でも奥へ行ったといっても2~30cmくらいなので手を伸ばせば届きそうな感じです。
だからといって・・・手を伸ばせば奴はまた奥へ奥へと逃げていってしまうのでしょう。
ピーピー鳴いています。
よし、その壁から中二つ飛ばして3つ目の壁を外して挟み撃ちにしよう。
ちょうどその壁の前はキャスター付のパソコンラックでしたので移動させやすくラッキーと思ったら、横2m以上もある大型のホワイトボードが壁に掛かってました。
。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
まずこれを外さなくては・・・ヨイショ、ヨイショ!
そして、雛雀が驚いてまた奥へ行ってしまわないよう、3つ目の壁をとんとん叩きながら作業を進めました。
なんとか壁を外し、またグラスウールを剥がして、これ以上奥へ行ったり、下の桟に落ちないよう、隙間を塞ぎました。
そして、中の二枚を外して行けば奴はいるはずです。
フフフ、今度は大丈夫。
後で事務所の壁や棚類を元通りに直すことを考えると憂鬱になりますが、とにかく今は救助第一。
壁の前の書類棚を移動させ、一本、一本のネジを外して行きました。
壁を外し、グラスウールを剥がし・・・桟を覗くと・・・
いない。
しばらくして、ピーピー鳴き声が聞こえてきました。
塞いで行けなくしたはずの奥の壁からです。
パソコンラックの後ろの壁を外す作業をしている間に、奴は既に奥へ行ってしまっていたのです。
今度は業務用エアコンの後ろなので壁は外せません。(TωT)
こんなことしている間に仕事もいっぱい貯まってきます。
この日の夜は、東大和支部へ行かなくてはならない上に、取引先からFAXで本日中に配達してくれとの注文が入っています。
取引先には、明日の朝一番に配達しますからと謝って、残りの仕事を片付け東大和へ行き、帰りは午前様。
救出作戦はまた明日に持ち越しです。
三日も飲まず食わずで小さな雛が生きていられるのか?
ジムには消防士の会員さんもたくさんいるから頼んでみようか?
その場合、どうやって救助するのだろう?
外の壁をぶち壊すのだろうか?
そんなことを考えながら、「一羽の雀さえ、主は守り給う」というゴスペルの詞を思い出し、神様に祈らざるを得ませんでした。