こんにちは。
緊張を味方にかえるメンタルトレーナー 吉田麻里です。
モチベーションを保つのに効果的なのはどっち?
・・・という実験です。
<心理学者ルース・バトラーの実験>
中学生を2チームに分けて、テストをしてもらいます。
Aチームには「成績は、他の人と比較して評価します」と伝えます。
Bチームには「あなたの成績の上がり具合を基準にして評価します」と伝えます。
結果は…
何度かテストを繰り返すうちに、Bチームの方が大きく成績が伸びました。
そして、テストが楽しかったという声も多かったということです。
<参考:図解モチベーション大百科>
ということは、
人は、他人との比較より、自分の成長度合いによって評価された方が努力できる
ということになります。
もちろん、「ライバルに勝ちたい!」というモチベーションも時に有効です。
短期集中的に活用するのは良いかと思います。
ただ、客観的理由は、自分でコントロールすることができません。
他人の評価も同じです。
例えば、競技会で言えば、出場メンバーやライバルの出来、ジャッジの評価などは、
自分でコントロールしようと思ってもできませんよね。
そして、他人との比較に勝つことによってしか満足が得られなくなっていきます。
一方、「もっと能力を上げたい」「もっと良いパフォーマンスをしたい」などの主観的理由を目的にしていると、
モチベーションを一定に保つことができます。
他人との勝敗だけでなく、努力して成果を発揮したり、自分の能力の向上を実感することで、より楽しく、継続的にがんばれるのですね。
なので、評価基準は、「前と比べてどうだったか?」がおススメです!

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吉田 麻里