小説を書こうとしたけれど・・・そこから得たもの | 平田真実のブログ

平田真実のブログ

南米パラグアイから昭和レシピチャンネルを発信する平田真実の個人的ブログ。
昔の思い出話、グルメ、格闘技、ペット、家族、教会、会社、放射能被曝問題のことまで徒然なるままに・・・何のブログだろう?と雑多過ぎる内容ですが、これが私です(笑)

ある朝、目覚めた時に起きたある出来事からヒントを得て、急にそれを小説にしてみたいという衝動に駆られたのですが、アイデアは膨らんだものの、書き進めていくうちに人物設定で行き詰まり。

 

主人公のキャラを一般受けさせようと、社会によくある男性のタイプにしたら、どうしても自分とは違うものになってしまって。

かといって自分自身のキャラは変わりすぎてて、そんなの主人公にしても小説として受け入れられないのではないかと。

小説なんだから別にいくらでも自分とは違う仮想の人間を描き出すことは可能なのだけど、自分が気に入らない人間の物語を書いても、テーマが何か訴えたいものであれば別ですが、単なる娯楽的な内容ならそこに何の意味があるのか、と思ってしまって筆が進まなくなりました。

 

そこで気がついたことは、現実世界において私は人の目を気にするあまり、本来の自分とは違う演出を自分に強いてきたのではないかということ。

一般的に受け入れられやすい人物像を作り上げ無理をして話を合わせたりとか。

 

例えば熱狂的な阪神ファンを演じたり、クリスチャンらしく真面目になったり、男っぽくなろうと格闘家になってみたり、父親や夫らしさを演じてきました。

しかし、それは自分であるようで本来の自分とは少し違うものだったのかも知れません。

 

本来の自分とは何かと問われれば、それもあやふやなものなのですが。

少なくともかなり変わった人間であることは間違いないようです。

小説を書こうとしたおかげでそういうことも気がつかせてもらいました。

小説を完成させられるかどうかはわかりませんが、いくつかアイデアと書きたいテーマはあるので、また気が向いたら挑戦してみようと思います。