私の自宅は山の中にあり職場も同じエリア内、

食料は生協の宅配でほとんど調達できてしまうし

その他の買い物もだいたいネットで注文、

もともと出不精なのもあり

用事がない限り外出しない生活をしています。

 

そんな私が歯医者のために片道40分かけて町まで出ました。

せっかくだからどこかでランチしていこうか?

ウィンドウショッピングでも楽しもうか?

何か美味しいお菓子でも買って帰ろうか?

などと思ってはみたのですが、

車に乗りハンドルを握っても行きたいお店が思い浮かばず

結局さっさと帰ってきてしまいました。

 

あまりの欲のなさに、我ながらショックを受けました。

 

数年前まではこんな感じではなかったはず。

用事で出かけたついでに洋服や雑貨を見て回ったりしたし、

もっと若い頃には食べたいお菓子を買うためだけに

車を走らせることだってありました。

 

今はいろいろなことに対して

なんだかもういいかな、という感覚があります。

熱望や渇望、それを満たすための行動が面倒でもあります。

エネルギーの低下。

これが老いということ?

なんだかつまらない・・いや、そうでもないかも。

 

もうやりたいことはやった、満足だ、と思えるのは

それはそれで幸福なことだと思えます。

まだ50代だというのに老いぼれていると思われるかもしれないけれど、

欲が薄くなり低空飛行で安定した今の状態を

私自身は寂しくありつつも心地よく感じていたりします。

 

山の春は遅い

桜、まだ咲いていますよ

山肌には残雪、足元には膝掛け

薪ストーブはさすがにもう使っていませんけれど