こんにちは、安藤です。
セッションでね
「自分の体調が悪いこともあって、早く迎えに行ったら、娘はまだ遊びたかったらしく、早い!!とバシバシ叩かれ思わず怒ってしまった。」
そんなお話がありました。
娘もこれ、あります。
せっかく仕事が早く終わったので急いで迎えに行くと、私の顔を見るなり
「もう、なんで早い!!もっと遊びたかった!!」バシッ!!
思いっきり叩くから痛いんだよね。
Aさんは、その日体調が悪く早く帰りたかったのでした。
でもバシバシ叩いてくる娘さんの「帰りたくない気持ちもわかる」と一旦こらえて、じゃあ向こうで待っているねってさらっと離れました。
ここまでAさんは「よくやった、私、怒らずにすんだ(^_^)」ってホッ。
ところが娘さんはカバンをとりに学童の施設に入るときにまた、
「まだ帰りたくない!!」バシバシバシッ!!!
Aさんは、何度も強く叩かれて、あまりの痛さに手を振り払ったそう。
それで娘さんは大泣き、施設の先生が「どうされましたか?」って飛んできたそう。
体調が悪かったAさんは「私だって自分を大事にしたい!!!」その思いが溢れて、モヤモヤしたそうです。
うん、こういうことありますよね。
「あなたの思う通りにばかりはいかないわよ」って思うよね。
私も娘に叩かれると、悲しくなります。
「せっかく早く迎えに行けるからって来た私の気持ちを踏みにじられた・・・。」
そんな風に感じます。
「叩かれると、傷つくんだよ」
心でそうつぶやいている私もいます。
Aさんは、「最初の段階で『まだ遊びたかったんだね』って娘の気持ちを聞いて上げていたら、おさまっていたのでしょうか??」って言われました。
そうかもしれないですね。
でも「お子さんのお話、聞けそうですか?」って聞いてみると
「あんな強く叩かれたら聞けないと思う」とのこと。
うんうん、聞けなくてもいい。
聞けないときがあってもいいんです。
傷つけられたって感じたら、いくら相手が子どもでも聞きたくなくなるよね。
そんなときは自分の心の声を聞く。
感情のワークシートで振り返ってみました。
「体調がわるいんだもん、私だって早く帰りたいときあるよ」
「叩かれると、つらいよ、悲しい。」
「いいよって言いたいけど、今日はお母さんつらいの。わかってほしいよ。」
「子どもの話を聞こうって思うけど、叩かれたら悲しいもん、聞けないよ」
まず自分の心の声を聴いてあげることです。
思いの丈を書いてもらいました。
そしてね、心のつぶやきをみてみました。
「私だってつらい!」
そんなAさんの気持ちも見えてきました。
そこに体に痛みが伴った「傷つけられた」問う感情がはいると、怒れますよね。
そこで、次に同じことがあったら、まずどこでちょっと待ったをしますか?を考えました。
Aさんは自分のつらい気持ちを伝えられたら、ちょっといいかもとのことでした。
なので次に「今日はお母さん、体調が悪いから早く帰りたい。」って言うことにしました。
今まではお子さんの気持ちを考えて、自分がつらいというAさんの事情は話したことがなかったのだそう。
だからそれを口に出していってみることで、自分も我慢ばかりしなくていいんだって思えそうとのことでした。
「子どもの話を聞く」って大事なんだけどね、同じように自分の心の声を聞くってことも必要。
とくにね、子どもの話を聞きたくないとき。
聞かなきゃいけないって思っていると、聞けない自分はダメだとか、聞けない私がいけないとか、自分にダメ出しをしてしまう。
そしてさらに追い込んでしまった結果、また怒ってしまうという悪循環になるんです。
だから聞けないときは自分の心の声を聞くことで、「そう感じているんだね」ってちょっと楽になります。
聞けないときがあってもいい。
もう帰るよってサッと離れてもいい。
怒ってつれていくもいい。
強制連行でもいい。
じっくり聞いてもいい。
何分までねっていう。
話して聞かせるでもいい。
どれでもいいんです。
Aさんが選んだらいいです。
私もね、
・「ごめんね、今日は急ぐから帰るよ、」で切り上げる。
・「そっか~遊びたかったんだね。オウム返しで聞く」
・「今日は帰らなくちゃいけないから!!」ときつめに言う。
・「あと5分ね」ってする。
・「まっいいか~」って私があきらめて付き合う。
「あとどのくらい?って娘に聞く。」
色々持っています。
そのどれでもいいんです。
でもできるときは、なりたい関係になるものを選ぶ。
無理な時は致し方ない。
そんな風にいくつかの選択肢の中から選べる自分であったら、だいぶ楽になります。
正しい、正しくないではなく、自分の心のつぶやきから在りたい自分の選択を選ぶ。
それが自分らしく子育てができる一歩になります。

