何だか急速に北朝鮮がきな臭い。
リンクは全てNHKとNewsweekです。


◼︎アメリカ
ティラーソン国務長官が「シリア空爆から北朝鮮は国際秩序を乱したらどうなるか学び取れ」みたいな事を言った。
また、原子力空母をシンガポールからだったかな?北朝鮮の方へ移動。これも「別に特定の作戦のためとかじゃないよ」とマティス国防長官が言ったようだが、それでもきな臭い。
そして、周知の通りトランプ大統領自身、北朝鮮にはアメリカ単独で対応する事もあり得る。どんな手段もあり得る」と強硬姿勢。


いやでも、その空母は脅しのためだろう?
たぶん核武装している相手を、そんなに軽々しく攻撃しないよな?
日本、射程内なんだからな?


◼︎日本
安倍首相菅官房長官が発言しているが、なんだかトーンが恐ろしい。いざとなったら全力で国民を守るとか、まだそこまでの状況ではないが、朝鮮半島の在留邦人を退避させるとか、想定して備えを万全にする、とかわざわざ言い出している。


え、なにその本気ムード。
トランプとマブダチの安倍ちゃんは、トランプから「心配するなシンゾー。君の頭の上に核が降ってくる可能性があるのに軽々しい攻撃なんかしないさ」みたいなメッセージとか、なんか、そういうのあるだろ? な? な? あるんだろ???


◼︎中国
どうもこの間の動きでいちばん慌ててる感じがするのが中国。中国ウォッチャーの書いた記事を見ていると、先日の習近平による訪米・トランプとの会談は、シリア空爆の一件で完全に習近平がトランプの奇襲攻撃をくらって撃沈したみたいな描かれ方をしている。挙句、会談後に中国は北朝鮮からの石炭の輸出を急に厳格にストップしたり、急に改めてトランプと電話会談してみたり、THAAD配備で険悪になり切ったはずの韓国を六者協議の代表が訪問して北朝鮮情勢を話したり、また日本にも、李克強首相が訪中している河野洋平元衆議院議長に「北朝鮮問題は話し合いで解決すべきだよね。ぼくら中国にも出来ることはあるけど、やっぱり一緒に努力することが必要だよね。いや日中関係は大事だよね」みたいな。


えええ? そんなに慌てるような状況なのかぁああ〜ッッッツ!!?
特に中国が北朝鮮の石炭を急に拒絶した。それがやばい気がする。そんなに急迫しているのか。しかし、それで北朝鮮はますます孤立しやしないか。金正恩同志は、これをどう感じるのか。あの黒電話を頭に乗せた基地外坊やは。


◼︎ついでにシリアは。
トランプはシリア・アサド政権の空軍施設を空爆したが、シリアにとってさほどの痛手ではないという報道があり、現に空爆は平気で継続している模様。


これを見ると、改めてトランプ・アメリカの今回のシリア空爆は、シリアが主たるターゲットじゃない感じが。国内向けのポーズももちろんあるだろうけれども、中国や北朝鮮への脅しの意味も相当に強い感じが。


◼︎それでロシアは。
とことんキレている。キレているところに、ティラーソン国務長官が行って、ラブロフ外相と話して、それからプーチン大統領その人とも話しているようだ。外相会談では、冒頭いきなりラブロフがアメリカを非難している。
国連安保理で相談しろよとも言っているが、安保理で集まって何かが動いた様子じゃない。
うーん、ロシアがどう関わってくるのかは、よくわかりません。ただ、どうもしばらく前に思っていたより、プーチンは足元が磐石ではないようだ。いくつかの出元から、そう聞きました。


ちょっと、世界はどうなるんだ? と思ってます。怖いですね。マジで。


3:09追記
共同通信をソースとして複数のニュースサイトが伝えているところでは、トランプ大統領は安倍首相との電話会談で、北朝鮮への対応は事前に日本に相談すると発言したとの事。(リンクは47ニュース)

だが、「やぁシンゾー、僕は北朝鮮を軍事攻撃しようと思うんだ。どう思う?」と相談されて、「やめてくれ」と言ったら…やめないでしょうねぇ。
心の準備をする余裕は約束する、って事か。
上記記事では「軍事力の行使を含め」と書いてあるが、それは相当うまくやってくれないとアカンような。むしろ、相談したら軍事力の行使も本当にするんだなと私は理解したんですけども。私は間違えてますかね。
また体裁の整わない、走り書きです。

トランプ政権のシリア・アサド政権軍に対する空爆に関して、当局者もジャーナリストの皆様も様々に発言していますが、例えばこの記事(Newsweek)で書かれている事のうち、クシュナーとマティスやマクマスターの接近については確証がないように思いますし、マクマスターはクラウゼヴィッツの『戦争論』くらいは読んでいると聞いた気がします。「政略の失敗を戦略で取り返す事は出来ず、戦略の失敗を戦術で取り返す事は出来ない」こんな素人でも知っている初歩の初歩を踏み外すはずは無いと思います。ので、軍出身者が政治・外交オプションを考慮せず暴走し始めている」というストーリーも無理があるように思います。
ただ、「政策ポストに人が指名すらされていない」という指摘は恐ろしい話だと思います。例えば日本で国務大臣の一部が指名されないまま政権が動くなんて事があり得るか。その結果として機能不全を抱えた政権が勢いだけで動いているとしたら、甚だ危険です。

相変わらずトランプ政権の閣僚の発言はバラバラ。北朝鮮への軍事攻撃の可能性は、この記事が書いているほど高くはないが、なにぶん予想がつかない、というところかと。

なかなか恐ろしいと思います。
体裁の整わない走り書きですが…

米軍によるシリア空爆の一方で、米中首脳会談も行われていた。経済・金融界隈では、こっちの方が注目されているのかなと。

トランプはもちろん会談の成功をアピール。中国の習金平も、前向きなトーンで会談後の記者会見に臨んだ模様。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7361.php

しかし、NHKは会談について「両首脳に温度差」と指摘。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170408/k10010941731000.html?utm_int=news_contents_news-main_002

注目されるのは貿易問題で、100日という期限を切った対策は本当に実施されるのか。また実施されると期待するにせよ、どうせ何も起きないと考えるにせよ、それはどんな影響を及ぼすのか。
会談がすれ違いに終わって何も起きないと読むなら、トランプ政権への失望で米株安と見るのが妥当でしょうが、日本への影響、為替の動きとなると、株安ならドル安なのか、しかしトランプ政権は中国を為替操作国と名指ししているわけで、会談では元安ドル高の是正も要求したはず。それが通らないなら、元安に対してのドル高は継続するとも読み取れる。(そこにトランプがツイートをぶつけてドル安誘導を試みる、という可能性は否定出来ないが、近頃はトランプのツイートにも、皆食傷気味という感じもするので、これは強く意識はされないと読む)
逆に、合意が形になるとしたらどうか。トランプは元安ドル高の是正を要求したはずだが、実は習金平も元に対する信用の低下で資金が海外に逃げるのを嫌っており、中国国内の資金が元売りドル買いの動きを強めるのに対して、元買い介入をしているという噂がある。となると両者の思惑が一致して、協調介入と、それによるアメリカの対中輸出の振興という可能性も、否定は出来ない。
だが、その場合、当初こそは協調介入によるドル安だとして、アメリカの商品を中国が買うなら、何処かで中国元を米ドルに交換する手続きが発生する。どちらが多いかと言えば協調介入が上回るだろうが、後からボディーブローのようにドルの買い戻しと元のゆっくりとした下落は起きるのだろう。

一瞬ドル安に押されて円高になってしまうが、押し戻して徐々に円安、ってところでしょうか。
あ、投資は各人の責任において、お願いしますよ!!!
個人的には、荒れる可能性のある相場には手を出さない、のが良いんじゃないかと思いますが。

また、この感じだと中国の行動による北朝鮮情勢の大きな変化はなさそう。他方、アメリカはシリア空爆で「他の地域でも同じように速戦速攻で行くぞ」と喧伝しているわけだ。アメリカの核が炸裂しないまでも、アメリカは通常兵器による北朝鮮の核開発施設の空爆を検討しているかもしれない。だが、シリアのアサドはパワーバランスを考えられるが、北朝鮮の金正恩は、キレちゃっていきなり核をぶっ放す可能性が否定できないような…最初のターゲットは日韓の駐留米軍だと思うんですが、絶対に避けてほしい状況です…