名古屋~足と脚の自然療法ケアサロン@歩こ&歩こ -17ページ目
メタボリックシンドロームの予防・改善には
生活習慣の見直しが重要です。
運動習慣を徹底しましょう
内臓脂肪を減らすためには、日頃からからだを
動かす習慣を身につけましょう。
運動をすることによって、血糖や脂質がたくさん
消費され、内臓脂肪が減少しやすくなります。
生活習慣病の要因である、血糖値や脂質異常、
高血圧が改善され、予防につながります。
通勤で電車を使っているなら、ひと駅分歩きましょう。
近くのスーパーやコンビニに行くのに、ついつい
車を使ってしまう人、片道10分くらいなら歩きましょう。
好きな曲を聴きながら3曲分歩けば、約10分
歩けます。
わざわざ歩く時間が作れないなら、普段歩く時
少しスピードを上げて「はや歩き」にしてみませんか。
食生活を改善しましょう
食べ過ぎや食事抜きなどの乱れた食生活は
内臓脂肪をためる原因になります。
肥満を防ぐには
・バランスよく食べる
・食べ過ぎない
・夕食は軽めにする
・食事をする時間や食べ方に気をつける
・1日3食規則正しく食べる
など、基本的なことはもちろんのこと
厚生労働省や農林水産省の
「食事バランスガイド」を活用しましょう。
農林水産省の食事バランスガイドは こちら→
禁煙を実行しよう
タバコは健康に様々な悪影響を及ぼします。
がんだけでなく、動脈硬化を進行させ、脳卒中や
虚血性心疾患のリスクも高める喫煙。
メタボリックシンドロームを予防するためにも
禁煙を実行しましょう。
喫煙は健康だけでなく、美容にも影響します。
「スモーカーズフェイス(たばこ顔)」をご存知
でしょうか
特徴としては
・肌のハリがなくなり、しみ・くすみが目立つ
・眼の下のくま、色素沈着、目尻のシワ
・ほうれい線、口元のシワが増える
などの老化現象が、非喫煙者より5年以上早く
現れます。
ニコチンの影響で血流が減少し十分な栄養が
届けられないこと、また喫煙によって大量の
ビタミンCが消費されることなどが、原因として
考えられています。
「百害あって一利なし」といわれる喫煙です。
今は健康保険が適用されるニコチン代替療法も
あります。
周りの人のためにも、禁煙をはじめませんか。
10年後、20年後の自分のために、
そして愛する家族のために、
今一度生活習慣を見直し改善することが
大切です。
メタボリックシンドロームをご存知ですか
「メタボ」と略して言った方がわかりやすかも
しれませんね。
「メタボ」状態、実はとても危険なのです。
では、具体的にメタボリックシンドロームとは
どのような状態で、どのように危険なのでしょうか
メタボリックシンドロームとは
内臓脂肪型肥満に加えて、
高血糖、高血圧、脂質異常のうち、
いずれか2つ以上をあわせもった
状態のことです。
内臓脂肪型肥満とは
男性で腹囲85cm以上、
女性で腹囲90cm以上が
ひとつの目安とされています。
腹囲測定は、一番くびれているところ
ではなく、おへその位置を、立った姿勢で
軽く息を吐き出した状態で測ります。
内臓脂肪が過剰にたまっていると、
糖尿病や高血圧症、高脂血症といった
生活習慣病を併発しやすくなっています。
また、血圧や血糖値など
平均値よりやや高めという、
まだ病気とは診断されない予備群でも、
併発することで動脈硬化が
急速に進行します。
日本人の死因上位のうち、心臓病と脳卒中は
動脈硬化が要因となる病気です。
メタボリックシンドロームは、命にかかわる
病気を急速に招きます。
では、そんな危険なメタボを
予防・改善するには
どうしたらいいのでしょうか
内臓脂肪は皮下脂肪と比べて、
たまりやすく減りやすいという特徴
があります。内臓脂肪は、食べ過ぎや
不規則な食生活、運動不足など
生活習慣を改善することで減らす
ことができます。
厚生労働省が
「メタボリックシンドロームの予防・改善には」として
「1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ」
を掲げています。
次回は、運動と食事と禁煙についてまとめて
いきたいと思います。
興味のある方は、またお付き合いください。
「生活習慣病」
一昔前は「成人病」と言われていました。
脳卒中、がん、心臓病といった疾患は、加齢に伴って
その頻度が増える性質があるため、「成人病」と呼ばれて
いたのです。
しかし、食生活や運動などの生活習慣とこれらの疾患の
関係が明らかになり、生活習慣の改善である程度予防が
可能であることも分かってきました。
年をとったらやむを得ないというとらえ方がつきまとう
「成人病」。
それに対し「生活習慣病」は、健康的な生活習慣を確立
することにより、疾病の発症そのものを予防できるという
病気のとらえ方を示したものです。
例えば・・・
喫煙→肺がんや心臓病
動物性脂質の過剰摂取→大腸がん
肥満→糖尿病
などです。
原因を普段の生活の中で改善することにより、ある程度の
予防が可能になります。
つまり、不健康な生活習慣の積み重ねが重大な病気を
招くことになるのです。
不健康な生活習慣
運動不足・過食など
内臓脂肪型肥満
遺伝要因
ホルモン等の分泌異常・代謝異常
メタボリックシンドローム
高血糖・脂質異常・高血圧
血管がボロボロ・・・

脳卒中・心筋梗塞・糖尿病・動脈硬化

メタボリックシンドロームは、心筋梗塞や脳卒中の
危険度が30倍以上に跳ね上がると言われています。
適度な運動、健全な食生活によって予防する
ことができるメタボリックシンドローム。
次回はそのことに触れていきたいと思います。
興味のある方は、またお付き合いください。

