*これまでの経過*
2023年10月 左耳下にあった小さなしこり(痛みもなく何年も放置)が
急に大きくなる( 体感 5mm → 2cm )
2023年12月 耳下腺腫瘍と診断される
2024年3月 腫瘍の摘出手術を受ける(大きさは 4.5cm まで成長していた)
2024年4月 腫瘍の病理検査の結果、がん(腺房細胞がん)と判明
5月半ばに術後エコー検査を受けました。
(その時の様子はこちら
)
そのエコー検査から2週間、
結果がわかるまでの悶々とした日々は
最近のブログを見ていただければおわかりかと思います。
そしてようやく、結果が出ました。
その日は夫もついてきてくれました。
やはり精神的に不安定な私のことが心配だったようです。
私は白と黒、半々の気持ちでした。
晴れて自由の身(経過観察)か、
それとも再手術、あるいは抗がん剤、または放射線治療か・・
頭の中は希望と不安でグルグルしながら
待合室の椅子に腰掛けて自分の名前が呼ばれるのを待ちました。
聞こえの悪いお年寄りの患者さんが数人
H先生の診察室に入っては短時間で出てくるを繰り返した後、
おそらく私の前の順番だろうなという中年男性が入られましたが
なかなか出てくる気配がありません。
細かい内容までは聞き取れませんがH先生の一生懸命な声が漏れてきます。
どうやら今後の治療方針について話し合っているご様子。
「私もこんなふうに時間がかかるかもしれない」と不安がよぎります。
手術や治療を続けられる方を他人事とは思えず
なんだか暗い気分になってきました。
どうかあの男性の納得いく治療ができて成功しますように・・と
願いながら待ち続け、ようやく自分の番がまわってきました。
最悪の場合を想定して身構えつつ診察室に入ります。

