自分以外のものや誰かのせいにする生き方をやめる。 | 10代20代の引きこもりを解決!  “人生どん底”から抜け出す  親子のリスタート実践プログラム

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今からでも遅くはありません。最悪な関係になっていたとしても、親が子どもを信頼するための心の在り方を知り、具体的な方法「聞くこと」を実践していくことで、安心感を持って子どもの将来を信じて見守ることができます。

おはようございます、安藤ひさこです。

 

息子たちが幼いころですので、もう20年前くらいの頃でしょうか。

 

瞬間湯沸かし器のように怒っていました。

 

その頃の私は無意識に被害者意識で物事をうけとめる傾向がとても強くありました。

 

 

うまくいかない出来事があると、

 

どうしてこうなるの?

なんで思うようにいかないの!

こんなはずじゃない。

こんなことがあっていいわけがない。

 

いつも自分以外の誰かや物のせいにしていました。

 

夫を責め、子どもを怒り、母を恨んでいました。

 

うまくいかないことは全部周りのせいにしていました。

 

 

その当時の私はそんな自分が大嫌い。

 

うまくできない自分を責め、自分は力がないと思っていました。

 

どうしてうまくいかないんだろう。

こんなはずじゃないのに。

どうしていつも破壊的な関係になっちゃうんだろう。

どうして怒ってばかりになるんだろう。

 

そんな思いを抱えながら、もがいていました。

 

 

心を見つめることを学び始めて、私は自分が「自分以外の誰かや物のせいにしている」ことに気づきました。

 

いつも問題の原因を自分の外側にみていて、自分事として見ていなかったのです。

 

だからいつも周りのせいにして、自分は被害者でいたのです。

 

そうやって見つめていくと、あるとき自分の本心が見えました。


 

自分は人のせいにして生きたいんじゃない!

 

自分の人生を生きたいんだ。

 

被害者でいたくない。

 

 

それに気づいてから、私は自分の人生を生きたいと強く思うようになりました。


 

小さなことから自分で選んでいることを意識する。

 

自分にできることを考える。

 

 

この二点を意識するようになりました。

 

心配事や困りごと、不安なことは消えてなくなることはありません。

 

でも「自分にできることがある」と思えるようになったことで、見方をずいぶんとかえることができました。

 

あれほどまでに感じていた無力感がなくなりました。


 

今まで自分以外の誰かや物のせいにしていたことを、自分事としてとらえる。

 

自分にできることがあるんだと思えるようになる。



そうしたことで、自分が考えて決めて行動できるようになりました。

 

主体的に行動できるようになったのです。


 

主体的に行動できると、気持ちが楽になりました。

 

自分の行動に責任を持つという当たり前のことができるようになりました。


 

あぁ、こういう生き方がしたかったんだな~。

 

そんな風に思いました。


 

これが私の伝えたいことでもあるのです。

 

「自分の人生を生きる」

「主体的に生きる」

 

自分ではどうしようもなく思っていた出来事や人生も、自分が望めば主体的に生きることができる。

 

自分にできることがあると思える。

 

何歳からでもいつからでも生き直しはできるのです。

 

主体的に生きることや自分の人生を生きることは特別なことではないのでね。

 

被害者意識を手放して、自分の人生をどう生きたいのかを考えてみませんか?