耳下腺腫瘍の摘出手術と入院にかかる費用は

(3割負担で)20万円ほど(ネット調べ)ですが、

医療高額療養費制度を使えば補助が受けられ

一定額以上は支払わなくて済みます。

 

 

ただし、年齢、所得によって補助金額が異なるので

厚労省の資料を参考にご自分の場合を計算してみてくださいね。

(↑クリックすると資料のページが開きます)

 

 

計算例をひとつ記しておきます。

 

まず、耳下腺腫瘍の摘出手術を受けた場合、

このブログの一番上の赤字(3割負担で約20万円)から

費用の全額を70万円と推察して計算してみます。

 

患者が40歳で所得500万円だった場合

厚労省の資料(下の表)から適用区分は「ウ」になりますので、

 

 

計算式は 80,100円+(医療費700,000-267,000)×1% となり

計算すると、ひと月の上限額は 84,430円 となります。

これ以上の分は国が補助してくれる(つまり支払わなくて良い)ことになります。

 

もし受給者証を申請していなくて普通に3割負担で支払ったら20万円

受給者証を申請して補助を受けられれば8万5千円弱

この差は大きいですよね。

 

支払い時に受給者証の申請が間に合わず後から申請するとなると、
いったん3割負担で20万円を支払い
補助分が後から払い戻されるという形になります。
手続きには3〜4ヶ月かかるらしく、
お金が戻ってくるまで長期間待たなければなりません。
なので前もって受給者証を取得しておく方が
はじめから補助を受けた金額しか支払わなくて済むのでいいと思います。
 
ちなみにマイナ保険証を持っている方は受給者証の申請は必要なく、
マイナ保険証を提示して「限度額情報の提示」に同意するだけで
すぐに補助が適用されるので簡単ラクチンです。
 
私の場合はマイナ保険証は持っていませんので
受給者証を会社(正確には、私は夫の被扶養者なので夫の会社)を通して
申請して2週間ほどで受給者証を手にすることができました。
(そのあたりの記事はこちら下差し