骨盤は1日、1ヶ月、1年という単位で開閉を繰り返して
いることをご存知でしょうか?
骨盤の開閉リズムと、交感神経・副交感神経には関連
があり、骨盤のゆがみ・姿勢の悪さは、このリズムに
大きな負担を与えます。

骨盤は朝起きたときが最も閉まっていて、少しずつ開き
続けます。そして、寝るときは開ききった状態になり、
就寝と同時に再び閉まりはじめ、閉じきった状態で
朝を迎えます。
【朝】骨盤が最も閉まっている

排尿・排便を感じて目が覚めます。
【午後】昼から夕方にかけて少しずつ開き続ける

( 交感神経・・・体が活動しているときに働く)
(副交感神経・・・休息している時、リラックス
している時に働く)
【夜】開ききった状態になることで眠くなる

ことで、深く質の良い睡眠が得られます。
そして、また朝に向かい閉まっていく骨盤は『排泄』
の準備を始めます。
骨盤の開閉リズムは1日の変化を司っているのです。

女性は毎月の月経周期に従い、骨盤も開閉を
繰り返しています。
月経が始まるときが最も骨盤が開き、老廃物が
スムーズに出やすくなります。体内の老廃物が
出ていくと、骨盤はゆっくり閉じていきます。
男性には月経はないものの、わずかな開閉リズム
があります。

骨盤には気温が上がるにつれて開き、寒くなるに
つれて閉じていくという自然のリズムがあります。
一年中エアコンの効いた室内で過ごしていると
骨盤もリズムが乱れやすくなってしまいます。

男性と女性では、骨盤の形状に差があります。
女性の骨盤は子宮がある分、男性の骨盤より大きく、
また出産に備えて横幅が広く全体的に浅いつくりに
なっています。
月経周期に合わせて開閉するうえ、骨盤を支える
筋力も男性より弱いことから、女性は男性より骨盤
がゆがみやすいといえます。
骨盤がゆがむと、それにつながる背骨もゆがんで
しまい、全身のバランスが崩れてしまいます。
ゆがみのない体のためには骨盤を正しい位置に
保つことも重要なのです。
※以上、成人病予防対策研究会発行
総務省認証・学術刊行物「ほすぴ」
(予防医学学術刊行物132号)より
一部抜粋したものです。
当サロンでは、脚のトリートメントに加え
骨盤の調整も行っています。
ゆがみは全身に悪影響を及ぼします。
ゆがみを改善して、元気で若々しい毎日を
過ごすために生活を見直すことも大切です。
