韓国政府関係者は、保衛省次官級を含む「多数の幹部」が処刑されたと明らかにした。金氏の解任理由として同省の活動で拷問が行われことや「越権」「不正腐敗」などが挙げられているとしている。
 金元弘氏は2012年、国家保衛省に改称前の国家安全保衛部の部長に就任。金正恩党委員長の側近として他の幹部の粛清を主導してきた。13年12月には金正恩氏の叔父、張成沢・元国防副委員長の処刑も主導したとされる。韓国政府関係者は恐怖政治や経済難で市民の不満が高まる中、金正恩氏が、責任を金元弘氏に転嫁する目的があると分析している。(共同)



北朝鮮の現体制が延命するとしたら、それは周辺諸国が「厄介ごとはゴメンだ。現状維持が好ましい」という判断から、積極的に体制維持を望む場合だろう。だが、旧共産圏を含め、金正恩体制と周辺国の関係は円滑ではない。

中朝「友好の橋」に閑古鳥 中国チェック厳格化で北朝鮮出稼ぎ減少
2016年11月30日(水)10時25分
Newsweek日本版

中国は長い間、北朝鮮にとっての命綱となってきた。中国政府としては主に、北朝鮮崩壊を回避したいという算段がある。そのためには、在韓米軍2万8500人を排除したい考えだ。
中国は丹東市から北朝鮮へさまざまな製品を輸出しており、そのなかには鴨緑江の下を通るパイプラインを通じて送られる石油も含まれている。一方、外貨をひどく必要としている北朝鮮は、丹東市や他の中国の港から主に石炭を輸出している。米当局者らによると、北朝鮮から石炭を購入しているのは中国だけだ。
しかし北朝鮮が4度目の核実験を実施後、中国は3月に制裁を強化する国連安保理決議に賛成し、同決議は全会一致で採択された。これにより、北朝鮮からの石炭は例外を除き輸入禁止となった。
外交官らが25日語ったところによると、中国は、さらに北朝鮮の石炭輸出を制限する新たな制裁決議に合意するとみられる。
中国はドナルド・トランプ次期米大統領から一段の圧力を受ける可能性があり、よりタカ派的な同氏の国家安全保障チームが北朝鮮への圧力を強めるよう要請してくる恐れがある。中国ほど北朝鮮に対して影響力をもつ国は他にないからだ。



というわけでカウントダウンは始まっていると思うので、5年以内の崩壊確率なら五分五分、10年内と長めに期間を設定すれば、崩壊確率は5割を超える、っていう見立てでどうでしょう。
なお、金正恩体制が崩壊する前提の元で、崩壊の原因の条件付き確率も考えてみよう!!

韓国の斬首部隊が正恩同志を抹殺
(1%:あり得ないかな〜)

どうせ北朝鮮が崩壊するのなら、韓国が併合するのが韓国国民の悲願であろうと思います。が、政局が混乱しすぎているし、それが落ち着いたとしても米軍の後ろ盾なしに他国より先んじて手を出すかと言えばビミョーかなと。トランプは急激に国内問題に引きずられ始めているし、今のパククネ後が定まらない韓国に、作戦実行を指示できる政治家はいないと見ます。
両国の国内情勢が安定したら、話は変わってくるかも。


中国人民解放軍が突如北朝鮮に侵攻
(1%:あり得ないかな〜)

一般的にも中国は北朝鮮の最大の後ろ盾と見做されているので、あまり考慮されない可能性でしょうが、すでに引用した通り、実は中国と北朝鮮の関係が悪化しているという報道は多い。
加えて、冒頭の遠藤先生からの引用にあったように、北朝鮮が韓国に併合される形で消滅すると、現在の北朝鮮の国土にまで在韓米軍が展開することになり、中国は米軍の駐留する韓国と国境を接することになる。韓国へのTHAAD配備にあれだけ神経質になっている中国政府が、韓国による北朝鮮の併合を許すはずはない。だが北朝鮮の滅亡は不可避、となった場合に、中国は電撃作戦で金正恩体制を潰し、北朝鮮を自国の保護下におく(併合はしない)のは合理的と思われます。すでに検討はしているらしい……

金正男殺害を中国はどう受け止めたか――中国政府関係者を直撃取材
2017年2月20日(月)07時36分
遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)Newsweek日本版

習近平政権誕生以来、中朝首脳会談が行われたことがない。これまで「日中、中韓、日韓」首脳会談が行われているのに、中朝首脳会談だけは行なわれていないという事実は、いかに中朝関係が悪いかを示す何よりの証拠だ。北がどうしても中国の言うことを聞かず、核ミサイル開発で暴走を加速させるなら、いざとなったら中国が北を武力攻撃して政権を転覆させる可能性だってある。この点に関して取材対象である中国政府関係者と筆者の見解は一致している。

ありえますよね? ええ、ありえます。というわけだ。

ただ、その動きは米軍や韓国軍と衝突するリスクを伴うし、どうも中国はこれから国内政治の季節を迎えそう。台湾の方も気になることもあり、仮にいよいよ北朝鮮の命脈が尽きるとなったとして、最後まで延命しようとして出遅れるパターンではないかと。


北朝鮮内部の政治勢力によるクーデター
(1%:あり得ないかな〜)

普通は最有力候補に挙げるんでしょうけれど。北朝鮮の上層部は正恩同志による恣意的抹殺で萎縮し切ったんじゃないかと。よしや正恩同志の抹殺に成功したとして、その後の混乱の中で自分が生き延びられるか分からない。抹殺の計画だけでも大変なのに、抹殺後の新体制も準備しないと、恐らく造反に踏み切れない。ところが新体制作りのために人を集めると、集会を開いただけで抹殺されるらしい。


北朝鮮民衆が騒乱、なし崩し的に体制崩壊
(30%:起きても驚かない!)

といっても、そもそも3月崩壊はないと思うので、先5年10年の間に、という感じです。民衆は市場経済を知り、外国のメディアに触れてしまい、徐々に不満を溜め込み、時に権力に反抗しだしていると聞く。
指導者が明確にいないまま軍の末端がわやわや騒いで崩壊とかも、可能性は高めかなと。


米軍が金正恩を抹殺
(30%:起きても驚かない!)

「あんな基地外さっさとコロしちゃいなよ」と、一般的にも期待されているところ。問題は核を使うかどうかか……トランプは使いたくてうずうずしていると思うし、米軍は20年近く前から、地上の民間人への影響を限定し、地下軍事施設を破壊するための、地下に突き刺さって地中で爆発する核弾頭を開発していた。「世論を刺激しにくい『使いやすい』核兵器」と「自分の力を誇示したい大統領」そして「破壊しても世論の反対が少ない政権」さて、何が起きるか?
まぁ、とは言え米政権も今までと変わらない「落ち着いた」閣僚が幅を利かせ始めている感じだし、やるとして暗殺部隊の投入でしょうか。


プーチン・ロシアが人権保護を理由にロシア軍を展開し傀儡政権を立てる
(30%:起きても驚かない!)

いや、驚きますけど。
でもプーチンの領土拡張意欲はマジだから……今の世界で国境線の変更に乗り気なヤツなんて、プーチンとイスラエルのネタニヤフくらいじゃないかと。
米中がモタクサしている間に北朝鮮が無政府状態に陥り始めたら、「国際支援が必要だ。ロシアは率先して人権を保護する用意がある」とか言ってさっさと特殊部隊を展開する可能性はあると思ってます。最初は政権に味方し、言うことを聞かなくなる可能性があったら排除かな……
北朝鮮は100年前からロシアが欲し続けた土地なのであります。プーチンが歴史の勉強をしていたら、欲しがりそうな場所ではあると思います。


ぬはは、またまた言いたい放題だ(苦笑)