東京聖書学院時代に仲間で集まって毎週練習していたゴスペルバンド【サーバンツ】の音源をデジタル化しました。
ノイズを除去しましたが、古いテープなので完全には除ききれず少し残っています。
全部で13曲ありますが、毎週、一曲づつ公開していきたいと思います。
一曲目は
Jesus is the answer イエスが答え
ポールサイモンのライブアルバムにも収録されていたアンドレオクラウチの名曲。
曲自体は知っていたのですが、アメリカ帰りの斎藤先生が本場のライブテープを聞かせてくれてただちにアンドレオクラウチのファンになりました。
こんな曲を一緒にバンド作ってやろうよと誘ってくれたのも斎藤先生で神様のしもべとして活動しようとサーバンツという名前にしました。
当時、私は黒人ゴスペルに惹かれていて日本人としてできるできないはともかく気持ちだけはスピリチャルにJesus is the answer♪と歌い出したかったのですが、斎藤先生が、日本人相手には日本語で歌わなければ言葉が伝わらない、と斎藤先生自身が歌詞を訳されて歌いました。
なかなか素晴らしい歌詞ですのでお聴きになってください。
さて、クリスチャンはイエスが答えと知っているので「イエスが答え」と歌うスピリチャルなゴスペルに感動するのですが、そうでない人にはそれが逆に捉えられたりすることがあります。
「イエスのほかには道はない」
なんだそれ?
ほかの宗教はダメなの?
キリスト教でしか救われないなんておかしいんじゃないの?
キリスト教は排他的な教えなの?。
そんな傲慢な宗教ならいらないや・・・。と
いや本来そうじゃないんです。
私たちクリスチャンが感動するのは比較してこれしかないというのではなく、ただただものすごい宝物を見つけて「これだ!」と衝撃を受けて歌っているだけなんです。
他を否定するための肯定ではなく、他を肯定するための肯定。
こればかりは説明するのが私の語彙力では難しいし、私自身もそれを理解するのに随分と時間を費やしました。
私自身の人生はキリストに出会って変わった。
だけどそれを伝えようとするときに自己本位になりがちでキリストの素晴らしさを伝えきれないもどかしさ。
自分自身の情けなさ。
これは生涯、感じ続けることでしょう。
理屈はともかくとにかく歌うことで私の感動が伝わればと願いゴスペルバンドを作ったり、YOUTUBEの「賛美しよ」チャンネルを立ち上げたりしました。
こちらがこんなのやりたかったという本場の演奏