こんにちは。
緊張を味方にかえるメンタルトレーナー 吉田麻里です。
以前、学習の5段階についてお伝えしたことがあります。
①無意識的無能力:知らないからできない(例 自転車の乗り方を知らないし、乗ることもできない)
②意識的有能力:知ってるけどできない(自転車の乗り方は知ってるけど、乗ることはできない)
③意識的有能力:頑張ればできる(気をつけたり、意識したりすれば、自転車に乗ることができる)
④無意識的有能力:頑張らなくてもできる(意識しなくても、自然に、自転車に乗ることができる)
→言葉にできない
⑤無意識的有能力について意識的:自然にできることを知っている(自分が自然に自転車に乗ることができる、ということを知っている)
→無意識的に行っていることを、意識して人に教えることができる状態
多くの運動神経の良いアスリートが、いきなり④の無意識的有能まで3段とばしでパフォーマンスができてしまうことがあります。
でもこれは、時に問題になることが!

調子の良い時には、無意識にやれば自然にできていたことが、何かの弾みでパフォーマンスにズレが生じて、無意識で出来なくなってしまうことがあります。
ほぼ、直感や感覚でこなしてきているので、考えて再現することが出来ないことに…

ある意味、飲み込みが早く器用なのですが、いざ出来なくなった時の修正方法がわからないのです。
つまり③の段階、意識的有能=やり方を知っている状態をすっ飛ばしてしまったんですね。
では、このような状況を避けるにはどうしたら良いでしょうか?
それは、「誰かに教えるつもりで、学び始めること」

理論的に難しい言葉で説明するのではなく、中学生くらいの子に教えるようなつもりで、
理解したことを簡単なたとえで、イメージしやすい言葉で説明することです。

実は、私もこれがなかなかできなくて…

でも、理論的ではないけれども、私なりの言葉で伝えられたらいいなと思いながら、
チャレンジ中です

あなたも何かを学ぶときは、誰かに教えるつもりで、取り組んでみてくださいね。

「自分を超えるメンタルトレーニング」体験セッション
詳細は こちらから!
マインドコンディショニングBalloonvine

吉田 麻里