足の事は少しお休みして、「健康」についてのお話を
少ししていきたいと思います。
厚生労働省が公表している「人口動態統計」を
ご覧になったことはありますか

そこには「出生数」「死亡数」「婚姻件数」「離婚件数」を
はじめ、様々なことが公表されています。
その中で今回は「死因」について取り上げたいと思います。
死因の第1位は「悪性新生物」つまり「がん」です。
全死亡率の28.5%ですので、およそ3人に1人が「がん」で
死亡していることになります。
第2位は「心疾患」・・・・・・・15.6%
第3位は「肺炎」・・・・・・・・・10.0%
第4位は「脳血管疾患」・・・9.9%
悪性新生物の部位別では、
【男性】
1位 気管、気管支及び肺
2位 胃
3位 大腸
4位 肝臓及び肝内胆管
5位 すい臓
【女性】
1位 大腸
2位 気管、気管支及び肺
3位 胃
4位 すい臓
5位 乳
となっています。
「胃」や「大腸」は罹患数が多いので、死亡数も多くなりますが、
「肺」は早期発見が難しかったり、予後が悪いなどの理由で
死亡率の上位になっています。
「沈黙の臓器」と言われる肝臓、胆のう、すい臓も自覚症状が
出た頃には非常に悪化している場合があります。
また女性の場合、罹患数は「乳」が一番ですが、自己検診に
より早期発見がしやすいため死亡率は5位にとどまって
います。
ご存知の方も多いと思いますが、このようにがんの予防
(がんによる死亡を防ぐ)には、早期発見、早期治療が
とても重要です。
また、「がん」、「心疾患」、「脳血管疾患」は、生活習慣
に起因する疾病と言われています。
生活習慣を見直して、健診を受ける。
まずそこから始めてみませんか
