”第30回blog句会「悠々自適」結果発表 #1584” | 葉音ののんびりブログ

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平凡な毎日をのんびり更新・・・

ただでさえ更新が遅いのに、1時間以上かけて書いた記事が全部消えたガーン

アメブロは、pcよりアイフォンから更新した方がいいみたいですあせる

再度挑戦!


思い切り時間の流れに乗り遅れていますあせる

すでに31回の募集要項が出ているのですが、遅ればせながら30回の結果を振り返りたいと思います。

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提出句

蝸牛水門の錆擦りたり(5点)

昼顔の這いつくばつて生きるなり(3点)

夏の鴨行く当てもなく浮いており(1点)

選んでくださった皆様、ありがとうございました。夏の鴨の句は、今見ると「浮いてをり」でしたねてへぺろ

葉音選

今回は良い句ばかりでしたので、悩んだ末に並選9句を選ばせていただきました。(詠者敬称略)


星涼しシーラカンスの睡りをり\まるちゃん2323

シーラカンスが眠るのは水底。満天の星空、涼感と水底がよく合っていると思いました。また、「星涼し」と「シーラカンス」の取り合わせで、宇宙や壮大な時の流れにまで思いをめぐらすことができました。


梅天の雲に連なり火葬煙\けいやん

火葬煙、雲、梅天・・・ややつき過ぎの感はありますが、しっとりとした景が美しいと思いました。

紫陽花の伽藍の雨のしとどなり\亨仙

「の」の繰り返しが心地よく感じられました。また、「しとど」という副詞を「しとどなり」と言い切ったところも、面白いと思いました。


ゆるり巻きしかと引きたり単帯\マミーエリ

このお句は、マミーエリさんのお句ではないかなあと思って取りました。当ったり〜〜!


六月の此岸でおとうと泣いてをり\モニカ

此岸では、皆、必死になって生きています。その姿を彼岸で見守ってくれているのは、誰なのでしょう?想像が広がりました。

花木槿ラヂオの電波乱れをり\重太郎

ラジオを聴きながら、剪定作業でもしていたのでしょうか。聴きづらいですよね。実感句でもありのどかな感じもあり・・・


山門へ紫陽花の蒼続くなり\みなみ

やはり、のどかで美しい景だと思いました。


炎昼の天安門の広さかな\sona

炎昼の暑さ、目の前に広がる天安門。天安門事件を思い出し、虚しさをも感じることができました。


送電塔ひしと踏ん張り梅雨入りなり\さるぼぼ

これから長く続くであろう雨の長さ、鬱陶しく思う気持ちを送電塔に託したように感じます。共感の1句でした。


ただ今、31回目の募集をしています。右矢印 こちら