名古屋~足と脚の自然療法ケアサロン@歩こ&歩こ -10ページ目

名古屋~足と脚の自然療法ケアサロン@歩こ&歩こ

靴と歩行から足を見直して元気よく歩こう♪
それが自然療法フットケア


外反母趾のほとんどの人は
「大きめの靴」を履いているのでは
ないでしょうか



「大きい靴なら痛くない」というのが
理由でしょう。


「きつい靴は足に悪い」と思っている人が
たくさんいると思います。





靴を買うとき、試し履きをして少しきつかったら
ワンサイズ上に変更する。
「夕方になったら足がむくむから」
「長時間履いていると足が痛くなるから」
そんな理由があげられると思います。




ちょっと大きめの靴。
履いたときは、足を圧迫させることもなく
楽に感じるかもしれません。




でも、歩いた時はどうでしょうか




靴が大きければ、靴の中で足が
泳いでしまいます。
つまり不安定になってしまうのです。




足と一体化した靴は、足に自然に
ついてきます。
でも大きめの靴は、脱げないように
足が一生懸命頑張るのです。




その結果、歩くときに余分な筋肉を使う
ことになり足は疲れやすくなります。





靴の中で足が泳ぐということは、
歩くときにかかとが内側や外側に
倒れやすくなります。




すると体はバランスをとろうとします。
これが体のゆがみに繋がります。






また、靴が前後にゆるいと、足は靴の中で
滑ってしまいます。




そうすると、足は指を曲げて踏ん張って
滑らないようにします。
そうすると、靴を履いていなくても
指を曲げて立つようになります。



足先に余分な力が入り、足指が
正しく使われなくなります。





外反母趾の人は親指の付け根が痛いからと、
長さの大きい靴を選ぶ傾向にあります。
長さが大きくなった分、横幅も大きくなるので
痛みは軽減するかもしれませんが、
前すべりによる新たなトラブルを発症させて
しまうのです。




「痛いから」といって、「ゆとりのある靴」は
禁物です。



外反母趾がますます悪化するだけでなく
さまざまなトラブルを誘発することに
なりかねません。




靴はデザインと長さで決めるのではなく
もっとこだわりを持ってしっかり選びましょう。



外反母趾の外因的な原因として、

あしあと長年の歩き方のクセ

あしあと大きめの靴

が上げられます。




歩き方は個人差が非常に大きく、
特有の「クセ」があります。




外股の人、内股の人、
姿勢の良い人、悪い人
人それぞれですが、
この歩き方のクセによって、
足の特定の場所に痛みが
でることがあります。




歩くとき、足は直線的に前後のみに
動くのではなく、縦や横への動きも加わり、
前後左右、上下にゆれながら
歩いています。





横へ動くことによって、
足が内側や外側に傾くクセがあると、
バランスが悪くなり
足のトラブルを招きます。





また、外反母趾になってしまうと、
ますますバランスの悪い歩き方に
なってしまいます。





バランスが悪いと足の筋肉が
効率よく使えず、
血液循環が悪くなり、
冷えむくみに繋がります。




を踵側から見て、
内側や外側に傾いて変形している人は、
歩き方のバランスが悪くなっています。





歩き方のクセは、外反母趾だけでなく
偏平足、O脚、X脚などのトラブルと
密接に関係しているのです。


外反母趾とは、
足の親指が「く」の字に曲がった状態です。




外反母趾かどうかを測定するには
足型をとるとわかります。




足型をとる専用の器具もありますが、
コピー用紙などの紙の上に足を乗せ、
足型をなぞった簡易的なものでも
調べることは可能です。




足型をとったら、

親指の最も出っ張ったところと
親指の先を線で結ぶ

親指の最も出っ張ったところと
かかとを線で結ぶ

 2本の線の角度を測る
15度以上だと外反母趾の可能性あり

となります。





外反母趾になる要因として
内因的なものと外因的なものが
あります。




内因的なものとしては、

女性である
矢印 男性に比べ関節が柔らかく筋力が弱い

年齢(40歳以上)
矢印筋力が落ち、靭帯のゆるみが出てくる

遺伝的な要因(足指の骨格の形状など)
矢印 祖母から母へ、母から娘へと発症している
  ケースが多い
  



外因的なものとしては、
歩き方のクセ、合わない靴などが
上げられます。





外因的なことについては後日お話しするとして、
遺伝が少なからず関係していることには
びっくりですね。




今は全然気にしていない貴女も
おばあちゃんやおかあさんが
外反母趾なら、体質的に将来
発症する可能性があります。





内因的なことはどうすることもできないので、
今のうちに外因的な要素を取り除いて
おくことが大切です。