小学校の校庭の隅に捨てられていた
生まれたての兄弟3匹を
娘のお友達が見つけて保護し
1匹ずつ里親さんが見つかって
最後に残って我が家に来ることになった猫息子
230g の小さな毛玉は本能に従って
哺乳瓶から必死にミルクを飲み
トイレもすぐ覚えました
太短い足をチョコマカと動かす様子が
愛らしく感じられると同時に
今まで見てきたたくさんの猫とは違う骨格に
この子の猫種はいったい何だろう?と
不思議に思っていました
大きな病気も怪我もなく
1年で見違えるほど大きく成長しました
1枚目と下の写真で
同じぬいぐるみと一緒に撮影しているので
その落差を比較して見てください
もともと長毛ですが
冬にはさらにグレードアップ
日本猫よりもひとまわり大きく
筋肉質でずっしり重い体(6kg弱!)と
耳先の毛(リンクスティップ)で
どうやらメインクーンの血が入っている
らしいとわかりました
大きくなるにつれ
野良猫と喧嘩することも増え
小さな引っかき傷をつけて帰ってきたり
大きな怪我で病院のお世話になったことも2回
( 足の咬傷とそのショックによる食欲不振)
( 額と肩に縫うほどの裂傷・・上の写真です)
それでも猫息子はたくましく
大自然に囲まれたこの地で
家と外とを行ったり来たりしながら
元気に生きています
家に居着いた雌猫が子猫を産んで
育っていく様子を見る機会は多かったですが
この猫息子のように母親がいない状態で
人間が親代わりになって育てたのは初めてで
思い入れもひとしおです
言葉は話せなくとも態度で
人間との意思疎通をしっかりおこない
どことなく人間臭い猫息子
あと何年一緒に居られるかな
できるだけ長く一緒にいたいな