「なんでパンなの?」
「なぜパン教室をするの?」
私は、そのとき言葉に詰まってちゃんと答えられませんでした。
今でもきっと明確な答えは出てないなぁと思う。
私が伝えたいこと。
「自然なものを自然においしくいただく」
たとえば何かを加えて、、○○の風味を出している、など・・・
そういう食べ物をなるべく摂らないようにしたい。
食べ物は、生のものを自然の調味料で料理していただくのが一番だと思うんですね。
・腐らないように防腐剤をいれる
・硬くならないように添加物を加える
そういう自然じゃない状態のものをなるべく避けたい。
でも、それってパン教室じゃなくてもできる。
だから、「なんでパンなの?」って聞かれた時には答えられませんでした。
いい加減な答えでいうと・・・
「気がついたら、パンつくりが私のライフワークになっていた」
なんで?って突き詰められても、、、理由はない。
たまたまパンを作るのが好きだったけど、もしかしたらタイミングによってはケーキつくりにはまってお菓子教室してたかもしれないし、料理教室してたかもしれない。
でも、、、言い方悪いけど、たまたま気がついたらパンでした。
それから、ずっとこのことがひっかかっていて、、ずっと考えていたけど、
「なんでパンなの?」っていうのに答えは出なかったけど、
パンにしても
お菓子にしても
料理にしても
自分の食べるもの、自分でちゃんと選ぼう。
自分で選ぶには、まず自分で作ってみること。
っていう答えは出た気がする。
自分で作るとね、
「わ~、今まで買ってたけど、この材料でできてるんだ~」
「意外!?こんなとこにこれ入れるの?」
そんな発見がある。
そして、普通に食べてたものに「なんでそんなに日が持つの?」
「どうしたらこんな味になる?」っていう疑問もわいてくる。
今日は珍しく語ります

添加物大国といわれている日本。
先進国のどの国よりも「添加物への基準」が甘いらしい。
それって誰が作ったんだろう?
私、メーカーだけがそうしたんじゃないと思ってます。
売れないもの作るメーカーはない。
選んでくれる人がいるから作るんですよね。
ならば、選ぶ私たちがきちんと選ぶ基準をもって、食べ物を選べるようになったら、
その甘いといわれている添加物への基準は自然厳しくなるんじゃないかな。
売れなくなったら作る人もいなくなるんじゃないかな?
だから、「自分で食べるもの、自分でちゃんと選べるようになろう」
私が得意だったのが、個人的に好きだったのが、自分でパンを作ること。
これを通して、「自分で食べるものへの目」を伝えていきたいな。
これが私の究極の理想かもしれないな。
そうそう、これは私が一方的に伝えるものでもないの。
なぜなら、私もまだまだ未熟だから・・・・
「おいしいものを自然な状態でおいしくいただくこと」
その美味しさは、人工的なものでなくて自然にできたものでできていること
これをあなたと一緒に極めていきたいなぁ~~~

というと、すごーくかたく聞こえますが、要は

おいしいパン一緒に作ろうや

これが一番です。
今年も半分が過ぎました。
後半戦はより「あなたも私も作りやすい、楽しいパン作り」と突き詰めていきたいと思います

型なし!道具なし!パン作りナビゲーター 藤岡由夏


型なし!道具なし!パン作りお手軽スタートレッスン