北朝鮮関係が風雲急を告げる昨今、脳天気に響くかもしれませんが、経済、貿易関係の話です。NHKに出ていたヘッドラインが気になりまして。以下です。リンクはすぐに無効になってしまうかも。


IMFC「保護主義に対抗」文言削除 米トランプ政権に配慮
4月23日 7時14分
NHK NEWS WEB

IMF=国際通貨基金の委員会は22日に声明を発表し、自由貿易を推進する立場から、これまで明記していた「保護主義に対抗」という文言が盛り込まれず、保護主義的な主張を繰り広げるアメリカのトランプ政権に配慮する形になりました。


通商・貿易関係の国際機関には、トランプ政権の当初打ち出した保護貿易主義なんぞには染まらないでほしいと思うんですが(個人的に、貿易は自由な方が良くて…というか今さら貿易自体が悪であるかの如く規制をかけるのは基本的にナンセンスで…格差是正は国内産業保護じゃなくて別の方法で為されるべきだと思います。労働力の能力開発に国家として投資するのが、難しいけれど、理想的かと)どうもアッサリ阿てしまったようで。

しかし、つい数日前のG20で、やっぱり保護主義にはならないぞと皆で合意していたような?


G20「トランプ保護主義」懸念は緩和 キーマン不在に困惑も
2017年4月22日(土)12時46分
Newsweek日本版

当初は過激な保護主義的政策を唱えていたトランプ氏だが、その後大幅に態度を軟化させており、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議のためワシントンに集まった世界の要人らの間でも、破壊的とは程遠い政権になるとの見方が定着しつつある。
(中略)
欧州連合(EU)欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務・税制担当)は、ムニューシン米財務長官と米国家経済会議(NEC)のゲーリー・コーン委員長の2人がトランプ政権に対する懸念を和らげたと指摘する。これは外国当局者の間で広く共有されている見解だ。
「ムニューシン氏とコーン氏は良識ある人々で、開放経済には何が必要かをわきまえており、話しが通じる相手のようだ」とモスコビシ委員は話した。
予想より現実的な政権だという感想は、トランプ氏に激しく攻撃されたメキシコも共有している。


ええと、この記事には出てきませんが、麻生副総理・兼財務相も、保護主義にはならない、と。
すると、IMFの文言は何なのか。合理的に解釈すれば「トランプ氏も今や自由貿易という理念に反対するのは得策でないとわきまえているが、選挙時にあれだけ騒いでしまった以上、口先だけでも言葉尻でも、保護主義的な主張をしたり、自由貿易万歳への反対は唱えておいたほうがいい。IMFもそういうスタンドプレーの一つだ」といったところか。でも、スタンドプレーにしては地味なんだよなぁ……

トランプ氏は根本的に、何にも理解していないんじゃないかという疑いを、拭えない昨今です。だから周囲に引きずられて、周囲がバラバラに動くんじゃあるまいか。

というわけで安心はできないと思う昨今です。トランプ税制改革とかへの期待でトランプ相場とか言っちゃっているが、不安定な状況が続くんじゃないでしょうか……
つい先日、トランプ政権でも北朝鮮との軍事衝突はない模様と書いたばっかりなんですけど。しかもアメリカの北朝鮮に向かっていると言われていた空母は明後日の方に向けて移動中でしたとかいう冗談みたいなニュースも出ていましたが。
だが、コイツが出てきてしまった。

ロシア軍が北朝鮮に向け装備移動か 大統領府はコメント拒否
2017年4月21日(金)18時12分

個人的に、いま世界の大国で国境の大幅な変更を狙うなんてロシアくらい(海上と台湾に関しては中国もですが)と思っていまして、そのロシアは帝政時代から極東でも南下したがっている。別にきょうび、不凍港がぜひ必要とも思わないですが、プーチンは単純に権力に対するロマンチシズムで領土拡大を望む男だと思っていますし、それが国内のナショナリズムを煽って最強のポピュリスト・プーチンの地盤につながるとくれば、プーチンにしてみれば動きたくもなる。ちゃいますかね。
挙句、アメリカとロシアは、たぶん金正恩が完全に発狂しても、核攻撃は当たらないか、当たっても広い国土のごく一部(ロシアは下手すると誰もいないシベリアのど真ん中で痛くも痒くもない)だろうから、正直、自制を期待できるかどうかは神のみぞ知る……

※北朝鮮は米本土を灰燼に帰すと息巻いているが、まだその距離のミサイルは一度も発射に成功していないし、北朝鮮のミサイルはアメリカのサイバー軍にハッキングされているという噂も。


あと中国も通常兵器の支度。

北朝鮮「超強力な先制攻撃」を警告 トランプは中国の対応を評価
2017年4月21日(金)13時26分

米政府高官はロイターに、中国の爆撃機の活動が通常よりも活発化していることを認識していると述べている。
中国が有事に備えた即応態勢を敷いている可能性があるが、複数の米政府高官は理由は分からないとしている。北朝鮮に対する懸念や軍事演習の可能性もあり、必ずしも懸念する必要はないと指摘した。


「懸念する必要はない」って、たぶん「米国やその同盟国の国土・軍部隊に対する攻撃の準備だと懸念する必要はない」っていう意味ですよね。「北朝鮮に対する懸念」のために軍が動いていたら、十分懸念に値するかと……中朝戦争の準備か? 出遅れないようにスタンバイか??

それでも中国は自制すると思うんですけどね。ロシアは……どうだか。
あと金正恩の正気がどこまで持つか、っていうことも……

みんな、先を越される前に先制攻撃したいでしょうね。
これ、ただのブログです。
「いいね!」くださる皆様、有難うございます。
もう自分のための備忘録として書き綴っているブログで、反応なんか求めていないつもりなんですけど、それがどうして、アクセスが増えたり「いいね!」いただけたりすると、嬉しいんですよね。

まぁ、でも、引き続きマイペースに、自分の中でまとめておきたい事があったら記事を書く、スタンスを継続したく思います。