非常に痛快なニュース記事に出会いました。NHKより。

WEB特集 10月27日 9時30分
NHK NEWS WEB

ベンチャー企業が独自開発したスーパーコンピューターが「14.13ペタ」という処理速度を記録しました。これは理化学研究所のスーパーコンピューター「京」などを抜いて、日本一の性能です。なんと、このベンチャー企業が、スパコン事業に乗り出してから、わずか3年半での快挙。

ことし6月に発表された最新の世界ランキングに当てはめると6位に相当する性能で、省エネ性能を示す、消費電力1ワットあたりの計算回数では、1秒間に146億9000万回と、世界1位に相当します。

1台の大きさは業務用のコピー機ほど。最大の特徴はこの「小ささ」です。…(中略)…すでに研究室や民間企業の一室にこの超小型のスーパーコンピューターを導入する動きが始まっていて、脳機能のシミュレーションなど、これまで解けなかった難問の解決にも使われています。将来1社に1台スーパーコンピューターが設置される時代が来るかもしれません。

スーパーコンピューターは科学技術や軍事開発にとって欠かせないことから、世界各国が国家プロジェクトとして開発競争を繰り広げています。日本では国家プロジェクトである「京」の開発に1,000人以上の開発者が参加し、構想から6年かけて完成させましたが、この規模は国際的には珍しくありません。
ところが今回のベンチャー企業でスーパーコンピューター事業に参加しているのは25名ほど。協力会社を合わせても、ごく少人数で制作しました。そして開発に乗り出してからわずか3年半での快挙達成でした。


天才かよ!と。
経済や人口動態を見ると、もうどう足掻いてもアメリカや中国に比肩できそうにない日本の現状を考えると、この少数精鋭部隊の活躍は、眩いばかりの成功事例に見えます。
また、小型で省エネ、という所が、何ともカッコいい。

と言いつつ往時のSONYを思い出す私は、過去の栄光にすがるダメ人間なのかもしれませんが(^^;;
あと、このニュースを根拠に「人手や予算なんか問題じゃないんだ!アイディアで勝負しろ!」と精神論の発破をかけて、現場に負担を強いる管理職が出そうで、それは害悪、と思います(苦笑)

アイディアを活かせる社会になって行かなければならないでしょう。もっと自由に、もっと多様性を。社会的正義を信じられる社会に。

今日が投開票日だった衆議院選挙。あれだけ酷く見えるのに、自民の議席はほぼそのままで、安倍政権は続投するそうだ。

自分の認識と、日本全体として出す結果とが噛み合わないのは、既に日本の社会も、トランプが大統領に当選するのを有識者たちが予測できなかったアメリカと、似たような状況が生じているのではあるまいか。(まぁ、今回の衆院選の結果に関しては、メディアは正しく予測していたけれど……風が吹いていて安倍政権にダメージを与えうると真剣に信じた人たちがかなりいたのでは、とは思います。僕も含めてですが、それがヒラリー支持者と似ている気がする)

どの党に入れたから良いとか悪いとかは言いますまい。確かに民主党政権がイメージ悪かったのも事実。だから自民党の政治家がどんなに弛んでいても自民党以外の政党に票を入れたいとは思えない。それも分からなくはない。が、それでここまでの結果が出てしまう事は、正直なところ、理解できない。安倍政権を本気で擁護する人たちが、どうしてスキャンダルは見て見ぬ振りをするのか、それも分からない。

まぁ、いつか有権者の大半が、異なる政治信条を持つ相手をも理解できた上で政治を論じていた時代があったのかというと、よく分からない。いつの時代も人間はお互いを理解しようとせず、口汚く罵り合いつつ社会を構築していたのかもしれない。

が、決定的に、反知性主義が跋扈している気がする。宗教信条に近いものが許される世界になっている気がする。戦前的なファシズム社会に向かっている気がする。あるいは、戦前のファシズム以上の何か、似たものを挙げるとすれば冷戦期の中国、ソ連のファシズム的な状況に向かっている気がする。

立憲民主党が成長するのを待ちつつ、森友学園、加計学園についてはメディアが引き続き決定的な証拠を探し続けてくれるのを応援するしかないか。
しかし、菅官房長官の厚顔無恥が加速するのは火を見るより明らかだろう。安倍晋三は調子に乗るだろう。落ち着かない週末だ。
選挙当日まであと30分となり、明日は選挙運動に当たるような事は出来なくなる。走り書きで。

選挙戦も最終盤になって、自民党の集会の酷さが目立ち始めている。支持者が語気荒く安倍政権を批判する人々に罵声を浴びせる姿が動画で撮影されtwitterで拡散されていた。最終日の今日には、安倍政権を支持する集団が、テレビの取材クルーに集団で罵声を浴びせかける姿が撮影されていた。TBSが名指しで罵倒されていたが、特に批判的な報道をしたのだろうか?(家にテレビがないもんで、テレビの様子はあまり知らないんですが…)

選挙戦が始まった直後は、むしろ安倍晋三首相に向けられたヤジが取り沙汰されていた。ヤジに弱い安倍首相は、ヤジを避けるために街頭演説会場を寸前に変更したり、寸前まで会場を告知せず、「ステルス」などと揶揄されていた。

それが、途中から強面の黒服の男達を周囲に配置するようになった。総理大臣としての身辺警護のためのSPかと思いきや、友人の話では、SPならSPであることを明示するバッジを身につけているはずで、あれはどうも違うという。雰囲気はSPか、少なくともそれに近い部類の人々と思われるのだが…

そして罵倒が始まった。ある動画では黒服の中年男性が、ヤクザ者かと思うような口調で「お前たちどうせ沖縄でも騒いでいるのだろう」といった決めつけをしていた。つまり左翼活動家だと言いたいのだろうが(そしてまぁ、実際、共産党系の活動家さんだった可能性は低くないと思うが)繰り返すが、あれはもはやヤクザ者だと思う。自民党、ないし安倍晋三周辺は、一体何と結託して何を動員したのだ?

そして今日の秋葉原での演説会である。私服の支持者たちが日章旗を掲げて集散し、集団でメディア関係者を罵倒する。雰囲気は、興奮した群衆の中から、いつ暴力を振るいだす者がいてもおかしくないような恐怖を感じた。

自民党はどうなっているのか。