かれこれ数十年前、
初めてアメリカの地へ来て、
友達の家へ行った時、
車の中から一つボタンで、
かっこ良く自動で開くガレージに、
どれほど感動したことか。
でもこの自動ガレージオープナーは、
アメリカの殆どの家に付いていて、
それほど珍しい事ではなかった。
古くて小さい我が家にも、
このガレージオープナーは、
当り前のように付いている。
それが!
先週の水曜日にぶっ壊れた。
と言っても、
大きなドアの上に付いている、
やたらでっかいバネが、
ぶっちぎれただけのことだけど。
ラッキーだったのは、
私が家から出た後に壊れたらしい。
「らしい」というのは、
娘から電話がかかってきて、
「お母さんが家から出た時、
すごく大きい音がしたから調べてみたら、
ガレージのドアが開かなかった。」
と教えてくれた。
もし私の車が、
ガレージの中にあった時に壊れていたら、
ガレージを直すまで家から出れなかった。
何故かと言うと、
二台分の横広ドアはめちゃくちゃ重い。
大人の男性二人でやっと持ちあげられるだろう。
次の日の夜に、
友達の旦那さんに来てもらい、
どうやって直すかを相談する。
ケン兄ちゃんと二人で直せるだろうと言ってくれたが、
コストは安くついたとしても、
こんな重いドアを直すのに、
怪我をしてほしくなかったので、
どうしたものかと悩んだ。
仕事場に行き、
オーナーの旦那さんに言うと、
電話帳を持ってきてくれて、
いくつかの会社に電話してみたらと教えてくれた。
当り前の事だけど、
何でか分からないけど、
ガレージを直す会社ってたくさんあるのねー、
と少し驚いてしまった。
アメリカでは、
家を直したり車を直したり、
自分でしてしまう人が結構いる。
我が家の夫も、
自分で何でもできた人。
車にしてもコンピューターにしても、
そして日本から持って行った炊飯器も、
全てに於いて彼が直していた。
家も外壁のペンキを塗ることから、
外のフェンスも一人で付け、
トイレが壊れようと、
壁に穴が開こうと、
業者に頼んだことがない。
夫が亡くなった後は、
いつもケン兄ちゃんか友達の旦那さん、
または職場のオーナーの旦那さんに、
いろいろな物を直してもらっている。
でも今回は、
専門の会社に電話をしてみた。
値段は想像通り200ドルから300ドル。
数件電話をかけていくと、
すごーくセールスの上手い人とあたり、
簡単にそこに決めさせられてしまった。^^;
まー君のテニスレッスンとのかみ合わせもあり、
なかなか日にちが決められなかったが、
一週間後の昨夜、
やっと業者が家に来た。
業者はたった一人。
彼はメガネを掛けた細身の白人。
どっちかって言うと、
コンピューターを直しそうな雰囲気。
普段着のような格好だったから、
一人で大丈夫なの?と心配になる。
だが、彼の作業の早さったら!
これまで何件ものガレージを直してきたのだろう。
いろいろ説明しながら、
(というか私が聞いたんだけど)
どんどん作業を進めていく。
想像していた直し方ではなく、
重いガレージドアを開ける事もなく、
思っていたより簡単な直し方だった。
彼は横に付いているワイヤーを見て、
ちぎれそうだったので換えてくれた。
値段を聞くと安くはなかったから、
最初は片方だけということだったけど、
もう片方は無料で交換してくれる。
そしてそれだけではなかった。
我が家の夫が自分で取り付けた
ガレージオープナーの位置が悪く、
モーターの負担になるから、
直した方がいいとアドバイスをしてくれた。
いろいろ説明をしていたが、
いきなり自分でやると言いだした。
自分が持っていた材料を持ち込み、
それからまた30分ほどで、
オープナーを良い位置に付け替えてくれた。
もちろんそれは全くボランティア。
テニスレッスンから帰って来たケン兄ちゃんとも、
気軽にいろいろ会話しながら、
我が家のガレージを完璧に直してくれた。
世の中長く生きていれば、
良い人に巡り会うものだ。
いつかガレージを直したい人に出会ったら、
私は確実に彼を推薦するつもり。
不思議な事に、
ガレージが直っただけで、
家が新しくなった気分。
これで冷た~い車に乗らなくて良いし、
パジャマのままで、
まー君を学校へ連れていける。
(学校の前で下ろすだけだから。^^;)
何だか嬉し~~~。
・・・と喜んでばかりはいれなかった。+_+
今度は電子レンジが壊れた。
ああ、どこかで中古を捜さなきゃ。
ガレージに300ドル、
ケン兄ちゃんの車のタイヤに300ドル。
ないところからダメ押しで出すのは辛いねぇ・・・。
明日からまた、
まー君のテニストーナメント。
今回も第二シードになった。
今週末も(まー君が)頑張るかなっ!
皆様、良い週末を。♡>>