同じことを何度も何度も思い出して落ち込むことってないですか?
そして、さらに傷ついて、身動き取れなくなってしまうこと…
ありますよね💦(私はあります!)
こんにちは。
ストレスを味方にかえるメンタルトレーナー 吉田麻里です。
なぜかネガティブなことを繰り返し思い出して、くよくよと思い悩み続ける考え方を「反芻(はんすう)思考」といいます。
私は、わかりやすく「ぐるぐる思考」と言ったりします。
例えば、就活の面接で失敗してしまったとします。
「ああ、今日の面接は失敗しちゃったな。」で済めばいいのですが、
「いつも私は大切な場面で失敗してしまう。」とか
「面接に失敗したら人生終わりだ。」とか
「私は誰からも好かれない。」とか
どんどんネガティブループに巻き込まれてしまいます。
とは言え、ネガティブ思考に傾いてしまうのは人類の性…
命を脅かす危険がいっぱいの原始時代、
「あの茂みには、もしかしたらサーベルタイガーが潜んでいるかもしれない」
「これを食べたら死ぬかもしれない」
「この崖は崩れるかもしれない」
などとネガティブに考える者の方が生き残る可能性が高かったんです。
なので、人類のデフォルトはネガティブ思考だったのかもしれませんね。
でも現代を生きる私たちにとって、死ぬか生きるかの状況に身を置くことはほとんど無いでしょう。
なのに、次から次へと出てくるネガティブ思考に翻弄されるのは得策とは言えませんよね。
ぐるぐる思考は、現代に生きる私たちにとって「小さな親切 大きなお世話」なんです(>_<)
では、そんな時にはどうするのか?
まずは、自分がぐるぐる思考につかまったことに気づくこと。
「面接に失敗して、私はダメな奴だ」を
「私は、面接に失敗して、『私はダメな奴だ』と思っている。」ということに気づいている。
と言い直してみましょう。
ちょっと『私はダメな奴だ』という思考から距離をとれた気がしませんか?
「思考」=「自分」ではありません!
そして、「はいはい、またこの思考パターンにはまっちゃったね~。」
みたいに、ぐるぐる思考のパターンにはまった自分を否定することなく、客観視することが大切なんです。
「思考」と「自分」を引き離して客観視する方法はいろいろとあります。
それはまた、次の機会に。
今日はこの辺で、

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吉田 麻里