北朝鮮情勢はトランプ政権がシリアに空爆を実施してから数日間は非常に緊迫した雰囲気でしたが、その後、北朝鮮の国威発揚と関連した記念日が一つずつ決定的な事態にはならずに過ぎて、互いに何となくとるポーズも決まってきて、どうも互いに状況のペースが掴めてきたのかな? と思っています。北朝鮮の核放棄は難しい問題ですが、あえて武力衝突を望んでいるわけではないのは、おそらく誰しも同じこと。(アメリカの一部には、もしかしたらシリアの時と同様に小規模ながら一方的な攻撃をしても良いんじゃないか、という検討もあるかもしれませんが……)

というわけで、何となく安心感が漂い始めているかな、と思っていたんですが、ちょっと気になる情報を拾いました。以下のNHKの記事に引用されている、NEWS7と番組ロゴの入った映像の中です。映像の中で、さらに韓国KBSテレビの映像が引用されていますが、KBSテレビのキャスターが「専門家」の言葉として「プルトニウムが変質するので実験をするとすれば二、三日中、しかも実験を見送れば巨額の費用が無駄になり、金正恩体制にとっては指導力を問われる事態だ」といった趣旨の指摘をしています。

米韓軍 北朝鮮ミサイル基地への攻撃想定した訓練公開
4月26日 20時49分
NHK NEWS WEB

この指摘を信じるならば、金正恩には二、三日中に核実験を強行したいという心理が働いているはず。個人的には、彼が我慢のできる子には見えないです。あとは、周囲が何と言って宥めるか。金正恩はコストのことを自分では把握していない(超ダメですが)可能性もありますし、仮に核実験を強行したとしても、それで全面戦争という展開はやめてよね、と中国や韓国は米国を必死に止めているだろうし、確定的なことは何も言えませんが。
とりあえず、気になる期限設定ではあると思います。

ん? 北朝鮮がやろうとしているのはプルトニウムを使った原爆の実験なのか?
実は、水爆の実験を用意しているのかと思っていたんですが。
で、ロシアは何をやっているんだ?
まぁ、その辺も含めて、いろいろ、まだよく分かりません。


なお、もし金正恩が我慢できずに核実験を強行したとして、米軍は、まさにシリアの時と同様に小規模ながら一方的な攻撃を試みるかもしれません。例えば、北朝鮮を含めた関係各国に「どこそこの軍事施設、狙いますよ」と通告して、パイロットが危険にさらされない巡航ミサイルのみの攻撃を加える、とか。それに対して北朝鮮が通常兵器による反撃を試みて、小競り合い。北朝鮮は実は軍事力はそこそことも聞きますが(国内経済を犠牲にして多額の軍事費をつぎ込んでいるので。現にシリアやパキスタンには技術供与したり、昔のことながら中東戦争にパイロットなど兵員を派遣した過去もあるとか。詳しくは「北朝鮮 中東戦争 パイロット」あたりで検索ください)

北朝鮮・シリアの化学兵器コネクション
2017年4月21日(金)12時10分
李英和(関西大学教授)
※時事通信社発行の電子書籍「e-World Premium」より転載
Newsweek日本版


で、いやいやそんなことをしたら中国が黙っていないでしょう? とも思っていたら、Newsweekの中国ウォッチャーの一人、遠藤先生が、中国政府のオフィシャルメディア「環球時報」からの引用として、こんなことを。

アメリカが北朝鮮を攻撃したときの中国の出方--環球時報を読み解く
2017年4月26日(水)17時00分
遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)
Newsweek日本版

戦争が起こることには反対するが、しかし万一戦争が始まった時には、中国はどのような立場を取るかに関して、米朝に通報する。もし北朝鮮が核・ミサイルの活動を展開し続け、米国がそれらの施設に外科手術的(=武力的)攻撃をしたならば、中国は(戦争行為をしたことに対して)外交的抗議を表明するだろうが、軍事的介入はしない。

わお!

中国がオフィシャルメディアで米軍の攻撃に対して「軍事的介入はしない」って断言した!
フランス大統領選や北朝鮮問題に紛れて、こんなニュースが出ておりました。文中にスマホのタッチパネルに実用化が進められていると書いてありますが、本当に大きいサイズの分子を安定して作れたら、たとえば飛行機とかが期待の強靭さをそのままに軽量化できて、燃費が向上したり、人が乗れるドローン(マルチコプター……ローターを複数持って姿勢制御を自動的に行うヘリコプター、と言うか、空飛ぶ車というか)が一気に実現に近づくかもしれません。


世界初の快挙!“夢の分子”が現実に
4月24日 21時43分
NHK NEWS WEB

48個の炭素が正六角形を作りながらベルト状に並んだ「カーボンナノベルト」と呼ばれる分子。およそ60年前から理論上は合成できると言われながら、世界中の化学者がなかなか作り出せなかったその“夢の分子”の合成に、名古屋大学の研究グループが世界で初めて成功しました。カーボンナノベルトを使えば、“夢の素材”と呼ばれている物質、「カーボンナノチューブ」を現在の方法よりも質を高めて作製できる可能性があります。カーボンナノチューブは、炭素の原子が筒のような形に並んでできる物質で、軽い上に鉄を上回る強度があり、電気を効率よく通す特性を持っていることから、スマートフォンのタッチパネルなどの材料として実用化が進められています。


高い強靭性と通電性、そして断然軽い!! もう僕が小さい頃から話題になっていたと思うんですが、その後は遅々として研究が進まなかった。これは大きなブレイクスルーかも!
フランス大統領選挙の速報が出ています。はやっ!

仏大統領選 マクロン氏とルペン氏が決選投票に
4月24日 3時07分
NHK NEWS WEB

これから明朝までにあり得るサプライズとしては「集計に誤りがありました。予想よりメランション氏の得票が多くマクロン氏敗退!」「マクロン氏とルペン氏は拮抗していると思われていましたが、蓋を開けてみたら意外なほどルペン氏が票を伸ばしていました」といったシナリオか。でも、オランダと同じで予想通りになるのかな。
これでフランスEU離脱とか、EU崩壊とかになったら、ロシアのプーチン大帝が何し出すか分からないですからね。マクロン頑張れ。